ブルータル 殺人警察官の告白2巻ネタバレ

マンガ、ブルータル 殺人警察官の告白のネタバレや無料で読む方法を紹介しています。

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ブルータル5話|独善のジャーナリズム

”現場のリアルな声を拾うのが、ジャーナリストの仕事”

そんな言葉をもっとうに、思いやりの無い取材を続ける男が居ました。

その男、鬼塚は被害者遺族や加害者遺族を執拗に取材しては、代替的に記事にして騒ぎ立てるのが得意で、中には自殺するほど追い込んだこともあります。

モラルの欠片も無い男でそれを見習ったのか、娘もかなりクセがありました。

女子高に通っているのですが、教師イジメを日常的に行っており、屈辱的なことにも耐えていた教師が少し反抗すると、体罰と言って親を呼び出します。

鬼塚はTVメディアに出演するほど、影響力のある人間で、体罰問題の事をTVで代替的に抗議しました。

すると学校側には苦情の電話が殺到し、問題となった教師には自宅謹慎が言い渡されるのでした。

それだけじゃなく、教師の家には連日マスコミが押しかけ、心の休まる時間はありません。

思いつめた教師は妻を殺し、幼い子供を残したまま、自らも命を絶ったのでした。

ブルータル6話|ただれた正義

数日後、その件が明るみになると、まるで手の平を返したかのように、マスコミは今度は教師に対する生徒からのイジメがあったのでは?と騒ぎ立てます。

というのも、彼は無理心中を図る前、自分が受けたことを事細かく文章に書き起こしていました。

オマケに、実際に鬼塚の娘らしき人物が、教師イジメを行ってる動画もネットに出回り、たちまち大炎上したのです。

主犯格だった鬼塚の娘は、瞬く間に非難の的となり、引きこもってしまいます。

そこへ、父である鬼塚が娘の様子を見に来たのですが、そこでとんでもない発言をします。

「鈴木先生へのイジメはいつから?彼が死んだ今、どんな気持ち?」

精神的に参ってる娘に対しても、彼は他の取材者と同じように、思いやりの全くない質問を次々に投げかけたのでした。

離婚しているとは言え、実の娘に対しても何の愛情も無い男。

そんな男の運転する車に忍びこむ壇。

暫くして壇に気付いた鬼塚が、悲鳴を上げたところで、意識が刈り取られるのでした。

目を覚ました鬼塚に容赦なく濃塩酸をかける壇。

そして、取材を開始します。

「今、どんな気持ちですか?」

しかし、鬼塚が何も答えないでいると、すでに興味を無くしたのか、残っていた塩酸を全て彼の口に無理やりねじ込み、制裁を与えるのでした。

ブルータル7話|天誅

また、一人の悪を闇に葬った壇でしたが今日は自転車の故障で電車通勤をすることにします。

満員電車に揺られていると、赤ん坊を抱っこした女性が気まずそうに乗ってるのに気が付きます。

壇が何気ない会話をして、彼女の気持ちを和らげてあげていると、それを鬱陶しく思う男が居ました。

”出た出た、お前みたいな偽善者が居るから、バカ女どもがつけあがるんだよ”

その男、オガタは赤ん坊の泣き声がうるさいという理由だけで、イラつきを隠せないようです。

職場でも綺麗な女子社員を優遇し、ブスは生きてる価値無しといった態度でかなり横暴なようで。

そんなオガタの楽しみと言えば、マナー違反をしている女たちに罰を与えることでした。

スマホ歩きをしてる女にワザとぶつかったり、ブスは見えないようにケリを入れたり。

そして、泣いている子供をあやしもしない母親には抱っこ紐のフックを外すという暴挙に出るのでした。

ブルータル8話|懺悔

幸い、子供に怪我は無かったものの、それを庇った母親は額から血が出るケガを負ってしまいます。

”どうせなら子供が死んでくれたら面白かったのに”

一部始終を見ていた壇はこの男に制裁を加えることを決めます。

オガタの後をつけ、バーに入った男の飲み物に睡眠薬を仕込みます。

そこでも、女性差別の発言を繰り返すオガタ。

帰り道も、妊婦の為に席を譲った人を押しのけて自分が座るなど、改心の余地は見えません。

しかし、暫くすると壇が仕込んだ薬が効き始め、深い眠りに着くのでした。

次にオガタが目を覚ますと、酔いがさめるほどの高所に居ました。

体には抱っこ紐が巻かれ、その先にバンジージャンプの命綱が括られています。

命乞いをするオガタですが「これはタダのイタズラですよ。アナタが行っていたような」と聞く耳持たず突き落とされます。

赤ちゃん用の抱っこ紐で成人男性を支えること等、出来ず、彼はそのまま下の岩に激突するのでした。

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