クイーンズ・クオリティ5巻

クイーンズ・クオリティ5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!

ムシ遣いのアタルの心間に入った文と玖太郎。
アタルは文を”黒の女王”にさせようと罠を仕掛けてくるが、文は黒の女王の殺し方を悟り!?

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ここから5巻のネタバレです!

5巻|ネタバレ

悪意の塊に取り込まれた四方アタルの精神を救いだすには、文の中の肥大化した黒の女王を奪われる前に殺さなければなりません。

文は黒の女王を殺しに精神の奥へと入っていきます。

文が一つ目の黒い扉を開けようとした時、白の女王が現れます。

「女王の力が御入り用なら力を貸す」と話す白の女王ですが文はそれを断ります。

「下がりなさい。必要ない。あの子の始末は私がします」

黒の女王を殺しその力を自分のものとすれば”真の女王”になれると思っていた文ですが、白の女王には「力の一部を預かっているから完全な真にはなれない」と言われてしまいます。

「そうね精々”鈍色の女王”といったところかしら」

白の女王の言葉が気になりつつも文は扉の中へ。

そして黒の女王のいる2番目の黒い扉へと進みます。

「黒の女王、私がこの手であなたを殺す」

文は黒の女王がずっと自分を守ってくれていたと気づき存在を認めてあげます。

「黒の女王、あなたは私の感情だったの。あなたの本当の名前は”自尊心”」

ずるくて弱い文を守るために悪意になってしまったのです。

黒の女王は姿を変え文のそばへ。

「ごめんね。ずっと知らんぷりして。戻ってきてくれる?逃げないでちゃんと自分で戦うから力になってくれる?」

無事に黒の女王の悪意を殺し、文自身の元へ戻すことに成功します。

文はさらにその奥の扉に目を向けます。

その扉には文の”絶望”が入っていました。

「あなたがそこで待ってた意味を考えるよ。きっとまたすぐ来るから」

そして文は、アタルと戦っている玖太郎の元へ。

鈍色の女王の力を持って倒そうとするのですがいざという時に力が抜けて戦えなくなってしまいます。

アタルの悪意を元に戻そうとする文の考えが気に入らない白の女王が邪魔をしていたのです。

玖太郎は文が成そうとしている信念を支持し、体をはって白の女王の動きを止めようとします。

文はその間に力をつかいアタルの核を取り出すことができました。

そしてアタルの中に閉じ込められていた辛く悲しい記憶と想いを思いださせます。

アタルは約束をした記憶の中の少女が”ふみ”ではなく”るみ”だったことを思い出すことができました。

「この悪意だったものの本来の姿はあなたの悲しみと後悔と彼女への愛です」

悪意を元の本来の感情に還元し生かして救う。

これが文の鈍色の女王の奇跡の力なのです。

文は女王の力を使った代償として封印した記憶の欠片が蘇ります。

文がパニックに陥っている時、追い打ちをかけるように銀のうみへびが襲ってきました。

玖太郎は必死で文を守ろうとするのですが、白の女王にやられ立っているのもやっとの状態。

大ピンチの時、鉱一と睦が駆けつけ銀のうみへびを追い出し助けてくれます。

無事ウチガワから帰ってくることができた文たち。

ですが玖太郎はウチガワで傷つき心が弱って辛かった過去の夢でうなされます。

玖太郎に頼まれ寄り添い一緒に眠る文。

一緒に眠ったのは掃除屋としてのおつとめで2人はただの”つれあい”で師匠と弟子で。

玖太郎にも文にも邪な気持ちは一切ないのです。

少しもないのです・・・?

ある月夜の夜、玖太郎の部屋に黒の女王がお別れの挨拶にやってきます。

「文と一つになるの。玖太郎、私がいたこと覚えててくれる?好きよ玖太郎。文のことよろしくね」

黒の女王は文と一つになるため玖太郎の腕の中で消えていきます。

⇒6巻へ続く

感想

文は黒の女王を本来の感情に還元し一つの課題を乗り越えることができました。

今回は戦闘シーンが多く文も玖太郎もかっこよかったです!

2人の試練はまだまだ続くようで次巻からは新章に入ります♪

まだ5巻を読んでいない人はぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪( ´▽`)

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