凪のお暇3巻

凪のお暇3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪

空気を読んでばかりの日々をやめ、新生活を楽しむ大島凪28歳。
だけど無理やり連れて行かれた婚活パーティで元カレ・慎二に抱いていた本当の思いに気づき、凹んでしまって!?

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ここからはネタバレです!

3巻 あらすじ

他人に合わせてばかりの日々をやめ心地よい新生活を送っていた凪。
何かと優しい隣人・ゴンとの関係が深まるにつれて気持ちが揺らいで・・・?

ネタバレ13話|凪、回顧する

そもそも価値観が違った凪と慎二。

そう感じたのは一緒にいるようになって半年、あの日の水族館でした。

同じ方向に向かって力強く泳いで回るイワシの群れから一匹だけ外れたイワシがいました。

「頑張れ」と心配する凪と、「空気読めよなーウケる」と笑う慎二。

空気を読むのが上手で群れの中の先陣切って泳げるような慎二には、一匹だけはぐれたか弱いイワシの気持ちなんて分からないのです。

一体彼のどこが好きだったのか。

凪は一晩中考えてみるのですが、本当に一つも思い出せませんでした。

正直、彼が好きだったのではなく”営業部エースで出世頭でみんな大好きな我聞慎二くん”だったからでした。

なんで慎二にここまでとらわれてたのか。

決め手は、慎二の実家でした。

綺麗で少し天然な専業主婦のお母さんと、誠実で優しそうな公務員のお父さん。

モデルルームみたいな大きな家。

慎二の態度が完全によそ行きなところなど、正直違和感まみれでしたが、この波にうまいこと乗れば表面上は理想的なうちの一員になれると感じたのです。

ネタバレ14話|凪、自覚する

母からの着信を無視し続けていた凪ですが、ついに知らない番号からかかってきました。

周りの人間から固めてくる第2形態に入ったのです。

仕方なく電話に出る凪ですが、故郷の母からの電話は苦手でした。

母が望む通りの返答をしなくてはいけないからです。

そんな母が、いとこの結婚式で3ヶ月後東京へ来るというのです。

凪は焦ります。

今の状態を見られたら確実に北国に強制送還されるからです。

凪の様子を見て「キライなことを口に出して自覚すると楽になることはあると思う」と言うゴン。

自分は悪者にならないようにするとことか、家では標準語で話すとことか、外では良い人ぶるとことか、とにかく口やかましいとことか。

「キライ。」

今まで心の隅で思っていても口には出さなかったことでした。

しかしゴンのおかげで、凪はすっきりすることができました。

ネタバレ15話|凪、回す

ゴンさんて不思議だ。
物事を前向きに昇華してくれる力がある。

ゴンに何度か迫られても茶化してごまかしてきた凪ですが、ついに覚悟を決めます。

「今夜、お部屋に遊びに行っても良いですか!?」

自分を変えるために、自分の気持ちに正直になる凪。

ゴンといると楽しくて心地よい空気でいつも欲しい言葉をくれて・・・その夜凪はついにゴンと一線を越えてしまいます。

ネタバレ16話|凪、恋をする

あの日、勇気をふり絞ってゴンとの一線を越えてから、連日ゴンの部屋に通うように。

一緒にいるようになって気づいたことは、とにかくゴンは自由人だということでした。

凪は聞くことができませんでした。

私たちのこの関係は一体なんなんですかって。

今さら関係を聞くなんてとても勇気がいるのです。

凪は徹夜で読んだ少女漫画に影響され、まずは自分の気持ちをまっすぐゴンに伝えます。

「わ、私、ゴンさんのことが好きです。」

「うん。俺も凪ちゃん大好き!」

ゴンはそう言って部屋の合鍵を凪にくれました。

ゴンさんこれはもう私達そういう仲って認識で良いんですよね!?

彼女気分でさっそく部屋でご飯を作ってゴンの帰りを待つ凪。

しかし部屋に来たのはゴンではなく、ゴンの女友達のエリィでした。

「知らないとアレだから言っとくけど、あいつ誰にでも渡すからね部屋の鍵。老若男女問わずガバガバだから。約束すっぽかすとかデフォだし、まじクソだよあいつ。」

ネタバレ17話|凪、上がったり下がったり

凪はエリィを引き止めて、自分の知らないゴンの話を聞くことに。

ゴンはひたすらに”目の前にいる人に誠実”な人でした。

それはつまり”目の前にいない人には不誠実”だということなのです。

ゴンのいう「面白い」も「可愛い」も間に受けてはダメ。

しかし思わせぶりなことをして搾取してやろうという悪意もない天然のものでした。

そんなゴンにやられて横たわる老若男女の屍を称したゴンは「モーゼの海割り」という通り名がつくほど。

「用法用量守らなきゃダメ。依存したら終わりだよ。」

確かに凪は最近、ゴンに会えない時間の焦燥感がすごいのです。

エリィから話を聞いた凪は思考が奈落の底へズブズブとはまっていきます。

しかし会うと全てが溶けて幸せな気分になれるのです。

目の前にいる人に誠実ならそれで良くない?

ネタバレ18話|凪、メンタルがヘラる

貴重な日曜日。

大雨の中、片道1時間以上かけて凪に会いに行く慎二。

しかしチャイムを鳴らしても凪は出てきませんでした。

凪はゴンのイベントに行くようになってから昼夜逆転してしまっていました。

さらにゴンとの会えない不安な時間を消すために、耳栓をして一日中寝てやり過ごしていたのです。

慎二が凪の部屋の前でいると、偶然会ったゴンが待っている間慎二を家にあげてくれました。

凪との関係を心配している慎二の気持ちを察したゴンは「我聞くんが心配するような仲じゃないから安心して」と言うのですが、明らかに凪の髪の毛が布団にたくさん落ちています。

間違いなくあいつの毛だ。
ヤッてんだろこれ!

そして慎二はユニットバスに置いてある大量の化粧水を見て驚きます。

帰り道、慎二は凪をコンビニで目撃します。

凪は顔色悪くやつれておりコンビニで散財していました。

「どうせ奴に振り回されて自棄な生活送ってるんだろ!いいのかよ、おまえ以外に何人も女がいるような男で!!」

しかし凪はそれでも良いと思うほどゴンに依存をしていました。

4巻へ続く

感想

3巻は凪や慎二の家族の話、人たらしゴンの深淵、生活ネタも取り混ぜてテンポよくあっという間に読み終わりました。

面白いことには変わりないのですが、前巻のようなほんわかしたような内容ではなく凪にとっては辛い巻となっています。

今の状況は凪一人ではなかなか抜け出せないだろうなぁ。

個人的には慎二の行動に期待しています!

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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