BLOODY MONDAY11巻ネタバレ

マンガ、BLOODY MONDAYブラッディマンデイの最終巻である11巻のネタバレあらすじを紹介します。

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87話から最終話

遥の絶体絶命のピンチに万事休すかと思われたその時、サード・アイに中性子爆弾の存在が知れ渡ったという緊急連絡が入ります。

これによって遥を殺す意味がなくなり、何とかすぐに殺されることは無くなりました。

一方、藤丸は敵の行方を必死に探っていました。

唯一の手掛かりである宗方の記憶とロシアのカバレフスキー捜査官の反応から一つのオフィスに絞ります。

そこに爆弾がある可能性は低く、すぐさま部隊を突入させますが中はもぬけの殻。

逆にトラップが仕掛けられており、隊員一名が死亡してしまいます。

これで手がかりは完全になくなってしまい更に、折原から電話もかかってきます。

妹が人質に取られていることを知り、向こうの要求を呑むしかない藤丸。

「東京から離れて当分の間連絡を絶ちなさい」

友達や父は連れて行っていいが、サード・アイには何も告げずに明朝9時までに行動を起こせと言われるのでした。

ですが電話を切ってすぐ、南海にその事を伝えます。

加納と音弥も招集され、全員で遥の救出に向かおうとします。

しかし、藤丸はそもそも戦力外な上に向こう側に動きがバレてしまうことを懸念して、東京を脱出するフリをすることにします。

もちろんそれだけじゃなく、敵側で最も厄介なクラッカー、ホーネットを何とか出来ないかと虎視眈々とチャンスを伺います。

加納たちは遥のGPS信号を頼りに、拉致されたであろう廃虚と化した遊園地にたどり着きます。

どうやらミラーハウス内にいるらしく、見張りの信者2人を殺し、遥にトイレに行くように指示し助け出します。

加納からの連絡を受けて、コソコソする必要がなくなった藤丸も反撃に出ます。

密かに張っていた罠にまんまと引っかかるホーネット。見事、藤丸がハッキングに成功し彼の今までの悪事や所在が世界中のネットワークにぶちまけられるのでした。

これで残す問題は中性子爆弾への対処のみとなります。

ホーネットのデータから、バグの修正後を見つけた藤丸はそれを再利用し、起爆を止めれそうだと気づきます。

すげてが一気にいい方向へと向かう一方、ブラッディマンデイを迎えるより先にリミットが決められてしまいます。

「ロシア側から木曜夜11時がデッドラインだと・・・」

自国の核が爆破されるぐらいなら建物ごと爆発させようという事らしく、その時間がデットラインにされたのです。

それに追い打ちをかけるかのようにホーネットのデータから藤丸はアンコがKだということに気がつきます。

信じていた友人の裏切りに信じられない思いで動揺する藤丸でしたが、よくよく考えると全てのモノごとに筋が通ります。

張り詰めていた緊張の糸が切れてしまったのか、気を失う藤丸。

その間に自体は急変していきます。

宗方の娘がアンコだと気が付き尋問することで、彼女の宗教団体が進行する世界では一般的な曜日とは違うことが判明したのです。

その暦でいうところのブラッディマンデイは金曜日・・・つまりタイムリミットは明日、たったの10時間しか無かったのです。

藤代が目を覚ますころにはすでにタイムリミットは6時間にまで迫っていました。

何とかエシュロンを完成させ、アンコの声紋に該当する通信記録から爆弾が東京タワーにあることが判明します。

今の時間から爆弾を見つけるのは不可能に近く、アンコを直接説得に向かいます。

しかし、信者の裏切りによって死んでしまうアンコ。

爆弾の場所を発見するも折原に邪魔をされ解除は無理。

絶対絶命のピンチに救いの手を差し伸べたのはJでした。

「止める方法はある。あの爆弾の安全装置のことはしってるかな?」

各はGPS信号によってロシア国内では起爆出来ない。

その言葉にピンときた藤丸は最後の賭けに出ます。

逆算する時間はギリギリ、タワーの爆破で止めれる時間も過ぎてしまい、日本の運命は藤丸にかかります。

”3・・・2・・・1・・・”

「捕獲完了・・・っ!!止めたぞ中性子爆弾!!」

藤丸がハッキングしたのはまさかの人工衛星でした。

ロシア都市部では爆発しない起爆装置の安全装置を逆手に取り、東京をモスクワと勘違いさせたのです。

こうしてブラッディマンデイは阻止され、ひと時の平和な時間が流れるのでした。

-完-

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