神様ドォルズ の最終巻、12巻のネタバレあらすじを紹介しています。

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12巻ネタバレあらすじ

村の隻で協力して何とか倒したアマテラス。

災いは去ったかのように想えたが常絶(トコタチ)を吸収した暗密刃(クラミツハ)は匡平たちに最後の戦いを仕掛ける・・・

67話

崩れ去るトコタチの後には一つの剣が残されていました。

阿幾が手をかざすとそれはクラミツハに吸収され片腕が剣の形に変形します。

「待たせたな匡平」

その剣はビームを発射出来るようでククリを猛攻します。

相手のビームが連射可能なのに対してククリは威力は大きいものの連射は出来ません。

匡平は最後の説得をしますが聞き入れて貰うことは出来ず、戦うしかないようです。

68話

クラミツハの攻撃は完全に火力がオーバーしておりこのままでは機体が壊れるのも時間の問題です。

アマテラスと同じように巨大すぎる力を制御できず、機体は巨大化していきます。

詩緒もなんとか反撃しようとしますが圧倒的な力の前では無力。

力の制御が出来ていない阿幾が一度引いてくれたので何とか立て直しすることが出来ます。

匡平はすでに気持ちを決めているようで自分一人で決着をつけるつもりです。

それもククリを使わず生身でです。

”俺があいつに声をかけたことろから全ては始まった”

阿幾の罪は時分の罪でもあると言う匡平。

果たして二人の結末は・・・

69話

森にはクラミツハのビームによって火災が発生していました。

このまま家事が広がれば全ての木々は失われカカシは二度と修理できなくなります。

そんな森を匡平は一人で阿幾の元へ向かって歩いていました。

再び対峙する二人、阿幾は丸腰でやってきた匡平に馬鹿にしてるのか?と激怒します。

「今すぐチリにしてやる!!」

阿幾の容赦ない攻撃が匡平に向けられたころ、残された詩緒にククリが囁きます。

初めてククリと通じ合ったことでククリの中には今まで関わってきた隻の心が蓄積されていることを知ります。

それはいつの間にか一つの心になりその心は匡平の元へ向かうと答えを出したようです。

匡平だけでなくクラミツハも救うために・・・

70話

匡平は生身ながらもなんとか死なずに逃げ延びていました。

紫音の時のように同調に割り込み乗っ取ろうとしますが神器のせいで少ししか邪魔できません。

必至に抵抗するも悪あがきにしかならず、万事休すかと思ったその時!!ククリが現れます。

詩緒の姿が無くククリの意志でここへやってきたことを知った匡平は一緒に戦うことを決意します。

71話

2人の戦いは熾烈を極めました。

そんな様子を他の元隻たちも見守ります。

カカシ同士の戦いが繰り広げられる中、阿幾と匡平も殴り合いをします。

そんな中、ククリは自らの身体を犠牲にしながらもクラミツハの核を握りつぶします。

機体への損傷は大きく、ククリ自体もバラバラに砕け散ってしまうのでした。

72話

カカシの破片とともに地上へ落ちていく二人。

破片がグライダー変わりになり何とか無事に地上についたもののお互い別々の場所へ降りてしまいます

目を覚ました阿幾は匡平と初めて会った森に居ました。

当時の事を懐かしんでいるとあの時と同じように自分の名前が呼ばれます。

ですが次の瞬間!!”ドス”と刃物が腹に突き刺さるのでした。

そこにいたのは阿幾が殺したアツシの母親でした。

「アツシが寂しいって。行ってあげて。」

村には平和が戻りました。

しかしカカシは全て失われてしまい、これまでのようには行きません。

政府からの助成金なども打ち切られ外に働きに出る人が後を絶たず人口は減る一方です。

あの日依頼久しぶりに村に帰ってきた匡平。

阿幾のお墓の前に立つと思わず涙が溢れてきます。

「アイツは、僕の一番最初の友達です。」

匡平にとって阿幾は改めて特別な存在だったようです。

一方、詩緒は毎日ククリの破片が落下した場所へ通っていました。

頭の半分だけですが森の中の小さな池に落ちていたのを見つけたのです。

村人たちは回収しようとしたのですが詩緒の強い要望でそのままにしているのです。

「ククリがここでいいって」

そんなククリに新しい芽が出ました。

案外本当にククリの意志は生きているのかもしれないですね・・・

-完-

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