マリーミー!10巻(本編完結巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
まずはこれまでのあらすじから・・・
ひょんなことから和歌の祖母・フミが秋保家に一時滞在することに!
実はフミは和歌と和歌の元夫・隆則を復縁させるために上京したのでした。
その勝手な行動に動揺する和歌でしたが、次第にフミの想いを理解し家族と向き合う大切さに改めて気づきます。
一方、陽茉梨と心はついに寝室を一緒に!
陽茉梨のそばにいられる時間が少しでも増えたことが嬉しい心。
賑やかな新婚生活に翻弄されつつも2人は幸せを紡いでいきます。
ではここから、急展開&感動の本編完結ネタバレです♪
87話|戻りたい時間
また知らない女の子が出て来る夢を見た陽茉梨。
少し怖がっている陽茉梨ですが、気分を変えて梅雨の晴れ間に洗濯物を干しています。
6月、真っ只中、もうすぐ心と結婚して1年になります。
つばめと一緒に梅村さんの新作の本を買いに出かけていると、春子さんに会います。
春子の大きくなったお腹を触って「かわいい」とつばめ。
「あたしも早く赤ちゃん欲しいなー!今日の夢で赤ちゃん出てこないかなぁ。」
陽茉梨はそんなつばめに「会ったことない人が夢に出てくるか」質問します。
会ったことない人も出てくるし、自分の未来の夢も見たりすると答えるつばめ。
陽茉梨が最近はいつも見ていた夢と違う夢を見ると話すと、つばめは不思議そうに陽茉梨に質問します。
「陽茉梨ちゃん、いつも同じ夢見てたの・・・?」
88話|どんな夢見ましたか?
「秋保さんは今日どんな夢を見ましたか?」
陽茉梨は、いつも同じ夢を見ている自分が変なのではないかと気にしているのです。
陽茉梨が毎日おばあちゃんとおじいちゃんが出てくる夢を見ていると聞いた心は、少し落ち込んでいました。
毎日なんて、やっぱり今でもあの頃が一番幸せだったということなのでしょう。
「どうすれば今が一番幸せって思ってもらえるんだろう・・・。」
その頃、陽茉梨は家で夢に出てきたお出玉を見つけます。
見覚えがあると思っていたら自分が遊んでいたお手玉だったのです。
(なぜ見知らぬお子さんが私のお手玉を・・・?)
陽茉梨が庭でひまわりに水をあげていると拓海たちがやってきます。
つばめから陽茉梨が夢のことで悩んでいると聞きやってきてくれたのです。
すぐ後、翔と百果も遊びに来てくれました。
わいわいと賑やかな中、陽茉梨は思います。
今夜目をつむったら一面のひまわりが夢に出てくる気がすると。
89話|一番楽しみ
桜谷航洋(26)週刊誌のフリー記者をやっています。
編集長に指示され、ニート保護法で結婚した夫婦の写真をパパラッチすることに。
(オレ・・・どこで道間違えたんだろう)
(本当は猫の写真を撮りながら世界中旅するのが夢だったのに)
一方、心は陽茉梨との間に子供が出来たかもしれないと落ち着きがない様子。
というのも昨夜、夢の中に出てくる女の子の話を陽茉梨としたからでした。
「楽しみな未来を夢に見れたのかもしれないし、いつかどこかで会える女の子なのかもしれません。」
陽茉梨がそう話すもんなので、子供がデキたのかもしれないとそわそわしているのです。
そんな中、陽茉梨が貧血で倒れてしまいます。
倒れる時、陽茉梨は思い出したくない過去を思い出してしまいます。
(捨てないで捨てないで捨てないで・・・)
90話|絶対そうだよ
陽茉梨が目を覚ますと心と拓海が心配していました。
ただの貧血だと2人を落ち着かせる陽茉梨ですが、生理が来ていないことに気が付きます。
陽茉梨はとても不安でした。
実の母親に捨てられた陽茉梨は、こんな自分が親になんてなれるのか、ちゃんと育てられるのかと、春子に相談をします。
春子は「陽茉梨ちゃんだけの子供じゃないよ、秋保くんと陽茉梨ちゃんの子供なの。陽茉梨ちゃんのお母さんだって陽茉梨ちゃんのこといらなくなったわけじゃないよ。色んな事情があったんだよ」と優しく抱きしめてくれます。
91話|嬉しい
陽茉梨はまず心に話をしてみることに。
一緒に病院へ行き、妊娠していることが発覚。
不安だった陽茉梨ですが、素直に嬉しくて涙をボロボロと溢します。
(わたしお母さんになれるんだ)
(きっと私がダメなお母さんでも何か違っても秋保さんがいれば皆がいてくれれば、叱ってくれる、直してくれる、一緒に笑ってくれる、手を取ってくれる)
(大丈夫だよ)
(あなたが産まれてくる世界は明るくてあたたかいよ)
そんな中、陽茉梨たちの良くない記事が週刊誌に書かれていて・・・。
92話|ムカつく
桜谷は週刊誌を持って陽茉梨の家を訪ねて謝ります。
桜谷は陽茉梨の写真を撮ったものの、陽茉梨の人の好さを感じとても記事にはできませんでした。
そんな桜谷に代わって先輩が勝手に記事を書いてしまったのでした。
最初は結婚相手のプライバシーのことなんて考えてなかったし、仕事のための婚姻の事実、それだけあればいいと本気で思っていた心。
しかし陽茉梨のことが大切な今、そんな考えは変わりました。
「陽茉梨さんの相手がもし自分じゃなかったらと思うとゾッとします。彼女に危害が加わる可能性は全てなくしておきたいんです。」
心が上司とそんな話をしている頃、陽茉梨は桜谷の持ってきた記事を読んでいました。
特に怒りもせず、むしろ文章力を褒めているほど。
その時、家の窓ガラスが記事を読んだ少年によって割られてしまいます。
世の中に記事が出回るということは、どこにも発散できないストレスの捌け口にされることだってあるのです。
少年を追いかける桜谷を追って行った陽茉梨は、歩道橋の階段から落ちてしまいます。
93話|普通の夫婦
梅村さんから陽茉梨が階段から落ちたと聞き、急いで病院へ向かった心。
しかし怪我をしたのは陽茉梨ではなく、とっさに庇ってくれた桜谷でした。
心は陽茉梨を守ってくれたことに対しお礼を言うのですが、桜谷は罪悪感でいっぱいでした。
桜谷から事情を聞いた心は、窓の外の綺麗な夕日を見ながら思います。
(晴れればいいのに、こんな風に)
(誰の中にも光が差せばいいのに)
正直、なにから手を付ければいいのか分かりませんが、一人でも多くの人に明るい未来が信じられるようにと願うのでした。
心は陽茉梨に、ニート保護法に基づく陽茉梨の被験者登録を抹消したことを伝えます。
「僕たちはこれから被験者夫婦じゃなくて、普通の夫婦になります。」
94話|結婚記念日
陽茉梨を心配して、しばらくお義母さんとお義祖母さんが泊りがけでお世話をしてくれることになりました。
心はただでさえ忙しいのに、これからまた色々なお仕事が始まるそうです。
陽茉梨が今回の件がきっかけで改めて気づいたのは、幸せだということでした。
この法律を本格的に実用化させるためには、まだまだ改善が必要ですが、誰かに手を差し伸べることはやめないで欲しいと陽茉梨は思います。
きっと窓ガラスを割った男の子は苦しい思いをしているはずです。
(明るい未来を夢見る事さえできなかった私みたいな子供が、一人でも減りますように)
日曜日、陽茉梨たちがゆっくり寝ているとおめかしをした拓海がやってきました。
「今日は陽茉梨と秋保の結婚式でしょ?」
2人ともすっかり忘れていましたが、今日は2人の結婚記念日。
みんながサプライズで2人の結婚式を計画してくれていたのです。
95話|みんな来たよー!
ボロボロと嬉し涙が止まらない陽茉梨。
手作りドレスと髪冠をつけ準備をしていると他の人も庭に集まってきました。
陽茉梨はそれを見てさらに涙が止まりません。
心の優しい手がずっと頭を撫でてくれていて、ありがとうと100万回言っても足りない気持ちです。
96話|ありがとう
梅村さんのところのとても可愛い男の子の赤ちゃんが産まれました。
陽茉梨の方は4カ月で只今食べ悪阻真っ最中。
それから色んなイベントを経て月日が流れ、ついに陽茉梨にも赤ちゃんが産まれます。
元気な女の子でした。
「陽茉梨さん、ほんとにありがとう・・・。」
小さかった赤ちゃんもすくすくと育ち今は家族三人川の字で眠っています。
(ほらね、知ってたんだよ)
(ここに産まれてくれば絶対幸せになれること)
完結
感想
最終巻はとても良いラストで感動しました。
私まで幸せに包まれている気持ちです。
ちゃんとお互いに向き合って、関係を築き、関わる人も大切にして暮らしている2人だからこその結果だったのだと思います。
ハッピーエンドの良い結末でした!
本編はここで完結ですが、その後を描いた11巻が同時発売されているようです。
11巻も無料で読むことができるので、気になる方はぜひ読んでみて下さいね(*^▽^*)