宝石の国9巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
前回、フォスは先生への刺激を与えるために「宝石たちの裏切り」を提案。
月世界から宝石の世界へと戻ったフォスは、宝石たちに月世界の情報を与え宝石たちに月への関心を持たせます。
数名の集まった宝石と共に月へと向かうのですが・・・!?
9巻|ネタバレ
フォス達数名は月へと降り立ちます。
エクメアは宝石たちを歓迎してくれました。
まずエクメアにパパチアを預け、フォスは宝石の粉を皆に見せて説明します。
落胆するみんなを見たフォスは、すぐにエクメアに粉から戻すよう交渉に行きます。
エクメアの部屋に行くと、すでにパパラチアは復活していました。
「宝石を粉から戻すこともできるのか?」
エクメアはすんなり「試みよう」と要望を受け入れてくれました。
その頃、宝石の国では残された宝石たちに金剛先生は自分の正体を打ち明けます。
「私は君たちとは出自が異なる存在である。」
金剛は話せる範囲で、宝石たちとの出会いから全てを話してくれました。
長く地上に一人だった金剛。
ある日、新しい鉱物生命体である宝石たちと出会います。
金剛は体の構成要素や構造が自分と似ておりかつてなく近しい存在の生命体と認識しました。
保護し健康的かつ文化的な生活を付与すべき存在と判断しました。
瞳を作り、服を着せ、肌に白粉をのせ、見た目も同じにしました。
そして今日に至ります。
「私に幸福を与えてくれた君たちに新しく清らかな地を用意したかった。」
金剛は今に至るまで解決の道を探したが、制約のある自分では宝石たちを犠牲にしながら逃走を永続させ理想とは程遠い現在の状況を維持する事しかできなかったと話します。
「本当にすまない。」
「ここから先は私を置いていきなさい。美しい宝石の生命体よ。」
金剛はフォスに従い自分を排除することを推奨するのですが、残された宝石たちにはそんなことできませんでした。
ユースは金剛の手を握り「はじめまして」の挨拶をします。
ユースは今からは違う存在として協力し補い合えば違う結果が得られるはずだと提案したのです。
実は金剛は宝石たちの前で指導者らしく振る舞うのがなにより難しいと感じていました。
「私は本来隷属する方が得意だ。よろしく頼む。」
残された宝石たちはユークの考えの元これからの作戦を立てることに。
一方、フォスはパパラチアとイエローを連れ月の世界に夜襲をかけることを提案していました。
夜はほぼ全員が学校にいるし、パパラチアがこの短期間で動いているのを見れば一様に動揺するはずだと思ったのです。
夜の戦闘は月人の人員を割けないため、フォス、イエロー、パパラチアの3人で行うことに。
そんな中、エクメアから「砂からの仲間の再生」について重大な話があります。
結論からいうと「硬度4以下は再生不可能」なのです。
硬度4以下は、フローライト、スファレライト、フォスの頭、そしてアンターク。
落ち込むフォスの様子を見たカンゴームは、エクメアに直談判しに行きます。
「俺に合成アンタークの外装をつけることは可能か?」
「俺がアンタークとして振る舞う。」
エクメアはゴーストの呪縛からカンゴームを解放します。
亡霊の呪いから解放されたカンゴームは、自我を取り戻しすっかり女の顔となってエクメアに依存してしまいます。
そしていよいよ宝石の世界に夜襲をかける日がやってきます。
夜襲は宝石たちにすぐにバレてしまいます。
「フォスのバーカ!なんでコンちゃん(金剛先生の新しい愛称)にそんないじわるするの?」
フォスは”みんなのため”と言うのですが、聞く耳を持ちません。
罠に掛けられ激しい戦闘態勢に。
ルチルはパパラチアに襲い掛かり、パパラチアの攻撃も容赦ありません。
フォスがボロボロの体で横たわっているとユースが近寄ってきました。
「こんなことがしたいわけじゃないでしょう?」
「誰もこぼさず進む方法を一緒に考えましょう。」
だけどフォスは戻れないのです。
「僕らの未来にはあなた(フォス)が必要よ。」
その時、月人が現れ3名を回収していき・・・?
10巻へ続く
感想
物語の真相が次々に明かされてきましたね。
一時期停滞していたのが嘘のようにどんどん話が進み逆についていけないほどです。
良い意味で一回じゃ全てを理解できません。
パパラチアの覚醒、残されたユースたちの金剛との和解、再生可能は硬度5以上という事実、自我を取り戻しエクメアに依存するカンゴーム・・・。
全体的にシリアスな展開の中、所々見える宝石たちの奔放さが救いです。
とにかく次の発売が今から楽しみ!!
ネタバレでは省略している部分が多いので、ぜひ漫画も読んでみて下さいね♪