凪のお暇5巻無料

凪のお暇5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、隣人・ゴンとのぐずぐずな関係に自分を見失いかけていた凪ですが、なんとか復活しゴン依存を脱出できました。
一方、元カレ・慎二にも新たな出会いが・・・?

では5巻のネタバレです!

25話|凪、漬ける

実家のぬか床のカビてしまった上の部分を取り除いて、延命を念じて連日必死にかき混ぜる凪。

そうして漬けたきゅうりの味が美味しくて心底ホッとしますが、 秒で我に帰ります。

(あ、私まだこうやって全然たやすく引っ張られちゃうんだ実家に)

せっかくうらら母に言われた言葉に感銘を受けて、自分の力で海に行けて何かが拓けた気がしたのに、実家の驚きの吸引力に気づかされ落ち込みます。

そんな凪をうらら母はドライブに誘います。

仕事用のワゴン車で少し走り、景色も和やかで人も少ない穴場まで来た3人。

そこでうらら母は凪に運転を変わります。

指導してもらいながらゆっくり車を走らせる凪。

(どうしよう、いつもと使う脳が全然違う)
(すごい楽しい)

徒歩でしか行けない所があるように、自転車でしか行けない所もあるし、もちろん車でしいか行けない所もあります。

自分の運転でどこかへ行っているとこを想像しぶわっと胸が沸く凪。

帰り道、凪はスーパーで熟成済みのぬか漬けパックを購入。

(とにかく思いのままに私だけのやり方で新世界を作る!)
(この新たなるぬかで!!)

凪は来たる母上京のその日に向け、決戦に備える覚悟を決めます。

その時、凪の携帯に以前お世話になったスナックバブルの定員から電話がかかってきます。

ボーイの子が急に辞めてしまい人手不足なので、次の子が入るまでの繋ぎでいいから手伝って欲しいと言うのです。

凪は「でも」の羅列をなぎ倒し、働いてみることになります。

26話|凪、投げる

スナックバブルのボーイ代打として働くことになった凪。

開店前の店内掃除、買い出し、補充を済ませると、開店と同時にスタッフのロンとジェーンが同伴出勤してきます。

凪が迷い込んだ時はたまたまお客さんがいなかっただけで、スナックバブルは連日賑わっていました。

見事なのはスタッフ2人の接客のバランスです。

キュートなボケ炸裂で愛されキャラのロンさん。
さりげないボディタッチにみんなメロメロ。

セクシーなルックスなのにサバサバの関西弁でノリのいいジェーンさん。
そのギャップにみんなクラクラ。

加えて2人ともお喋り上手なので、流行るわけです。

(なのに私ときたら・・・)

裏方のボーイとして雇われたといっても間くらいは持たせたいと思う凪ですが、全然会話が続きません。

もっと喋り上手になりたいと奮闘する凪。

(一緒にいると楽しいって思ってもらえるような)
(例えばロンさんみたく、例えばジェーンさんみたく)

(例えば・・・)

凪が頭に思い浮かんだのは慎二でした。

凪がトーク力に悩んでいると、ママに「人に興味ないのかと思ってたよ」と図星をつかれてしまいます。

こうなるまで自分の事をわりと聞き上手な方だと思っていた凪。

しかしよく思い返すと、他の誰かが常に場を回してくれていて凪は相槌打っていただけだったのです。

慎二とずっと2人でもそれに気づかなかったのは、慎二がたえまなく話題を振ってくれていたから。

(そう考えるとあの人すごいんだな、やっぱり)
(認めたくないけど)

凪は自分に狂気を持ってもらう前に、自分が相手に対して興味を持ってみることに。

すると不思議なことに会話は弾み、悩みを解決することができました。

凪は自分のダメなところに気づかせてくれたママにお礼を言います。

「雑用だけじゃなくもっと色々頑張ります!」

雑用”だけ”だと言う凪ですが、その雑用を凪は完璧にこなしてくれていました。

凪は自分には難なくできることが、自分以外には難ありなことかもしれないことに気付いてないのです。

27話|凪、自覚する

スナックバブルに来るのは基本的には良いお客さんなのですが、凪には実はちょっと苦手なお客さんもいました。

桃園さんという3人組の新規のお客さんです。

お金払いは悪くないのでママは気に入っている様子ですが、とにかく凪へのいじりがすごいのです。

そして話すことは職場の人の悪口ばっかり。

しかも笑った時の目じりや八重歯がどっかの誰かを彷彿させます。

会話の内容から察するに営業職。

慎二と被る凪ですが、慎二がこんな風に職場の人の悪口言っているのは一度も見たことがありませんでした。

桃園たちが来るたびに、なんともいえないざらつきを感じる凪。

理由は人を見下すことで笑いを取ろうとするとこが透けて見えるからでした。

ある時、桃園たちに「空気読んでよー」と言われる凪ですが、びっくりするぐらい心が凪いでいました。

桃園達にそんなこと言われてもちっとも響かないのです。

(これがもし、もしも)
(そうだ、あの時もあの時もあの時もそうだ)

いつだって凪を揺さぶるのは、慎二に言われた言葉ばかりなのです。

(なんでだろう、あれ?それってもしかして私が慎二のこと・・・)

その時、お店に慎二がやってきます。

28話|凪、告る

慎二の取引先の重役がスナックバブルの常連客(タロちゃん)だったのです。

「他人の空似であってくれ!」と願う凪と慎二ですが、空似るルートは秒でクラッシュされます。

タロちゃんに紹介される2人ですが、初めましてのテイで接することに。

トイレで2人きりになった2人。

「マジでここで何してんの、お前。シンプルライフ新章突入ってか。」

慎二は頑なに向いてないからやめろと言います。

反論する凪ですが、慎二には全て見透かされていました。

「こういう店って吹き溜まりをぶちまける場所でもあんだよ。だからお前には無理。潔癖すぎるもんな、自分にも人にも。」

思い当たる節があった凪は顔を真っ赤にさせます。

席に戻る慎二ですが、凪のことが気になって気になって目の前のことに集中できません。

そこで慎二はうまいこと悪口ばかり話す桃園達と相席に持ち込みます。

慎二のおかげで桃園の意外な一面を知ることが出来た凪。

凪はトイレで席を立った慎二を追いかけ、喉を傷めている慎二にのど飴を渡します。

「慎二の言う通りだった、ごめん。私上からで何様だった。」

「ここで働かせてもらってからよく慎二のこと思い出すんだ。こんな時慎二ならどうするかなとか、とりとめもないこと。お暇中色々かえりみるきっかけを慎二の言葉からももらってるなとか。」

「それで自分の気持ちに気付いたの。私慎二のこと心の底から本当はずっと、ずっと・・・。」

「どこか尊敬してたんだなって。」

慎二は唐突に凪のおっぱいを鷲掴みにします。

「いやなんかすっげぇムカついて。」

29話|凪、女子会する

さきの件で凪がフリーズした直後、慎二はタロちゃんに連れられ店を去っていきました。

脳内をリフレインする「最低」の2文字。

なんとか業務をこなし、やっと閉店時刻です。

ロンとジェーンに左右をホールドされ、凪の家で女子会をすることに。

突然のことで凪の家には何もなく、あたふたする凪ですが、2人は気にしていませんでした。

3人で即席人呼応こたつに入り、ママに貰った焼酎を飲み語ります。

2人のプライベート話を聞きなんだか距離が近づいたみたいで嬉しい凪。

それに複数の女子に初めて自分を肯定してもらい思わず涙が溢れます。

凪が知っている宅飲み女子会は、殺伐としててただただ疲れるだけの会だったからです。

即席こたつで飲むお酒、おいしいおつまみ、凪はこの夜の事をずっと忘れないでしょう。

30話|4凪、露知らず

出勤前に朝ドラを鑑賞していて円は今日も思います。

(朝ドラのヒロインは本当にすごい)
(月、火、水、木、金、土、一週間通して生きてることを世界に許されててすごい)

(こんなにかわいい顔をしてるのに)

市川円(25)営業職、この度大阪から東京に転勤になりました。

新しい職場は今のところは平穏です。

(ここでは絶対今までみたくならないように頑張るぞ!慎重に慎重に)

なのに油断をしてしまい部長に頭ポンポンされてしまいます。

(私のバカバカバカバカ!完全に油断してたよどうしよおおお)

さらに部長の余計な一言で女子社員はピリピリモード。

そんな空気を変えてくれたのは慎二でした。

慎二のおかげでその場は収まるのですが、ホッとしたのも束の間、結局可愛すぎる円は女子社員の反感をかってしまいます。

円には”空気クラッシャー”というあだ名がありました。

小さい頃から円が属したコミュニティは空気が悪くなって必ず壊れてしまうのです。

男の人も女の人もみんなどんどんギスギスして、ある日突然どっかーんと。

前の職場でもそうでした。

みんな口を揃えて「あんたが悪い。可愛いのに思わせぶりな八方美人だから」と円を責めるのです。

だから月、火、水、木、金、土、ただ空気を吸って吐いて生きているのです。

(今度のコミュニティは絶対壊さないように、慎重に)
(そしてとにかく仕事!仕事を頑張ろう!)

しかし契約を取っても「顔がいいから」と言われ実力を認めて貰えないことがほとんどでした。

落ち込む円ですが、慎二だけは違いました。

慎二だけはしょうもない悪口など言わず、実力を認めてくれていたのです。

2人で外回りの時、円は冷や汗をかきながら聞いてみます。

「あのう我聞さん。どこに行っても思わせぶりで八方美人って呼ばれる人のことってど、どう思われますか・・・?」

すると慎二からは「八方ブスより良くね?」と返ってきました。

円が真二に恋をした瞬間でした。

6巻へ続く

感想

「やらない理由を”でも”で羅列してやり過ごす」という言葉が胸に刺さりました。

自分もそういうとこあるな~と。

本当にこの漫画は色々考えさせられます。

今巻は前回、凪ちゃんが迷い込んだスナックの人達が再度登場します。

ママもスタッフの2人もキャラが良くて好き。

そして良い人たちなので心が和む!

30話は慎二のタイプの女子・円視点のお話ですが、可愛い子は可愛い子で苦労することもあるよなと思った。

可愛いだけでうまくいくほど世間は優しくないんだなぁ。

最初はクソだと思っていた慎二ですが、今はモテるの分かるわ(*´Д`)

自分を肯定してくれる人って大事よね。

漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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