ビースターズ(beastars)の11巻ネタバレを紹介しています。
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ここからはネタバレです。
レゴシとリズの決闘まであと僅か!!果たしてレゴシは勝つことが出来るのか?そしてルイは二人を見届けに来るのでしょうか!?
89話
同室のクマたちに手料理を振る舞うリズ。
料理をしている間は穏やかな気持ちになりテムとのあの夜の想いでが綺麗に蘇るのだと言います。
”テム・・・僕の口に入るとき、君はわらっていたよね?”
そんな歪んだ感情を持っているリズ。
自分の中でテムとの友情をドンドン美化していくのですがそこに現れたのがレゴシです。
彼がテムの捜査をし始めたころ、一瞬目が合っただけでこう感じてしまいます。
”暴かれる、汚される、テムとの友情が”
だからリズはレゴシを次の新しい友達に選びました。
薬も飲むのを辞めて、体調は万全です。
”君との友情はどんな味がするんだ”
いよいよ決戦は明日!!
90話
いよいよ大晦日。
新年を待つ賑やかな街をレゴシは一人、約束の場所へ向かいます。
時間通り、高架下に行くとすでにリズが待っていました。
「開始のゴングはこっちで用意したんだけど君が気付かないと意味がないな」
そんなことを言うリズの腹部には大量の血が付いていました。
「ピナ・・・くん・・・」
2人の戦いが始まろうとしている時、ルイはシシ組の大仕事の真っ最中でした。
こんな時に限って狼との抗争をしていたのです。
レゴシのことは気になっているようですが果たして間に合うのでしょうか!?
91話
リズの挑発にもレゴシは冷静です。
自分の中にある匂いの保管庫からピナを探し出すと2㎞先に軽傷を負って放置されていると言い当てたのです。
友人の安全も確認できたところで戦闘態勢に入るレゴシ。
2人の戦いの火ぶたが切って落とされます。
その頃、シシ組は無事に抗争を終え一息ついていました。
最近ではイブキ以外の部下もルイの事を慕っており皆が感謝の気持ちを表します。
そんな姿を見て、ルイは気が付きました。
”俺は肉食獣が好きだ”
「イブキ、俺 たった今からシシ組を抜ける。会いに行かなきゃいけない奴がいるんだ。」
92話
ルイの急な申し出にイブキは困惑します。
少し凄めばすぐに意見を撤回するだろうと思ったのですが眉一つ動かさない姿を見てこのままだと本当にシシ組から離れてしまうと察し一度冷静になります。
「ドライブでもしましょう。」
と煙草を買いに行っている手下のフリー達を置いて車を走らせます。
何としても引き留める。
今まで前任のボスに百獣の王を演じ続けろと教えられたイブキは虚勢を張り続けてきました。
そんな彼が思いつく方法はたった一つ。
「アンタ以外にボスは考えられない。」
夜目が効かないルイを真っ暗なトンネルに連れて行きます。
「ルイ・・・あんたは俺を救ってくれた。アンタが決着をつけないなら俺が喰いますよ」
「無理だ イブキ・・・お前の事は撃てない」
ルイが殺せないなら自分が喰い殺そう。
宣言通りルイに襲い掛かるイブキですがその時”ドォン”と車の外から銃声が聞こえます。
「このフリーボスをようやく守ることができやした。」
裏社会の掟に殉死したイブキ、ルイが出す結論とは!?
93話
フリーの銃弾に倒れたイブキ。
実はこれは彼が望んでいたことでもありました。
「この弾は俺を撃つ用だ」
自分とボス(ルイ)がただのライオンとシカになった時迷わず俺を撃ってくれ。
そう託されていたのです。
その死に顔は極道とは思えないほど穏やかでした。
全てを察したフリーはルイを表通りとの境目まで送り届けます。
「次、あんたを見かけた時は食い殺すぜ」
ルイはレゴシの元へと駆けるのでした。
その頃、レゴシとリズの激闘は過激さを増していきます。
命の尊さを知ったレゴシの拳はリズを打ち抜くことが出来るのでしょうか!?
94話
修行によって新たな力を手に入れたレゴシでしたが筋肉縮小の薬を飲んでいないリズの強さは圧倒的で完全に遊ばれています。
既に体は満身創痍、立っているのがやっとという状況に現れたのはルイ先輩でした。
「肉食獣の爪や牙は大切な者を守るためにあるんだ。」
「身が引き締まりますよ。」
ルイにそう言葉をかけるとジャケットを目くらましに使いルイと姿を消すのでした。
95話
一先ず落ち着いて話をする二人。
レゴシは逃げるつもりは無いようでリズと決着をつけるつもりのようです。
脇腹の噛み後からは血が流れ続けておりすでに体力も無さそうな状態を心配するルイ。
しかしレゴシは肉食獣としての生き様をぶつけ合ってる。と引く気は無いようです。
「そんなに死にたいなら勝手に死ねばいい」
そんな言葉とは裏腹にルイの目からは大粒の涙がこぼれます。
ルイに取って物心がついてから初めての落涙。レゴシはもう少しそこに居ることにします。
思い出していたのは自分がまだ裏市に居たころの記憶です。
”もう見たくない大切な友達が死ぬのは”
「食べろレゴシ。戦う力を付けるんだ」
決して消えることのない商品としての番号が刻まれた足を刺し出すルイ。
戸惑うレゴシですがルイは呪いを解いてくれと言います。
足に刻まれた数字を見るたび思い出してしまう過去。
「誓います。決して無駄にはしないと!!」
「遅くなってごめん。じゃあ始めようか。」
リズの前に現れたレゴシは口から血を垂らし、獰猛な唸り声を上げるのでした。
96話
食肉したレゴシの身体は一回り以上大きくなっていました。
片足を失ったルイは満身創痍になりながらも二人の戦いを見守ります。
「いけぇーレゴシ!!」
草食と肉食の種族を超えた絆を見たリズは戦意を喪失します。
”食っても食われてもこの2匹は尚こんなにも固い絆で・・・”
レゴシの痛恨の一撃がリズの急所を捕えるのでした。
97話
リズが倒れることはありませんでしたが彼は負けを認めます。
今までの自分の考え方は間違っていた。
目の前で見せつけられた自分がずっと手にいれたかった草食と肉食の友情。
3人がこの場を去ろうとしたその時!!警察が駆け付けます。
「動くな!!」
警察に取り押さえられてしまったリズとレゴシの運命やいかに!?
12巻につづく
感想
まさかのレゴシがルイの足を食べるという衝撃的な結末に驚きました。
食肉でかなりパワーアップしていたレゴシですがそれでもリズには歯が立たないようでヒグマってかなりヤバいですね。
今回の事件は特殊なのでレゴシが捕まることは無さそうですが学校に通い続けることは出来るのでしょうか?
続きのネタバレも書いていくので是非、お気に入り登録して下さいね。
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