たとえ灰になってもの3巻ネタバレあらすじです。
その前にマンガ版を読んでみたい!という人は3巻を丸ごと1冊無料で読む方法も紹介しているのでこちらを参考にしてみて下さい。
では早速書いていきます。
3巻ネタバレ|新ゲームは命がけの鬼ごっこ!?
天使から本選の説明を受ける。全部で3回戦あり全てのゲームを勝ち抜いたものが生還出来るというものなのだが決勝へと進むにつれ参加者は数を減らしていく。
そして生還出来るのはたったの2人
過酷な条件を突き付けられた予選突破者たちは終わらない惨劇に嘆く、そして中には天使に一矢報いようと考える者もいた。
一日休みを挟んだ翌日、新しいゲームの説明を始る天使に近づくガーネットと名乗る参加者は隠し持っていたナイフで喉を切り裂いた!!
そのまま死に絶える天使だったが次の瞬間、横にもう一人天使が!?
「ぼくは殺せないよ?」
そういうと何人もの天使に分裂して見せたのだ。
結果ガーネットは無駄死にとなり本選の参加者は13人となる。
彼女の死体を片付け新ゲームの説明が始まる。内容は”鬼ごっこ”フィールドは学校で基本的なルールはみんなも良く知る鬼ごっこだと説明する。
鬼が3人に対して子は10人いて鬼がタッチすることで子と鬼を入れ替えることが出来る。
ただしタッチする場所は手のひらのみ有効でタッチ後に「でーん!!」と宣言する必要がある。
鬼が入れ替わると子はランダムで別の場所に転移されるのですぐに鬼を返されるということは無い、制限時間は1時間で最終的に鬼だった3名が脱落者となり残酷な死を迎える。
これだけでは普通の鬼ごっこと変わらないので特殊ルールが設定されている。
その一つが子の二人が手を繋ぐことで生じる無敵状態だ。
子同士が手を繋いでいる限り鬼のタッチは無効となるが誰が鬼かというのは基本的に分からないので諸刃の剣でもある。そして無敵になれるのは最初の二人だけで後から3人目が来ても無敵状態は適応されない。
もう一つが”お助けスキル”全員に取り付けられた腕時計型の末端は残り時間と所持金を表示している。
この中にはお助けスキルなるものが登録されており所持金を使うことでそのスキルを使用することが出来るのだ。
種類は全部で4種類
- サーチ|1000万
- ナイトメア|2000万
- テレポーテーション|1億
- チェンジ|10億
100m県内の参加者人数を調べることが出来る。
視認できる人間一人に過去のトラウマを見せることが出来る。
直径200mの範囲でランダムに転送される。
視認できる範囲の人間と鬼を入れ替えることが出来る。
自分以外の人同士でも使える。ただし使えるのは1回だけ。
そしてこのゲームの報酬は鬼ごっこ終了時点の所持金が10倍になると説明される。
全員がランダムに転送されたことでゲームは開始された。
ユキは運良く子のカードを引いていた。だがすぐにフグドクと名乗るプレイヤーに接触すると完全に身動きを封じられる。
だが割って入ったて来たのは嘘月と名乗る人物。どちらもユキの正体を掴みかけているようで自分が好きな人と似ているということから近づいてきたようだ。
フグドクは嘘月を疎ましく思い早々に退散し二人きりになったところで彼女はユキにスキルでトラウマを見せる。
正体に関する情報を知れればということで使ったのだが彼が見たのは最も深く残っている父のトラウマだった。
「なんで殺したんだ!父さん!」
そう叫ぶユキを見て自分の想い人だと確信した彼女はテレポートでその場を去る。
転送先に居たのは偶然にも常称寺だった。
ずっとユキとベタベタしている彼女に嫉妬する常称寺は手を組もうと提案されても信じるつもりは無かった。
だが彼女の言動と行動から子だと判断し無敵状態になるために手をつなぐ。
しかし次に嘘月が発した言葉は「でーん」だった・・・
「実は私は鬼でした」
まんまと引っかかった常称寺だが焦りは無くいざとなれば10億でチェンジを使えば良いと考えていた。
その相手は自分をハメた嘘月だ。彼女であれば確実に子なのでチェンジを失敗することも無いだろう。
しかしそのチャンスは以外にもすぐにやってきて彼女は今なら使用料金が安いナイトメアで大丈夫だろうとケチってしまう。
結果、相手は大したトラウマでは無くそこまでのダメージが与えられずタッチできなかった。さらに間が悪く他のプレイヤーと手をつないだことで無敵状態となってしまったのだ。
焦った常称寺はたまたま通りかかったプレイヤーにチェンジを使用するがそれがテレポーテーションであっけなく避けられてしまう。
だがスキルは発動したので所持金からは10億が引かれており残りは4億となっていた。
残り時間は40分、それまでに彼女は鬼を回避することが出来るのか!?