ハレ婚。19巻(最終巻)の結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
龍之介を自分だけのものにするため、伊達家崩壊を目論むまどか。
そんなまどかに龍之介は第三夫人として「もう一度僕と結婚するんだ」とプロポーズをします。
ショックを受けるまどかの前に現れた小春。
ついに真正面からまどかと小春がぶつかりあい・・・!?
一夫多妻制家族が迎えた衝撃の結末とは・・・?
では最終巻のネタバレです♪
19巻|ネタバレ
小春がこの場に来たのは、まどかから龍之介とのメールのやりとりのスクショが送られてきたからでした。
「相変わらず単純なのね。」
まどかは小春に対して敵対心バチバチです。
「どうして出て行かないの?子供がいるわけでもないし龍之介さんの仕事の役に立つわけでもない。迷惑をかけてる自覚は無いの?」
家事だってゆずがほとんどやっているし、麟だって小春が出ていきさえすれば普通の家庭で当たり前の生活を送れるのに、とまどかは言います。
「あなたさえいなければ。」
小春が伊達家にいる意味なんてなに一つないと言われた小春は、何も言い返すことができませんでした。
結局まどかは指輪を受け取らずその場から去っていきます。
しかしまどかが伊達家崩壊を諦めたわけではありませんでした。
麟が1人の時を狙い、DNAを採取しようとするのですが、麟にママと間違われ思いとどまります。
「間違ってるのは私の方ね・・・なにやってるんだろ私。」
涙を流すまどかのことが放っておけず、小春は2人で話をすることに。
「この前のあんたの言葉、グサッときててさぁー。あたしなんか伊達家にいる意味ないってやつ!ホント・・・。」
小春はある決意をしていました。
その夜小春は、ゆず、龍太郎の前で頭を下げ、指輪と離婚届を出します。
「勝手なのは重々分かってます。お店のために立て替えてくれた借金も何年かけてでも必ず返します。だから・・・どうか許して下さい。」
まどかのことで龍之介を許せなくなったのがきっかけではありますが、もっと根本的に自分にはハレ婚は向いてないと理由を話す小春。
しかし本当の理由は、自分がいない方が将来龍之介やゆずや麟の為になるから。
龍之介、ゆずは決して認めてくれませんでしたが、小春の決意は固く泣く泣く伊達家から出ていくことになります。
「ゆずと麟のこと・・・お願いね。幸せにしてあげてね。それからまどかのことも助けてあげて。」
小春が伊達家を出て2カ月がたちます。
一夫多妻制のハレ婚制度は廃止が決定。
小春は借金返済の為、バイトを掛け持ちして東京の四畳半で1人暮らしをしています。
龍之介はいらないと言っていますが、これは小春なりのケジメであり目標で支えでした。
そんな中、バイト先の焼き肉屋にゆずとまどかがやってきます。
ゆずの計らいで麟には「小春は今マグロ漁船に乗ってる」ことになっているそう。
龍之介は最近ようやく元気を取り戻してきたところだと近況を聞きます。
フラフラの小春を見て心配をするゆず。
ただの風邪だと思っていた小春ですが、今思えば生理が来ていません。
ゆずたちに背中を押され検査をしてみることに。
「もしデキてたらあたしどーすりゃいいの・・・。」
もしものことを考えると不安で不安でどうしもうもない小春。
そんな小春にゆずは「離婚してようが、妊娠してようが小春の味方!」だと心強い言葉をかけてくれます。
それはまどかも同じ気持ちでした。
「・・・あなたがもし龍之介さんの子を身籠っているなら私は苦しい。でも龍之介さんの祈りがあの時神に届いたのだというならこんなに尊いことはないわ。祝福します。」
2人に見守られながらした検査の結果は・・・。
ゆず、まどかと一緒に久しぶりに伊達家へと戻った小春。
小春は赤ちゃんの写っているエコー写真を龍之介に見せます。
「今朝病院行ってきたの。あたし妊娠してるんだって。」
一晩よく考え、ゆずとまどかにも相談して、実際に赤ちゃんの心音を聴いたらとても嬉しくて。
「早く龍に伝えたくなって来ちゃった。喜んでくれる・・・?」
龍之介は涙を流しながら小春を抱きしめます。
まどかも第二夫人として伊達家に戻ることになり、みんなで子育てをすることに。
ハレ婚制度はなくなっても、いくらでもやりようはあります。
紙切れなんかなくてもその気があれば出来るのです。
完結
感想
このハレ婚制度にどう決着をつけるのか、結末がとても気になっていました!
伊達家崩壊を策謀するまどか、家族みんなを幸せにすることを諦めない龍之介、自分の立場が複雑な心境の小春、そして廃止してしまったハレ婚制度。
色々ありましたが、彼らの関係性がむしろ家族の一員としての在り方にシフトしつつあったことや、小春の転機もあって何とかうまく落としどころを見いだせた結末には納得感がありました。
後半は女3人の友情に好感が持て、こんな家族の在り方もありかな、と思えるようなラストでした。
龍之介の魅力は正直最後まで分かりませんでしたが、嫁3人がいいキャラしていて目の保養となりました♪
ネタバレでは省略している部分も多いので、ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね(*^▽^*)