クイーンズ・クオリティ6巻

クイーンズ・クオリティ6巻ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!

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前回、玖太郎と入ったムシ遣いのアタルの心間で”黒”の真実をつかんだ文は、新たに”鈍色の女王”を生み出し、玖太郎に支えられながらアタルを無事救出することができました。
文の自尊心だった”黒”は文と一つになり静かに消えていくのでした。

ここから6巻のネタバレです!

6巻|ネタバレ

旧白狐の隠れ里でもある聖地で修行できることになった文と玖太郎。

10年前の”白狐門の大病”で壊滅したのは「新白狐門」で、旧白狐は40年前に白狐門を追われた元本家筋なのです。

そして旧白狐は「白の女王」の事をおそらく何か知っている奴ら。

秘密主義の旧白狐のことはタカヤでも詳しくはわかりませんが、40年前の白狐の内部抗争で本家血筋の男子として殺されかけたタカヤと玖太郎の父親を託されてそのまま護り続けてくれる程度には、玄武と旧白狐の信頼関係は厚いものでした。

旧白狐、そんな存在があったなんて。
タカヤさまがそこの血筋なのも驚いたけど。

タカヤから話を聞き母のことを考えながら文が歩いていると、突然、旧白狐の者に襲われます。

玖太郎が守ってくれるのですが、弱点を突かれ動きを封じられてしまいます。

「私には君の弱点がわかる。そのままではまた守れませんよ。無様な姿だ。」

玖太郎をバカにする旧白狐にぶちキレた文は、力づくでそいつを投げ倒します。

こうして最悪の出会いで聖地での修行の旅が始まろうとしていました。

旧白狐本隊の隠れ里から来た伝令役の秋山を連れ堀北家へ。

「お二人の修行許可しましょう。多くの者が狙う幻の女王の逑(つれあい)が軟弱なままでは困る。」

玖太郎ばかりいじられていますが、文も修行をする気満々です。

「修行、頑張ったら私の生い立ちのこと、何か教えてもらえませんか?」

断片的な記憶しかない文ですが、わずかな記憶の中で死んだ母親は白狐の印の小刀を持っていました。

母は白狐の人間だと文は感じていました。

どうして母は死んだのか?
自分のせいなのか?
それとも白の女王のせいなのか?

文は真実を知りたがりますが、秋山はただの伝令係なので詳しいことはなんとも言えませんでした。

しかし修行の成果次第では新たに何か分かるかもしれないと言われ、文はいっそう聖地での修行にやる気を出します。

文、玖太郎、タカヤが席を外すと、先代は刀を秋山に向け怒りをぶつけます。

40年前も大病の時も白狐には大きな貸しがあるのに、今まで沈黙を続けてきた旧白狐に憤りを感じているのです。

しかし今一番恐れていることは、あの大病は始まりにすぎず、さらに絶望的な禍が文らを待っているのではないか、ということでした。

旧白狐は、その時を恐れ、その時のために備えて来たのです。

「せめて教えて頂戴、本当のことを。あなた方は文ちゃんがどういう出自なのか、あの子の母が誰なのか見込みはついているのかね?」

先代の質問に秋山は「はい」と返事をします。

おそらく文は白狐本家筋の一つ「西嶽」の、40年前の抗争で行方不明となったタカヤの姉の子。

つまり文はタカヤの姪だったのです!

修行へ出かける前日、先代は文に玖太郎の母の礼服につけていたボタンを髪飾りにしてプレゼントしてくれます。

「千年を紡ぐ玄武の魂が、文ちゃんに加護と祝福をもたらしますように。」

先代たちに見送られながら文と玖太郎は聖地へ。

タカヤは仕事の都合で後から来ることになり、不謹慎だけど旅行のようでワクワクする文。

二人きりだと思っていたのに、タカヤがアタルも呼んだようで3人で行くことに。

指示通り白狐から連絡が来るまで現地で観光を楽しんでいると、突然、文が白狐の使いものに攫われてしまいます。

「男のたちは自力で追ってらっしゃい。」

この時からすでに修行は始まっていたのです。

必死でついていく玖太郎とアタル。

途中、ツインテールの女の子が二人の前に現れます。

彼女が持っていた文の髪飾りを見て、仕方なく従い付いていくことに。

指示通り風呂で身を清めていると文の声が聞こえてきました。

罠を覚悟で声のする蔵の中へ入ると文が倒れていました。

アタルと玖太郎は述にかけられそのままツインテールの女に聖地へと連れて行かれます。

実は彼女が白狐宗主・西嶽サララ(そして文のいとこ)だったのです。

聖地とはウチガワの最深部にほど近い場所にありました。

「記憶の雨」が降り、「記憶の川」があり、そして「幽霊」が居る場所。

文、アタル、タカヤはサララに回収されるのですが、述のかからなかった玖太郎だけはどこにいるのか見つかりません。

早めに見つけなければ高度な人格を持つ強い幽霊にやられてしまうかもしれません。

探していると不思議な白猫が玖太郎の居場所を案内してくれるというのです。

その頃、玖太郎は自分の姿をした何者かと戦っていて!?

⇒7巻へ続く

感想

新章的な展開で始まった第6巻!

玖太郎と文はアタル、タカヤと共に聖地に修行へ。

玖太郎は自分の弱さを打ち倒すために、文は母のことを知るために奮闘します。

文の出自などが明かされ、どんどん面白くなってきました!

ヘビーな筈なのに、程よいギャグが重苦しくなりすぎずちょうど良いです。

アタルが良いキャラしてて、文や玖太郎との絡みが笑えます!

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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