漫画版の響11巻のネタバレや無料で読む方法を紹介しています。

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88話

響11巻ネタバレ

学校での響ロスは今だに続いており文芸部のお騒がせコンビの典子とかなえが咲希に愚痴ってます。

愚痴を聞きながら咲希は心の中で”心配しなくてももうすぐ戻ってくるわ。”と思うのでした。

というのも今回の件を担当のふみは把握していてふみと打ち合わせが多い咲希には変に誤解される前に教えていたのです。

大臣もグルなので退学後に復学することなど容易です。

何気ない顔で部室に戻ってきた響、果たして今度はどんな騒動を起こすのでしょうか!?

89話

響が帰ってきたことが他の生徒にも知れ渡ったころ。

部室に侵入する怪しい生徒が二人。

どうやら響の原稿が目当てのようですが”先に取れられた”という声が聴こえます。

そのまま部室を後にしたようです。

部室が荒らされたことはすぐさま文芸部も知り、推理小説好きの1年部員、安達が推理します。

推理通り合唱部の二人が白状するのですが二人はすでに部室は荒らされていたと言います。

すると今度は2年部員の咲希がもう一人の犯人を推理しシロウが恫喝したことで無事に原稿は返ってきたのでした。

90話

「次の作品の話でもしてるのかなぁ」そんなうわさ話をよそに、響が見ていたのは求人誌でした。

実は先日のフィンランドへの逃避劇ですが親から支給されたのは向こうでの食事代のみ。

親から借りている飛行機代の不足分6万円を稼がなければならないのです。

早速、面接に行く響。

しかし有名になりすぎたゆえにどの職場も響の登場に大騒ぎ。

結局、山本が元々働いていたラーメン屋を紹介してもらいます。

頑固おやじが経営するラーメン屋なだけあって従業員もチンピラ風なのですが無骨な物言いがきっかけでさっそく殴り合いの喧嘩に!?

91話

響が復学したことが生徒たちにも知れ渡り、休み時間には一目見ようとちょっとした人だかりが出来ます。

バイト先ではチンピラの柴田と一触即発の雰囲気を出しますが、店長の目もあり何とか仕事をこなします。

ですがそれも限界を迎え、響はバイト終わりに店の外へと呼び出されます。

”バシッ!!”と顔を殴られると迎えに来ていた涼太郎が間に入り柴田を殴り飛ばします。

柴田も腕っぷしには自信があるようですが涼太郎には敵わず一方的に殴られます。

すると柴田は響に突っかかっていた本音を話しました。

「お前はもう人生成功しきってんだろ?俺はガキに舐められる為に皿洗いしてる訳じゃねーんだよ。」

「やっと本音を話してくれた。さて解決策を考えましょう。」

92話

「柴田はやりたいことはある?」

彼にそんなものは無く、それなら一度小説を書いてみて。と響は言います。

やりたいことが無いなら色々試すしかない。

アドバイスをして自分が読者になると言って原稿用紙を手渡します。

それからはバイトで顔を合わせるごとに小説を書いたか確認する響。

柴田は鬱陶しく思いながらも何か人生が変わるきっかけになるかもしれないと鉛筆を握ります。

ですがどうにも上手く行かずパチンコ屋に逃げ出しますが気分転換にすらなりません。

パチンコから出たところで響とばったり出くわすと逃げようとする柴田。

すかさず響は腕を掴み逃がさないようにしますが柴田はそれを振り切ろうと振り回します。

勢い余って通りかかった軽トラに跳ねられてしまう響。

さすがの柴田もそれには驚きうろたえていると

「いちいちオロオロしない!!今言ってるのはあなたが小説を書ききるかどうか!」

そのあまりの勢いに小説を書くと言った柴田。

一度決めたら曲げない、そんな響の生き方が、少しだけ柴田を変えたのでした。

93話

響がバイトをしている間もふみの元には様々な会社から仕事の依頼が舞い込んできます。

スマホアプリに起用したいだとか映画にしたい。

インタビューの依頼はもちろん、お菓子メーカーから響味を出したいという依頼までありました。

ですがもちろん響の答えは”No”

ふみも今は勉強に集中して一緒に仕事するのは来年からと決めているようです。

響の一番の味方である彼女、ですがそんなふみがある日、編集長に呼び出されます。

向かったのは喫煙所、そこには社長をはじめとした会社の重役たちが集結していました。

「4か月後、純文の新雑誌を作ろうと思う。編集長は花井。ただし響の新連載を始めることが条件だ」

まさかの大出世!!しかし響には勉強に集中しろと言ったばかり。

与えられた期限は僅か数日、ふみはどんな答えを出すのでしょうか!?

95話

編集長に呼び出されたふみは「響に連載を話をしたのか?」と急かされます。

作家にはピークがあり響は今が絶頂期、これを逃せば作家として終わるかもしれない。

そんなことを言われブチ切れる寸前になるふみ。

とは言え純文の新雑誌を創刊すれば他の作家も活躍する場を得てさらに盛り上がることになる。

丁度、リカから電話がありそんなことを相談すると彼女自身も気になっていたことがあるとその情報を教えてくれました。

それを知ったふみはさっそく涼太郎の所へ向かいます。確認することはただ一つ。

「響がお伽の庭の前に書いた小説があるの?」

96話

響の小説を求め涼太郎の店までやってきたふみ。

リカの話から確信めいたものがありそれを問い詰めます。

リカの話によると、良太郎に響の小説について話したことがあったのですが本人が「読んだことない」と否定していたのに響の小説を読んだみたいに話したことがあったからでした。

さらに響きが誰にも内緒で小説を投稿したのも今となっては違和感を感じます。

「ただ感想を聞きたかった」響は応募の理由をそう言っていました。

ですが彼女の性格で誰にも小説を見せずにいきなり投稿するでしょうか?

ふみはその小説が良太郎に批判されたのではないか?と考えたのです。

とぼけ続ける涼太郎でしたがそれも難しくなると暴力に出ます。

ふみのクビを掴み片づけようとしていたフォークで脅したのでした。

そんな涼太郎を店にやってきた響が殴り飛ばします。

実は響が来たことを分かっていた涼太郎は悪ふざけ半分、響を命がけで守りたいと思ってる人もいるという思いが半分でそんな行動をとるのですが、それを知ったふみに倍返しでボコボコにされてしまうのでした。

12巻につづく

感想

まさかの未公開作品にふみは行路を見つけ出すことが出来るのでしょうか?

一方、響は海外の小説を気になっているようで海外留学をすると言い出しています。

ふみにはまだ相談していないようですがそれを知ったらどうなるのか!?

新展開に目が離せません!!

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