インフェクションの8巻ネタバレあらすじです。
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8巻ネタバレあらすじ
キララの姉である麗(うらら)は一人、巨大な怪物へと進化したメットから逃げていた。
既に死を覚悟しているようで紗月に託してきた自分の子供の無事と妹や仲間たちの無事を願う。
車で逃げていいるにも関わらずメットは難なく追いつくと車の天井を剥がしにかかる。
だがそこに積まれていいたのは大量のガソリンだった。「バイバイ信」麗がそれに火を放つとメットがしがみついていた車は大爆発を起こすのだった・・・
しかし麗の決死の攻撃もかなわずメットは生きながらえていた。かなり体を小さくしダメージはあるものの赤ん坊が居る紗月の元へとたどり着く。
紗月の手元にあるのは3発の弾が込められた拳銃一つだけ。
攻撃するたび進化してきたメットを倒すには脳を破壊するしかない。
準備を整えメットを迎え撃つが全ての銃弾を外してしまう。残されたの方法は自分が囮となり少しでも赤ん坊からメットを遠ざける事・・・
全速力で走る紗月だったがメットとの距離はグングン縮まる。
”せめてハル君から好きだよって言われてみたかったな・・・”
メットの手が紗月を捕え万事休すかと思ったその時!!
「紗月ーーーー!!」
と颯爽と現れたのはハル君こと天宮だった。
間一髪のところでメットにショットガンを打ち込み頭部も粉々に破壊した。
すると二人は溢れてくる感情を抑えきれず抱き合い涙した。天宮も今までずっと張っていた気を緩めたのか大粒の涙を流し弱音を吐いた。
その姿を見たラギ姉は決して自分が天宮の事を手に入れることが出来ないのだと悟り表情には影が見えた。
紗月がいる場所に天宮を下ろし別の場所へ向かっていたキララ、なんと姉の麗から連絡があり「生き残ったから拾いに来て欲しい」と言われ向かったのだ。
天宮たちは残してきた赤ん坊を回収しに向かうがそこにはメットに殺された筈の元、仲間が保菌者となって復活していた。
理由は分からないがメットが物理的な攻撃で殺したにも関わらず感染する経路があるらしい、そうこうしているうちに先ほど殺したと思っていたメットの核が動き出した。
保菌者を操る能力でもあるのか進化した個体も含めかなりの数を天宮たちがいる場所に呼び寄せる。しかもメットの核は保菌者を吸収することが出来るらしくその姿は見る見る巨大化していく。
赤ん坊を抱きキララ達と合流すべく全速力で走る3人だったがキララたちの方にも新型や感染者がうじゃうじゃおり思うように進めないという。
天宮も足の速い感染者が大量に追いかけてきているのでこのままでは追いつかれてしまう。
そこで天宮が取った作戦は自分が囮になりラギ姉が橋の上から射撃するという方法だった。
紗月と天宮の再会を見て以来、意気消沈してしまっているラギ姉は自分がこの作戦を全うする自身が無かった。
だがそんな自分を一切疑わず「ラギ姉なら出来る」と信頼してくれる天宮。
普段は合理的にしか動かないラギ姉、「叶わない恋ならいっそ・・・」そんな思いも一瞬、頭をよぎったが彼女は今一度、「天宮ならばこの先も自分を不幸になどしない!」と信頼することを決める。
そしてもう一度、彼とキスをするために覚醒した彼女は見事、天宮に迫る保菌者を全て射撃したのだった。
だが一時の休息を取る暇も無く次はさらに巨大化したメットが襲い掛かる。
既に5mほどの巨体となったメットに追われる天宮、その攻撃力は半端なく一撃でも貰えば一瞬にして潰されるだろう。
それでも諦めない彼の前に現れたのは消防車を先頭にした観光バスの軍団だった。
「デカいわりに歯ごたえねぇな。雑魚が!」
日本刀を携えメットを微塵切りにするその人物は紛れもなく消防士最強の男、神城だった。
あの数の感染者に向かい生きながらえたのも凄いが彼はさらにかなりの数の生存者を救い続けていたようだ。
そして先ほどまで手こずっていたメットもまるで赤子のように容易く始末するのだった。
その後、キララ達とも合流し大所帯となった天宮たちは自衛隊が作り上げたと言う安全地帯を目指す。
そこは温泉も完備された宿泊ホテルだった。
ライフラインは全て機能しており普段と何ら変わりない状態で利用出来るその施設はまさにオアシス、束の間の休息を楽しむ天宮たちだった・・・
感想・レビュー
インフェクション8巻もかなり面白かったです。
やっと紗月と合流出来たかと思うとチート消防士の神城とも合流し地域内で最強の戦力が集結しました。
今後は地域外の話がメインになっていくのでしょうか?螢や香里の動きにも注目ですね。
そして8巻の最後には保菌者側の黒幕らしき人物も登場し新たな波乱をうみそうです。