モンキーピークの2巻が発売されたのでさっそく読んでみました。

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モンキーピーク2巻|ネタバレあらすじ

モンキーピーク2巻ネタバレ

辻殺しが猿の仕業では無いと推測した宮田

その理由は辻が撲殺されていたからだ。

ナタや弓を持っている猿がわざわざ石のようなもので殴り殺す必要は無い。

それにすぐ後に姿を現してることからも矛盾が多い。

安斎も宮田の話を聞く限り認める他ない様だ・・・

”この中に殺人犯がいる!!”

この事は今いるメンバー、早乙女、社長、宮田、安斎、林だけに留めておくことに決める。

今後は誰の事も信用しないとし監視し合う体制を取る。

山頂まではあと4時間、すでに水は尽きているものの一人の脱落者を出すことなく何とか登頂する。

そこからはついに念願の中岳小屋を見下ろすことが出来たのだった!!

だがそこに至るまでの道は一本道で弓を持つ猿から狙い撃ちされるのは容易に想像出来た。

全滅を避けるには殿を置くしかなく公平にクジで決めようとするが藤紫と飯塚がジュースの空き容器を使い早乙女が独り占めしたとハメることで結局彼の班が殿を務めることとなってしまう。

だが宮田だけは早乙女の事を信じていた。

普段荒っぽい所はあるが汚いことは絶対にしない、そして早乙女の尿が妙に臭ったことで脱水症状がみられ無実を確信するのだった。

そしていよいよ、早乙女たちが山小屋を目指す。

早乙女の予想では猿は山小屋で一塊になった時に襲ってくるだろうと予測していた。

もし自分が猿なら水を与えはしない筈なので山小屋へ付く前に何か起こるのか?

その予想は最悪の形で当たってしまう。

小屋への最期の上り道に差し掛かった時、目の前に猿が現れたのだ!!

先頭を歩いていた社長の腹部に深々と矢が突き刺さる。

まるで嘲笑うかのように目の前で水を捨てる猿の行動に数名が自我を失い猿へと特攻をかける。

だがそれこそが猿の狙いで二人が矢の餌食となってしまう。

安斎が駆け付けたことによって猿は撤退していったのだが状況は最悪だった。

水に毒が混入されている可能性もあるため手を付けられなかったのだ。

登山日程から明日には捜索隊が派遣されるだろうと予測出来るので今むざむざ死ぬわけには行かない。

そんな時に見つかったのがモモとミカンの缶詰だった。

これなら細工はしにくいし大丈夫そうには見えるが・・・

全員を集めて意見を聞き合うも早乙女に食べさそうと画策していた飯塚の雰囲気に呆れてか早乙女は自ら毒見を名乗り出るのだった。

反対する者もいたがこのままでは明日まで持たないメンバーもいるだろうということで結局、早乙女の毒見は実行された。

モモの缶詰を一口・・・

「ニッ」

と不気味な笑顔を向ける早乙女に引く一同だったがどうやら即死性はない様だ。

念のため2時間は様子を見る必要があるがその時、重症の社長から「バカモノォー」と声が上がる。

毒見をするのであればすでに先が短い年長者がするべきだ。

そして自分はもう先が短いことが分かっている。

だらか自分を優先しろと言ったのだ。

こうして残るミカンの缶詰の毒見を社長が行うのだったがなんとそっちの缶詰には青酸カリが含まれていたようで苦しみながら社長は逝った。

早乙女は悔いた。

なぜまた自分が生き残ってしまったのだと。

これで自分が殺した人は3人になってしまった。

早乙女は登山の事故で自分を守った父、そして原付の事故で死んだユージ二人の事を思い出していた。

そして彼は決心する。

今対処出来る最善を尽くそうと。

今夜は一人ずつ交代で歩哨をすることになったのだがそこである人物が動き出したのだ。

この寒空の中窓を開けようとしている人物、それは氷室だった。

「空気を入れ替えようと」

そうごまかそうとしていたのだが宮田、早乙女、斎藤の3名が信じる筈も無くあっけなく捕まってしまう。

この策は早乙女が持ち掛けた計画で明日救助が来ると強調すれば辻殺しは今日動くしかない。

そして猿の犯行に思わせるのであれば窓を開ける必要があったのだ。

吊し上げられた氷室そこから安斎の拷問が始まった。

「何故辻を殺した!?」

後でどんな罰を受けても構わないと豪語する安斎は容赦なかった。

フォークで何度も足を突き刺しそれでも喋らなければ指を切り落とす・・・

そこまで脅してやっと告白する。

「俺は金で雇われただけ、もしもの時は助けてくれるんじゃなかったのか?早乙女!!」

猿と仲間なのも辻を殺したのも早乙女だと言い出す氷室

もちろん早乙女は否定するのだったが一度疑いの目を向けられてしまえばそれを挽回するのは難しい。

結局、早乙女も安斎によって吊し上げられてしまうのだった。

そして早乙女にも拷問が始まる。

反抗的な目を向ける早乙女に安斎は何度も殴りつけた。

「服従する気になったらワンと鳴け!」

そう言いながら何度も殴る安斎

だが早乙女は折れなかった。

”こんなのあの二人を失った絶望に比べれば屁でもねぇ”

次第にヒートアップする安斎を止めたのは見張りからの知らせだった。

「奴だ!猿だーーー!!」

モンキーピーク|2巻まとめ・感想

まさかの氷室が黒幕とつながっているという事なんでしょうか?

何かを知っているようでしたがあれだけの拷問をされてもしゃべろうとしないその姿はちょっと非現実的過ぎてそもまでグロくする必要ないんじゃないかなと思いました。

早乙女も罪を着せられていますし今は斎藤の独裁国状態になっていますが翌日に救助が来るとすれば今度が猿との最終対決になる筈

あの殺人猿の正体はいったい誰なのでしょうか?

モンキーピークは最新巻であっても1冊丸ごと無料で読むことが出来ます。

是非一度読んでみて下さいね。

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