英雄教室2巻ネタバレ

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3章から5章|ネタバレ

クーの求める友達100人には、BやCクラスの生徒たちも含まれる必要があります。

ブレイドはアーネストと共に、クーが心から友達と認めれるように、コテンパンに倒して欲しいと頭を下げに行きます。

命がけでやる必要は無い。と後ろめたい意見が飛び交っていましたが、アーネストや他のAクラスの生徒も頭を下げてくれたことで、みんなクーに挑んでくれることになりました。

Aクラスの中でも最上位者をアタッカーに、その他はAクラスをリーダーとした小隊に分け、波状攻撃をする作戦です。

もちろん、ブレイドが参加すると、実力を認めてもらえないので、外野から指揮を飛ばすだけです。

ですが、始まってみてそうそうにドラゴンの強さを目の当たりにする生徒たち。

負傷者が次々に増えていきますが、まだ気力が残ってる間に、クーを穴に落とし込めることに成功します。

そこからは総力戦で攻撃を加え、止めは生徒全員からエネルギーを受け取った、アーネストがどでかいのをブチかまし、見事勝利したのでした。

こうしてクーは人間たちの実力を認め、大勢の友達を作ることが出来たのでした。

この決戦は生徒たちにも恩恵があったようで、ドラゴンを倒した経験によって一段階ほど戦闘能力が底上げされたのです。

全クラスの合同練習も可能なレベルに達したということで、国王陛下が半分悪ふざけで導入した、仮想空間での訓練が行われます。

死んでも精神的ダメージしか受けないということで、国王からは一人20キル出来なければ、落第させると言われみんな必死になります。

弱い者を狩る者から、あえて勝てない強者に挑み続けるモノまでそれぞれ思い思いに、行動します。

ですが、人間の味を知ったクーが暴走を始めたことで、ドンドンとカオスな状況に変わっていきます。

繰り返される無限死に地獄に、疲弊する生徒も出てきたところで、さすがにブレイドが国王に言及し、全員を一瞬でキルして訓練を終わらせるのでした。

そんなこんなで楽しい日々を過ごしていたある日、ブレイドがアーネストと訓練をしていると、どうにも最近、キレがありません。

「なぁアーネスト、重くなった?」

依然と比べ、かなりぼんよりしており、デリカシーの欠片も無い言葉をブレイドが言うので、遂には拗ねてしまいます。

後々、他の同級生から、それは絶交ものだと教えられ、さっそく彼女の部屋へと謝りに行きます。

そこに居た、アーネストはお菓子をモグモグと口いっぱいに頬張り、更に巨大化していました。

このままではマズイ、ということになり、ダイエットすることになったのですが、絶食では上手くいかず、逆に反動で太ってしまいます。

かくなる上は、力業で魔剣の力を解放し、自らが炎の魔人となることでした。

肉体を燃やし尽くし、炎として蘇ることで物理攻撃無効というとんでもない、能力を持っています。

しかし、毎時100漫キロカロリーというとんでもないエネルギーが必要で、数分もすればアーネストの贅肉を燃やし尽くし、腹ペコ状態となり暴走を始めます。

すぐさまブレイドが絶妙な剣技で、正気に戻させると、いつものスリム体系なアーネストに戻っていたのでした。

アーネストの件が解決したのも束の間、すぐさま別の友人が悩んでいることをしったブレイドはまたもや、一肌脱ぐくことにします。

その友人とは魔人とのハーフで、自らの魔人の部分を封印するあまり、能力を発揮できず、このままでは落第になってしまいます。

それなら、一度その抑制している力を解放してみよう、ということになり、もし何かあればブレイドらが何とかするということで、彼女も納得してくれます。

しかし、彼女の力を抑制している魔道具は元の力を160倍にするほど、強力なモノを着けていて、まさに魔王と呼べるほどの存在になってしまうのでした。

ブレイドの知っている魔王とは違いますが、魔王の証である魔王紋もしっかりあります。

全員の全力でもまったく歯が立たず、ブレイドは禁止されていた元の能力の30%を使った剣技で何とか、彼女を気絶させます。

「全盛期の30%でも力を出せば、確実に死ぬわ」

薄れゆく意識の中で、そう言われていたことを思い出すブレイド。

”あれ、やべ・・・・おれ・・・”

3巻に続く

あとがき

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