漫画、ホリデイラブ~夫婦間恋愛~の最終巻8巻が発売されたので今回は結末までのネタバレを紹介したいと思います。
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92話から最終回|ネタバレ
杏寿を含めた当事者たちがレイカのスナックに集まります。
事の真相を徹底的に追及するつもりのようで、一歩も引き下がらない杏寿。
ブログを作ったのは二人だ、法的手段を取り慰謝料をとるつもりだと強気に攻めます。
これに援護射撃を撃ったのはタケルでした。
訴えられたら誰が作ったのかは明白、傷口が広がる前に解決しよう。そう促され、レイカは自分がサイトの管理者だと白状します。
ブログを削除し、保存していた写真も全て消去。
広がる前に食い止められたことに杏寿は安堵します。
そして醜い責任の擦り付けあいが始まりました。
レイカは全て里奈に頼まれてやったことだと言い出し、さらに里奈の旦那に連絡し、今すぐ連れて帰ってと言います。
30分後、理奈の旦那、ワタルが到着したことで不倫に関わっていた全員が集合します。
タケルはすでに腹をくくっているようで全ての真相を話し始めます。
自分の行動は全て仕組まれたもので、里奈が純平を奪い取る為にやったものだと。
彼には経営しているバーをオープンさせたときにレイカに借りがありました。
怒鳴り込んできたヤクザから彼女がタケルを守ったのです。その時に一生残る傷も腕に負ってしまい。それを引きに出されると断るに断ず、協力することになったのでした。
レイカが杏寿のSNSを常時チェックしていたので、その情報を全て暗記し彼女と馬が合う男を演出します。
偶然を装い会った時も全てSNSから仕入れた情報でした。
更に、杏寿が一線を越えそうになった時も、里奈がタイミングを支持して杏寿が弱ってる時に連絡させ、なびかせるという非道なモノでした。
真相を全て知った杏寿は怒りが沸き上がってきます。
ですがそんな彼女より、頭に来ていたのは里奈の夫、井筒でした。
「これで何の迷いもなく離婚届を提出できる。」
金輪際、子供に会うことも許さない。と里奈は住む家もお金も子供も一瞬で全てを失ってしまいます。
「お前に楽しむ人生なんか一生味合わせない。死ぬまで地獄で苦しめ」
そんな二人に”待った”をかけたのは杏寿でした。
パートナーに裏切られて辛いのは分かる。けどそうなったことに自分はなんの責任も無かったのか?そう問いかけます。
井筒は杏寿に「僕も変わらないといけない」と漏らしていたこともあり、一瞬思いとどまります。
ですが裏切られたことは許せないようで捨て台詞を吐き帰っていったのでした。
里奈に少し同情はしたものの、3人がやったことにはきっちりとケジメを付けてもらうつもりのようで杏寿は合計100万円の慰謝料を請求します。
しかし、金輪際、純平や会社から手を引くと言うなら、前回の浮気の慰謝料請求と合わせて200万をチャラにしても良いと言います。
彼女は何か仕返しを考えていたようで、苦虫を噛み潰したような顔をしていましたが200万もの大金を払える筈も無く、渋々それを了承します。
その約束を書面に残し、やっと全て終わったのでした。
純平は改めて杏寿の大切さを認識し、もう二度と彼女を離さないと決意するのでした。
それからは全てが順調に回り、いよいよ岐阜での仕事も今週で終わりです。
今日は送別会らしく、皆が盛大に祝ってくれました。
会社では実家の母親の介護をする。という理由になっていて、後ろめたい気持ちもありながらもそれを隠し通します。
ですがそれが崩れ去ったのは送別会での最後のことでした。
みんながメッセージを残したビデオレター。それは里奈が作ってくれたモノでした。
その最後に登場したのは、純平の母親。畑仕事をしている姿で元気そのもの。介護は必要そうには誰の目から見ても感じません。
誤魔化しきれない状況、全てを説明した純平は今まで築いてきた信頼を一瞬にして失ってしまうのでした。
結局、会社には居られなくなってしまった純平。
ですが、今はそんな彼を支える本当の家族が居ます。
必至に就職活動をしたおかげもあり、再就職が決まり、久しぶりに二人っきりで旅行に行くことにします。
温泉旅館でゆっくりしてまるで、昔の恋人時代に戻ったかのような二人。
自然と相手を大切にしたいとという思いが溢れてきます。
いつまでたっても、夫婦は一人の男と女。それがずっと愛し続けていくのに一番大切なことなのかもしれないですね。