あせとせっけん11巻(91話~最終話)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
汗っかきがコンプレックスのOL・八重島麻子は、同じ会社に勤める超絶嗅覚の持ち主・名取香太郎と社内結婚!
結婚式を目前に控えてドレスや指輪など順調に準備は進行中。
しかし思わぬ落とし穴が麻子を襲う!?
あせとせっけん|91話ネタバレ
結婚式でドレスを着るにあたり、ブライダルインナーを購入してきた麻子。
ブライダルインナーは補正下着であり見せる為の下着ではないと麻子は躊躇いますが、名取はどうしても来ている麻子が見たい様子。
名取がこれほどまで興味津々な理由は、ブライダルインナーとは何か?という知的好奇心と、花嫁専用下着というワードが頭から離れないのと、なんといっても一番の理由はその姿も嗅いでみたいということ。
インナー姿を見せること自体はそれほど抵抗がない麻子。
躊躇う理由はガーターがついていることでした。
フレアパンツを下に履いてなんとかガーターを隠すことが出来た麻子。
まじまじと見ようとする名取に「式当日に着る大切な下着だから汚さず綺麗にとっておきたいんです!」と言い別の部屋へと逃げます。
ガーターはさすがに見せる勇気が出ないのです。
しかしそんなことなど知らない名取は麻子の言葉がひっかかっていました。
名取のモヤモヤした気持ちを聞いた麻子は、もしガーターが引き金にエッチな雰囲気になったとしても名取なら綺麗に脱がせてきちんと畳んでくれそうだと想像します。
「汚さず」と言ったのは汗をかきたくなかったから、避けてしまったのはまだ少し恥ずかしかったからだと説明し謝ります。
二人は仲直りし、後日ガーターも見せたのですが、やはり刺激が強かったようです。
あせとせっけん|92話ネタバレ
12月、ゲストの住所もほぼ出揃い、招待状のデザインも決めてあとは発注するだけの状態に。
リストを見ながらみつきの返信がまだ来ていないことに気付きます。
返信期限を過ぎていたので、麻子はもう一度ラインを送ってみることに。
するとみつきから電話がかかってきました。
子供と旦那のことを気遣っていた麻子ですが、みつきの返事はなんと「OK」。
別居中、旦那や親に息子を長時間預ける日が増えて、息子が誰かに面倒見て貰っている姿を見ていたらもっと手を抜いていいかもと思ったみつき。
気付けば「別居する方がめんどくさい」と思えるようになり、今はもう元の家に戻って一緒に暮らしているのです。
みつきの近況を聞いた麻子はホッと一安心。
後日、出揃った招待客リストをプランナーさんに提出します。
打ち合わせの時に持ち込みには料金が発生すると知る二人ですが、引き出物は自社製品にしたいし、ブーケはヘンリックに頼みたいと思っていました。
ヘンリックは2人へのお詫びと祝福を込めとびきりのブーケをプレゼントすると言ってくれます。
あせとせっけん|93話ネタバレ
結婚後、初めてのクリスマスは年末業務の忙しさと、土日は結婚式の準備に追われていたので特別なお出かけはせず、年賀状と結婚式の招待状を準備しながら2人で小さなケーキを1つずつ買って食べました。
そして年末は名取の実家へ。
実家で少しゆっくりした後は、名取の安全過ぎる運転で伯父さんの家へ。
伯父さんの家にいとこの響介家族もいました。
みんなに挨拶した後は、おじいちゃんの仏壇にも報告します。
仏壇がある部屋にはたくさんのお茶の品評会の賞状が飾られてありました。
おじいちゃんの代から親子三代、ずっと貰っているものです。
初めて実家に挨拶に来た時とはまた違った気持ちになった麻子。
帰り道、名取はおじいちゃんが亡くなった時の話をしてくれます。
名取が大学生の頃、祖父が亡くなりこれから茶園をどうしていくかという話になりました。
父と伯父さんが共同経営している状態で、伯父さんからは香太郎と響介二人とも継いで欲しいと言われていたのです。
父は香太郎がもうインターンなどをやっていることを知っていたので、継がせる気はないと言っていましたが、更に後押ししてくれたのは響介でした。
響介のおかげで伯父さんも納得し、名取はリリアドロップに就職できたのです。
茶園も大事にしたくて悩んでいた名取にとって「いざという時のアドバイザーになってもらおう」と言う響介の言葉はすごくありがたいものでした。
以来名取が茶園で関わったのは、茶葉を使った焼き菓子セットを作る時のパッケージデザイナーを紹介したり、オンラインショップの開設を手配したくらい。
それでも名取はこれからもそうやって少しずつでも実家の手助けができればいいと思っていました。
話を聞いた麻子は、内緒話を聞けたようでじんとするのでした。
あせとせっけん|94話ネタバレ
お正月は八重島家へ帰省しました。
父は早くも招待客とどういう間柄なのか詳細な説明をつけたリストが欲しいとそわそわしています。
実際、ゆっくりできたのはお正月まで。
地獄の2月が始まってからは日々が怒涛の如く過ぎていくのです。
麻子の所属する経理部にとって最も忙しい時期がやってきました。
結婚式を3月末にやると決めた時点で覚悟はしていた麻子ですが、平日の忙しさに加え土日も結婚式の準備で手いっぱい。
うまく疲れが取れず元気のない麻子を見た名取は、麻子が少しでもストレス発散できるようにと何かを提案します。
名取と抱き合っていると疲れているはずなのに、ムラムラしてきて・・・。
今年の繁忙期は名取のおかげでうまく発散し乗り越えることができます。
式まで残り1ヶ月。
あせとせっけん|95話ネタバレ
式もいよいよ目前に迫り、式の前日は退社時刻を合わせて2人で式場に事前搬入へ行きました。
いざ前日になってみると思ったより緊張がない麻子。
楽しみな気持ちの方がずっと大きいのです。
持ち物の準備をしていると、ブライダルエステのクーポンが目に入ります。
麻子は今になり自分磨きの為にエステなどの類に一度も行っていないことに気が付きます。
問題なのは肌自体のケアではなく、背中の毛です。
明日着る予定のドレスは背中が少し開いていてムダ毛処理は必須。
自分で剃るにはリスクが高すぎる為、麻子は恥ずかしがりながらも名取にお願いします。
名取にとってはまさに役得。
こうして綺麗に背中のうぶ毛を剃ることができます。
お礼に一緒にお風呂に入ることに。
名取念願の自宅混浴も叶い、翌朝二人は仲良く式場へと向かうのでした。
あせとせっけん|96話ネタバレ
ぞろぞろと招待客が集まる中、親族控え室では名取の母・奏が二人の様子を想像し涙を流します。
嬉しい気持ちでいっぱいなのですが、どうしても次にまばたきをして目を開いた時には皆の姿がちゃんと見れるんじゃないかと思ってしまうのです。
大事な晴れ姿を汚したら大変だと遠慮する母のことを、名取と麻子はいつものように抱きしめます。
キラキラのビーズのアクセサリー、ノースリーブの綺麗なドレス、そして大事な人たちに囲まれ、無事に幸せな結婚式を挙げることができます。
あせとせっけん|最終話ネタバレ
式が終わり二人は一旦新郎新婦控室へ。
いつもお世話になっている人、何度も相談に乗ってもらった人、久しぶりに会えた友達、支えてくれた家族、忙しい中今日の為に集まってくれた人たち皆に感謝を返すため二人は披露宴会場へ。
リリアドロップ社長の主賓挨拶が終わり、続いて新婦上司である経理部の大蔵部長が乾杯の音頭をとってくれます。
お色直しで中座するときのエスコートでは弟・佳太を指名する麻子。
名取は同期の涼村と立石を指名し賑やかに中座します。
立石から元カノと復縁したとめでたい報告を受けつつ、お色直しでは着物を着て再び披露宴会場へ。
二人は名取の実家の茶葉を使用したお茶漬けビュッフェを振る舞います。
そして最後は新婦から家族への感謝の手紙が読まれました。
両親への感謝を伝えた後、麻子は名取にも感謝の気持ちを伝えます。
これからもずっと。
完結
あせとせっけん|11巻感想
家族の大切さ、温かさが伝わりじんわりと幸せな気持ちになった最終巻でした。
メインの二人はもちろんですが、周りの人達も本当に温かくていい人ばかり。
結婚式ではみんなの人柄に感動し涙が止まりませんでした。
本編の他その後の二人も描かれていて、二人の妊娠、出産、子育ての様子が見れてすごく満足です!(もちろんこちらも号泣)
子供もすっかり匂いフェチになってて、顔は麻子さんそっくりだしむちゃくちゃ可愛い。
おすすめの漫画なのでぜひ読んでみてくださいね♪