インフェクション13巻ネタバレ

インフェクション最新の13巻が発売されて間もないですがここではその続きのネタバレを紹介していきます。

13巻は1月17日に発売予定です。

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107話

インフェクション107話

自衛隊介入の法案が可決されようとしていたその時。

螢は自衛隊が保菌者殲滅した後の仕事へシフトしていました。

しかしこのまま上手く行くとは思っていない螢は少し仕事を辞め、法案の中継を凝視します。

すると予想通り、一人の男が動き出しますが、螢は予め想定しており衛視に総理の緊急避難の訓練をさせていました。

他の議員が犠牲になろうとも総理さえ生きていれば問題ない。

自爆犯は最後にメッセージを残していました。

「真価を恐れるな!選択の時に備えよ!!」

その言葉から今回の事件が崇拝系の宗教団体である可能性が高く、保菌者騒動以外にも世界的事件を起こす準備がある事を予想します。

全てが予想通りですでに逃げているであろう総理に元へ向かいますがその先でも悲鳴が聞こえてきます。

理由は総理が逃げた先の国会が音を成して崩れ去ろうとしていたからでした。

総理を含め全ての衆議院議員の生存は絶望的です。

ですがそれすらも想定済みの螢は二院制のもう一角、参議院議員がいる議員会館を目指します。

既に何人かは焚きつけておりすぐにでも総理の代役として動かす準備が出来ています。

しかし、その議員会館までもが螢の到着と共に爆破されるのでした・・・

108話

総理、衆議院、参議院。

日本の中枢が全て破壊されてしまい、それを見ていた国民は絶望します。

「日本が終わった・・・」

報道者たちも顔を真っ青にし何も言葉が出てこない様子です。

このままでは日本はアメリカ主導の国連に介入され人権無視の悲劇が繰り返されるでしょう。

しかしこれすらも想定済みだった螢は次の案に走ります。

向かったのは国会を無断欠勤していた衆議院議員、金平光圀先生の元でした。

総理からも期待されていた。と嘘で褒めちぎり、とても国を動かせそうにないポンコツをその気にさせます。

果たして螢はこの神輿を担ぎ切ることが出来るのでしょうか!?

109話

螢は金平の求める言葉を熟知しているのか上手く彼を誘導していきます。

そしてスピーチをする気にまで焚きつけると頭の中で完成させていた原稿をタブレットに書き出します。

螢が考える国民から熱狂的な指示を得る最大の条件は特別な顔色。

指名を背負い戦おうとする元首たちは皆その特別な顔色を持っているのです。

金平をその顔色に変えることが出来なければどんなスピーチをしても国民に届くことは無い。

そんな無理難題を螢は見事やってのけます。

螢が書いたにも関わらずその内容は金平の言葉そのままで、彼自身も言葉に出すことで自分に言い聞かせていきます。

「私たちは出来る!私たちは出来る!」

その言葉は多くの国民たちを勇気づけるのでした。

110話

世論は一気に金平の臨時総理へと傾き、日本滅亡に一縷の望みが繋がりました。

一方、隔離地域では天宮たちにも事件の事が伝わり、避難者に混乱が伝わる前に緊急の会議を開きます。

天宮は不足の事態にも関わらず、落ち着いておりその姿は立派なリーダーとしての威厳がありました。

このタイミングで電話やインターネットも使えなくなり明らかに敵から攻撃の意志があるようですが天宮は冷静です。

今の状況で自分たちが取れる行動は二つ、秋保にとどまるか、逃げるか。

犯人は外に出た者を各個撃破するのが狙いなのか、留めて身動きが取れないところを追撃するのが狙いなのかどちらに賭けるしかない。

しかし天宮は第三の案を提案します。

「隔離地域から脱出しましょう!」

境界線に惹かれていた厳戒態勢は自衛隊突入と合わせて取り払われている。

さらに議員への被害でそのリカバリーも出来ていないと推測したのです。

その意見に隊長も納得しそれぞれに作業が振り分けられます。

そんな頃、少し離れた場所で真っ黒な新たな保菌者が誕生するのでした・・・

111話

天宮の隔離地域脱出案が実現可能なのか小隊に分かれて調査に向かいます。

調査班とは別で住人が安心するように付近をパトロールする天宮ですが途中、数名の行方不明者がいると報告が入ります。

更に、保管していた衛星電話も何者かによって盗まれ、これは裏切者がいることを裏付ける証拠でした。

そんな中、晴輝の前に新たな保菌者が現れます。

全身が黒く不気味な容姿の保菌者、その能力とは・・・

112話

天宮とは別で検問所に向かったのはアーチェリー選手の山田です。

同行しているのは土木マニアの関と歴史マニアの明石。

3人で自衛隊の検問所を突破する方法を模索しに来たのです。

検証した結果、避難民が地域を占領するには検問所の自衛隊を全滅させる必要があるという結論に達するのでした。

その頃、新型保菌者と遭遇した天宮達。

慎重に様子を伺おうとする天宮でしたが血気盛んなながみんが飛び出してしまいます。

保菌者を一刀両断するながみん!!しかしそのまま切り裂かれる事なくボフ!!と複数の小さな物体に分離したのでした。

113話

小さな物体に別れた新型保菌者はながみんに襲い掛かります。

羽虫の大群に囲まれているような状況になり身動きが取れません。

虫たちは口から体内に侵入しようとしているようでずっと息を止めていたながみんも限界が来てしまいます。

ながみんの口から体内に侵入した虫は中にとどまるかと思われましたが嘔吐と共に体内に吐き出されます。

それを見て動き出した天宮!!果たして彼女を救うことが出来るのでしょうか!?

114話

新型保菌者が感染型だと判断した天宮はながみんを救出に向かいます。

ずっと駆けつけるのを耐え敵を観察して導き出したのはエネルギー効率が悪いという弱点でした。

体を分散させてから10秒もしないうちに地面に落ちて動かなくなる現象が確認出来たのです。

天宮は敵を引き付けると、同行していた轟きにイシツブテを投げさせ新型を分散させます。

そして自分は敵が力尽きるまで全力疾走で惹きつけます。

結果、敵の寿命は約30秒ということが分かりながみんを救出することが出来たのでした。

115話

助けたはよかったものの感染の可能性があるながみんは隔離されます。

現状で彼女の助かる道は極めて少ないと思われますが天宮はそんな彼女に希望を提案します。

「俺の彼女にならないか?」

そうなることでもっと守ってあげたいと思うことが出来る、そうなれば皆の安全を確認した後、一人で戻ってきてワクチンがある地下研究室まで連れて行ってあげられる。そんなことを言います。

すぐに返答はしないながみんでしたが幾分かは気持ちが紛れたようです。

天宮がその後すぐに向かったのはラギ姉の所でした。

部屋に入るなり頭を下げる天宮。

「らぎ姉の事が大好きです。もう一度付き合って下さい!!」

果たして彼の目的とは・・・!?

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