ぐらんぶる14巻ネタバレ

ぐらんぶるの14巻のネタバレあらすじを紹介しています。

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54話から57話|ネタバレ

伊織に好意を抱いていることを耕平に感づかれてしまったケバ子は何としてもこれ以上、確信を持たせる訳には行かないと、知らぬ存ぜぬで押し通そうと決めます。

ですがそんな思いとは裏腹に耕平は露骨なアシストをしてきます。

朝食当番を変わり二人っきりにさせたり、仕事中も二人の邪魔をしないように一人の作業を買って出たりします。

挙句の果てに昼食中に”お茶とって”という些細なやり取りを「お前ら仲いいな。付き合ったらどうだ?」などと言ってきて流石のケバ子もブチ切れます。

ですが何を言っても”ツンデレ”と解釈されてしまい、逆に放っておこうと考え”好きにすれば?”と突き放します。

ならばと、やりたい放題でケバ子を猛プッシュする耕平。

最後には「お前ケバ子とやりたいか?」とドストレートな質問をして、離れた場所で聞いていたケバ子にボコボコにされてしまうのでした。

そんなとある日の仕事の片付けの時。

現地スタッフが伊織と耕平の下事情の話をしているのを盗み聞きしたケバ子。

スタッフたちは冗談で共同生活なら発散する場所も無いだろう、男子なんて2週間も出さなきゃ股間が破裂して死んじゃう。

そう話していたのですがケバ子はこれを一大事だと信じこんでしまいます。

慌てて千紗に相談すると、彼女もいくつか思い当たるフシがあるようでより、真実味が増してきました。

伊織が大切そうに隠し持っていたエッチな本はそのためだったのか。

自分には全く理解できなが命が掛かっていたのだとすれば納得できる。

最終確認の為、伊織たちの様子を見に行きます。

すると、股間を抑えてうずくまる耕平を伊織が真剣に心配しています!!普段なら指さして笑ってるはずなのに。(股間を強打してさすがに同情してるだけ)

「やっぱり本当だったんだ!!」

乙女二人は二人の命が後、三日なのだと確信します。

そんなことを知らない伊織と耕平は戻るや否や、自分たちを憐れみの目で見てくる二人に猛烈に違和感を感じます。

更に先にビールでも飲んでおいて。とお金までくれる態度を自分たちで分析します。

「二人の視線は股間に向いていた」

「外国・・・哀れみ・・・股間。」

「現地民とサイズ比較で憐れんでいたのか!?」

一瞬で怒りが頂点に達する二人でしたが対象が対象だけにすぐさま鎮火。

二人ともタダ酒を飲めたことがラッキーだと逆に上機嫌になるのでした。

そんなこんなで手伝いのバイトも残すところ数日です。

千紗とオーナーである母親の雰囲気は相変わらずで、娘をイントラにしたくない母は度々、冷たい言葉を投げかけます。

愛想が振りまくのが苦手で自分でも、接客業は向いていないと感じ始めていた千紗は落ち込みます。

それに反して伊織はクレームも上手く処理してスタッフからの信頼も厚い。溜まりかねた千紗はみんなで食事を取っているときに母に強い言葉を言ってしまいます。

翌日、昨日のことを引きずる千紗はどんよりとどす黒いオーラを纏っていました。

たまたま、団体客のキャンセルが出て、オーナの許可が出たので潜りに行くことになった一行。

伊織や耕平たちは初日に潜った以来なのでハイテンションです。

みんなとは違い一人、乗り気じゃない千紗でしたが、伊織が強引気味に誘ったこともあり渋々、海へと入っていきます。

流石、ダイビングの聖地パラオということもあり、壮大な海に感動する伊織たち。

記念撮影の時には千紗でも見た事ないような近距離でつがいのマンタが姿を現してくれました。

ボートに上がってからも興奮しっぱなしで「やっぱダイビングって良いもんだな!!」と伊織は言ってました。

仲間たちによって千紗も改めてそう思い、翌日、母に謝りに行きます。

「昨日はごめんなさい。大学も良くから一度イントラに挑戦させて」

「何か言ったかい千紗?忙しいから用が無いなら出てって頂戴」

先進戦意、自分の気持ちを伝えた千紗、しかし母からはあまりにも冷たい言葉が返ってきたのでした。

結局、二人のわだかまりは解けることは無く、日本への飛行機の時間になります。

それぞれ給料をもらい、空港へと向かいます。

出国の時間が迫ってる中、伊織は電話するケバ子を見て、空港を飛び出していきます。

その理由は、夜に帰ってきた伊織が直接、千紗に話します。

「昨日、おばさんに無視されたよな?おばさんな、左耳聞こえて無いらしい」

電話を手渡した時、近くの耳に当てるのでは無く右耳にあてていたことに違和感を感じていた伊織はそれに気が付き、真相を確かめに行ったのです。

つまり千紗の母は決して無視などしておらず、あの言葉はそのまま、単純に聞こえていなかったのです。

イントラ時代に無理をしたせいでそうなってしまったようで、同じ症状が出ている千紗にはダイビングの道に進んでほしく無く、他の道を進めていたのでした。

しかし、母から貰った給料袋には”頑張りなさい”と書かれた一枚のメモとダイビング専用の耳栓が入っていました。

伊織のおかげで母の本当の気持ちを知れた千紗は素直にお礼を言います。

「伊織が居てくれてよかった」

いつもと違うその表情にドキっとしてしまう伊織なのでした。

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