アルテの漫画を無料で読む方法と、2巻のネタバレ感想を紹介します。
画家工房への弟子入りを果たすことができた貴族出身のアルテ。
自らの気持ちを制御できないと悩むアルテを、高級娼婦のヴェロニカは貧民街へと連れていき・・・?
2巻のネタバレの前に、まずは無料で読む方法から説明します♪
アルテを無料で読む方法
今回はコミック.jpというサイトを使って無料で読む方法を紹介します。
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次は2巻のネタバレです!
6話|コルティジャーナ2
貧民街でアルテが見たのは、髪もまばらで抜け落ち歯はスカスカ肌もボロボロ老婆のように見えるがまだ若い女性でした。
今は面影もありませんが、かつては彼女もヴェロニカと同じ高級娼婦でした。
しかし彼女は恋をしてしまったせいであっという間に地の底に転落してしまったのです。
もし夢を叶えたいと思うのなら女であることや恋に甘えてよそ見をしてはダメ。
この世界は女にとって非常で一寸先は闇なのだとヴェロニカに教えられます。
アルテは余計なことは考えず目の前の仕事に集中しようと気を引き締めます。
ヴェロニカの肖像画を描きに行った時、アルテは自分より先に待っている男性を目にします。
その男性はヴェロニカの客でした。
これはヴェロニカのよく使う手法で、あえて焦らすことで自分に夢中にさせているのです。
とても辛そうで苦しそうな彼を見たアルテは、ヴェロニカのやり方が正しいようには思えませんでした。
「仕事だから気にしない」と話すヴェロニカに、アルテは幻滅してしまいます。
7話|コルティジャーナ3
ヴェロニカの肖像画が完成に近づくにつれ、反比例するようにアルテの心は沈んでいきました。
完成すればこの絵を彼女のもとに届けなければならないからです。
アルテはヴェロニカとどう向き合えばいいのか、次に会ったときに一体どんな顔をすればいいのか分からないからです。
アルテの様子がおかしいと気付いたレオは、心配してヴェロニカに話を聞きに行きます。
しかしヴェロニカは何も話してくれませんでした。
もしこのままアルテの調子が戻らないのなら工房を辞めさせるしかないとレオは思っていました。
そんな中、アルテはパン焼き職人が周りに何を言われても笑顔でちゃんと自分の仕事をこなしている姿を見ます。
それがきっかけでようやく仕事に身が入りだしたアルテ。
もう心の中に迷いはありません。
アルテは完成した絵をヴェロニカに持っていき「人を傷付ける仕事は許せないけど自分の力で生きる為にしているあらゆる努力の数々はやっぱり尊敬している」と伝えます。
ヴェロニカは死の間際まで笑顔を保ち続ける覚悟でした。
人を傷付けることは許せないアルテですが、同時に彼女のように強くなりたいとも思うのです。
8話|それがいいんです
常時50人以上の徒弟を雇う大規模工房で働くアンジェロ。
「女に優しい」と言われるアンジェロですが、特別なことをしているつもりがないのにそう言われるは家庭環境が影響していました。
アンジェロの家は女が多数で家庭内には歴然とした力関係が存在するのです。
か弱くて傷つきやすい女の子は、男が守ってやらないといけないと思っていました。
ある日、アンジェロはまたもアルテに再会します。
アルテがアンジェロの働く工房に、彫刻をスケッチしたいと頼みに来たのです。
しかし当然ながら女であるアルテは親方に相手にされず追い払われてしまいます。
アンジェロはアルテのことが放っておけず力になろうとしますが、アルテには断られてしまいます。
こんなことも一人で出来ないようじゃいつまでたっても一人前になれないと思ったからです。
アルテは持ち前のガッツで再度親方にアタックし、見事認めて貰うことができます。
アンジェロはそんな健気なアルテを見て、厳しいレオの工房はやめて自分のところの工房を勧めます。
しかしアルテは自分を女ではなく一人の弟子として厳しく指導してくれるレオの工房がいいのではっきり断ります。
女の子は守ってあげるものだと思っていたアンジェロ。
しかしアルテに出会いそうではないことを知ります。
それからアンジェロは妹たちを何でも甘やかすのではなく、成長させるために行動するのでした。
9話|義憤
ミサの日、教会では普段外にでることのない女たちを見ることができます。
貴族の娘、商人の娘、役人の娘、職人の娘。
自分で働くことを知らない綺麗な手をしており、下層民のダーチャとは大違い。
それでもダーチャが彼女たちに嫉妬や嫌悪を抱かないのは、住む世界が違うからです。
しかしダーチャ達と同じ世界に下りて来たアルテを見ると、胸の中にザラザラとしたものを感じてしまうのです。
ダーチャは11歳の頃から女だらけの職場で働いています。
貴族や商人の娘たちのように持参金は親が用意してくれるものではなく、貧乏人は娘が稼ぐまでの生活を見るだけで精一杯。
その為、自分で働き持参金を貯めないといけません。
毎日針子仕事をし続けたダーチャの手は豆だらけで硬くごわごわ。
そんだけ働いても安月給の為貯められるお金は微々たるもの。
だけどそのお金が私の価値だとダーチャは思っていました。
ある日、ろくなものを食べていなかったせいでダーチャは街中で倒れてしまいます。
気付いて声をかけてくれたのはアルテでした。
アルテはダーチャの手を取ると、その豆だらけでガサガサの手をじっと見つめます。
見下されていると感じたダーチャはアルテに八つ当たりしてしまいます。
それから数日、ダーチャはアルテに酷い事を言ってしまったことを後悔していました。
そんな中、また給料が下がると上から報告があります。
不満が爆発したダーチャはその男に怒りをぶつけます。
「どうして私達はそんな安い仕事ばかり!もっと難しい仕事だってやれる自信がある!男ばっかでいい仕事独占するな!」
男は注文書をダーチャに押し付け逃げていきます。
女たちの中に注文書を読める人はおらず困っていると、ダーチャの忘れ物を届けにアルテがやってきます。
事情を知ったアルテは代わりに注文書を読み上げるのですが、それは一日でできる仕事量ではありませんでした。
男は腹いせにわざと他の仕事場の分を押し付けて行ったのです。
困惑する女たちにアルテは「やりましょうよ!」と話します。
「私も手伝いますよ!だって悔しいじゃありませんか。見返してやりましょうよ。」
作業する中、ダーチャはアルテにこの間のことを謝ろうとしますが、先にアルテに謝られます。
アルテは見下していたわけではなく、「カッコイイ」と思ってじっと見てしまっていたのです。
アルテはその職人の手に憧れているのです。
この手が人に羨まれるものだなんて、男の人を見返してやろうなんて考えても見なかったダーチャ。
ダーチャは貯金を手に取りアルテに文字の読み書きを教わりに行きます。
現状に不満があるのなら何かしてみないと、と思ったのでした。
10話|腐れ縁
ある日、レオの工房に年老いた客がやってきます。
その人の注文書はとても細かく高価な金や絵の具の指定がいっぱいで、これを忠実にこなせば利益がでません。
仕事ならどんなことでも嫌な顔をしたことがないレオのこんなにまいった顔は初めてです。
アルテは気を遣い代理を申し出ると、レオは「任せてみるよ」と言ってくれます。
レオに任されたアルテは張りきって交渉に向かうのですが、ほとんど話を聞いてもらえず言いくるめられてしまいます。
それでも諦めきれないアルテは、もう一度戦略をたて挑むことに。
ヒントを得る為アルテが向かった先は、ヴェロニカのところで・・・!?
3巻へ続く
感想
男尊女卑の時代に自分の力で生きていこうとするアルテがめちゃくちゃカッコイイです!
今でこそ女性が社会的自立できる時代ですが、昔はこんなにも男女差別があったのですねぇ。
自分の芯がしっかりしていて、真っすぐなアルテはまさに憧れの女性像!
アルテを見ているとすごく励まされます。
成長していくアルテをこれからも追いかけ応援したいと思いました。
漫画はぜひ無料で読んでみてくださいね♪