雪花の虎最終巻ネタバレ

マンガ、雪花の虎が遂に完結しました、今回のもちろん、川中島の戦いがメインです。

遂に激突する上杉と武田。果たして、ここではどのように描かれているのか、さっそく見ていきましょう。

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69話から最終話

永禄4年 鶴岡八幡宮にて長尾景虎、改め、上杉政虎と名を改めた虎は名実ともに関東菅領となり、その人気はまさしくスーパースター。

そんな折、武田は3度目の川中島へ出陣し善光寺を押さえ、いよいよ決戦かと気合を入れる虎でしたが、武田は上杉軍が出るとそそくさと退散。

まるで、女と知ったかのような舐めた戦っぷりにさすがの虎も怒りを露にし、いよいよ自分の方から戦を仕掛けるのでした。

これが、戦国時代でも有名な第四次川中島の戦いとなるのです。

1万の兵を率いて春日城を出陣した虎は途中、行軍の遅れに悩まされながらも、敵の海津城を素通りし、その西の茶臼山に布陣します。

長沼場にも三千ほどの兵を配置し、川中島に襷をかけたような布陣を敷きます。

引きこもりがちの武田を引き出す、布陣にしたつもりが、お互い手の内を知り尽くした相手ということも、あり中々この誘いに乗ってこず、長期戦を余儀なくされてしまいます。

そうこうしてるうちに、虎は月のモノが始まってしまい、いつも以上に腹痛に悩まされる日々が続きます。

どうせにらみ合いを続けるのであれば、腹の痛みに効く湯でも入りに行こうということで、お抱え匙のお蘭と共に女に化け山奥の温泉に浸かりに行きます。

その話を潜り込ませていた草(スパイ)から聞いた信玄は、その温泉が自分の入ったことが無いモノだったため、それは由々しき事だと。お忍びで入りに行くことにします。

こうして再び、温泉で出会った2人、信玄は変わらぬ美しさの虎を前に、昔、この場所で出会った天女の話をします。

「もしや、あなたがあの時の・・・」

「そんな昔のことをよく憶えておいでで」

当時は逃げ出す様に温泉と飛び出した虎でしたが、その当時の事を信玄に話ます。

あの時からずっと、自分の事を忘れられなかったんじゃないか?と問うと信玄は今でもあの時、落とした髪留めを持っていると言います。

「そんなに想うておいでで何故、私の前に現れてくれないの?この意気地なし」

そう言って、キスをして挑発します。

「いい加減、男らしく私を奪いにいらっしゃいな」

そう捨て台詞を履いて、去っていくのでした。

流石の信玄もその女が越後の虎、上杉謙信だと気が付いたようで、これまでの引きこもりは辞め戦の準備を始めます。

別動隊を茶臼山の背後に回らせ、それに慌てた虎を攫い、妾にするつもりのようで、部下たちには生け捕りを命じます。

しかし、時のを同じくして、虎も深い霧に乗じて、出陣し山を下ります。

それが、タイミングよく武田の本軍の背後を捕えます。

いつもの信玄であれば、すぐに逃げ帰るところですが、何としても虎を手に入れたいと、全軍で迎え撃つ構えを取ります。

オナゴだと油断した武田は副将にして信玄がも最も信頼していた実の弟、信繁が討ち取られます。

信玄はすぐさま自分の過ちを認め、全力で挑むことを決めます。

しかし、虎はこの隙を逃さず、信玄が居る本陣へと突撃します。

単騎駆けしたあげく、そのまま信玄へと切りつけ一騎打ちとなります。

ですが、すぐさま武田の別動隊に取り囲まれそうになり、虎は鮮やかな撤退をし、この戦は終結したのでした。

そこからは暫く、平穏な日々が続き、塩攻めを喰らう武田には自ら塩を手配し、宿敵の窮地を救う場面を見せたり、やはり謎が多い武将。

しかし、それらの謎は謙信が女だとすれば途端に、納得のいくものも多く、これだけ猛者が居る時代に最強と言われたのは、やはり彼女が男には無い、唯一無二の強さを持っていたから、かもしれません。

-完-

感想

上杉謙信がもし女だったら、最期まで読んでめちゃくちゃ面白かったです。

元々歴史が好きなんですが、武田と上杉の戦はあまり知らなかったので、新鮮でした。

本当の所はその時代の人にしか、分からないのがまたミステリアスで良いですね。

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