リィンカーネーションの花弁4巻ネタバレ

漫画、リィンカーネーションの花弁4巻のネタバレあらすじを紹介しています。

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15話から19話

自己再生という不死の才能を持つ船坂に対して傷を負わないという不死の才能を持つルーデル。

一見、互角に見える対決ですが扱う重火器は爆撃機のパイロットだったルーデルに軍配が上がります。

この戦況をひっくり返せるとすれば、完全ステルス能力を持つファーブルの援護以外ありません。

ですがそのファーブルも苦戦を強いられていました。

姿はもちろん、ニオイや音までも完全に消し去るまさにチート呼べる能力ですが、敵の腐敗させる能力によって対策をされてしまいます。

敵はヒトラーとポル=ポトのペアです。ヒトラーの才能である掌握者によってすでに能力がバレてるようで待ち伏せされていたのです。

その対策はまさに盲点を突かれたものでした。

辺りの木々を全て腐らせることで腐敗臭を漂わせる。そうすることで無臭のファーブルが嫌でも浮き彫りになるのです。

呆気なく殺されてしまったファーブル。しかしその死体までもがステルスされており、殺した本人たちしか認知出来ない。という悲しい最期なのでした。

ファーブルの援軍が期待できなくなり絶対絶命のピンチになった船坂。

才能にも限界があるようで、使うごとに体力と精神力がすり減っていきます。

そんな状況にも関わらず、船坂の気分は高揚していました。

まるでその時を待っていたかのように死を身近に感じる。才能に目覚めてからはどんな戦場に出向いても感じず、全てに無気力となっていた。

全てに飽きた船坂は退屈な日々を送っていました。ですが強敵に出会ったことで自分の求めていたのは人類貢献などではなく、お互いがすり減るような戦いだったのだと。

ルーデルもまた、その思いには同感でした。死の間際で分かり合った二人。

果たして決着は!?

一方、ファーブルを破ったヒトラー、ポル=ポトも猛威を振るっていました。

戦闘力が高いダーウィンがいとも簡単に敗れ、確率操作の才能を持つ、シュレーディンガーも全ての確立が0となり殺されます。

そこに運悪く出くわした、アインシュタインとニュートン。

アインの能力は空間転移ですが自ら歩き座標を確認しなければ転移は出来ません。

さらにポル=ポトの腐敗は座標を上書きする効果があるらしく、実質戦えるのはニュートン一人です。

ヒトラーの才能の視覚の共有だと破ったニュートンですが、元々戦闘力が高いわけでも無く、策を練るもついに追いつめられてしまいます。

殺されそうなニュートンを前にアインは自然と体が動きます。

彼の前に出て、その身で守ろうとするその姿にヒトラーの態度が変わります。

「引き分けだね」

情けをかけられたのかと思った二人ですが、どうやら敵の考えは違うようです。

「僕らはこの戦いで全滅する」

自分たちの運命は最初から決まっていたのだと話すヒトラー。そして抹消対象は偉人を語る者と花弁に飲まれた者。

身を挺してニュートンを守ろうとしたアインの行動は人間性そのものでした。

「人間は殺さない」

ヒトラー達は”ノイマンを妄信するな”とアドバイスを残し、腐敗の才能で灰になり自ら命を絶つのでした。

感想

一気に物語に深見が出てきて引き込まれてしまいました。

敵の真の目的とはいったい何なのでしょうか?

ネタバレには書ききれなかった要素としてカエサルが裏切者だったことが判明します。

敵の中でも最強に位置しているようで十兵衛は呆気なく殺され、武蔵が勝負を挑んでいます。

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