五等分の花嫁14巻

五等分の花嫁が遂に完結しました!!

風太郎が最後に選ぶのは!?結末までのネタバレを書いています。

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114話から最終話|ネタバレ

四葉が保健室に戻ると風太郎が待っていました。

さっそく、ここに来た意味を言おうとするのですが「ごめんなさい!」と食い気味に断られてしまいます。

自分よりもっとお似合いの人がいる、だから自分以外の人を選んだ方が良い。そんなことを言う四葉ですが、風太郎も引く気は無いようで四葉の気持ちを聞いている。と詰め寄ります。

思わず、逃げ出す四葉。

何とか追いつき思いを伝えます。

5つ子の家庭教師になって本当に良かったと思う。でも四葉が居なければとっくに躓いていた。

これからも躓き続ける俺の隣にいてくれると嬉しい。

「私は上杉さんが・・」”嫌いです、嫌い、嫌い、言うんだ・・・”「好きです」

涙を流しながら伝える彼女の真意とは・・・!?

翌日、オフの一花に突然呼び出された風太郎。

そこで昨日、好きとは伝えられたもののまだ付き合っていないことを打ち明けます。

「まだやらなくちゃいけないことがあります」と言われたのです。

四葉はと言うと、朝早くから二乃に会いに行っていました。

”ドン”と突き飛ばされ叱咤される四葉。

勝者と敗者となった二人、勝者である四葉に心配されることは二乃からすれば屈辱的です。

「姉妹の縁を切らせてもらうわ」

そこまで言われても貫きたい四葉の思いとは・・・!?

次に彼女が会いに行ったのは三玖のところです。

「私たちのことなんて気にしないで付き合っていいんだよ?なんて言うと思った?」

二乃に引き続き三玖も怒ってるようです。

「私ならフータローを困らせる様な事しない」

未だに返事を保留にしている四葉のことが理解できないようで、そう詰め寄ります。

でも逆に感謝もしていました。今の学校に来る選択を四葉がしてくれたからこそ、フータローに出会えた。

彼との出会いは自分を変えるきっかけになったし、かけがえのない人への想いも持つことが出来た。

四葉には言うことは無いけれど、この結末を彼女は彼女なりに納得しているのでした。

そんな思いを風太郎がしったのはとある日の学校でのことです。

偶然、二乃と四葉の会話を五月と盗み聞きしてしまったのです。

話があるからと呼び出された二乃は気が付いていたようですが、四葉は風太郎たちのことに気が付かずに話を進めます。

彼女がここ数日、姉妹を呼び出しては話をしていたのは風太郎と付き合うことを認めて欲しいからでした。

「私は上杉さんを好きなのと同じくらい姉妹の皆が好き」

そしてその思いは姉妹の誰にも負けないくらい大きいものだと、全く引く気は無いようです。

未だに自分の事を競い合う相手だと見てくれてることが二乃も嬉しかったようで、口では「隙を見せたら奪ってやる」と言いながらも四葉を祝福してくれるのでした。

五月もまた、ずっとモヤモヤしていた気持ちが2人の話を聞いてスッキリと晴れていきました。

そんな事もあり改めてデートに行く2人。

今日は四葉のリクエストで風太郎の縁の場所をめぐるようです。

家族でよく行ったファミレスに、勉強するために入り浸った図書館。

最後に向かったのは四葉との思い出の公園でした。

懐かしボロブランコを目にしてそこまで飛べたら聞いて欲しい話があると切り出します。

チェーンが千切れるほど思い切り漕ぎ、着地すらまともに取れない不格好なそのジャンプですが見事、四葉の元へとたどり着きます。

「好きです。結婚してください」

「えっえええええっ」

まさかそこまで話が飛躍するとは思って無かったよ四葉の反応に風太郎も慌てて訂正しようとします。

ですがそれを遮り、四葉が幼いころの夢の話を始めました。

「私の夢、思い出しました。お嫁んさんです。上杉さん、私の夢をかなえて下さい」

それから怒涛の日々を過ごし、無事にそれぞれに進路へ進んでいきます。

風太郎は東京の大学に進学するので再び全員が集合したのは5年後でした。

新郎:上杉 風太郎
新婦:中野 四葉

みんなの元に届けられた招待状にはそう書かれ居てます。

風太郎を差し置いて集まる5人。なにやら悪だくみを考えているようで式場に付いた風太郎を呼び出します。

現れたのは、全員が同じウェディングドレス、同じ化粧と髪型をした5人でした。

「5つ子ゲーム。ファイナルだよ」

「俺を舐めるな!!」

その宣言通り、四葉だけじゃなく、5人全員を言い当てる風太郎。

それと同時に、それぞれにこれまでの感謝の気持ちを伝えます。

「お前たち五つ子に出会えたことは数少ない俺の自慢だ」

-完-

感想

遂に完結しましたねー

最後に四葉を選ぶとふまえてもう一度最初から読んでも楽しめそうです。

マンガ版はネタバレよりもう少し続いてるのですが、ここで終わらせる方が綺麗に書ききれると思ったのでそうしています。

四葉との思い出の回想や成長したらいは、トレードマークをやめる四葉なんかが描かれていて感慨深いシーンがあるので是非、読んでみて下さい。

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