漫画”7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT”の4巻ネタバレになります。
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29話から38話|ネタバレあらすじ
シェイクに招かれ家へとやってきたウェル。
住人たちは妻や息子と紹介されます。
早速”ヨークランカスター両名家の戦い”の脚本を見せ、意見を聞きます。
派手な演出は無いモノの、台詞がどれも良く、観客に響くのは間違いないと太鼓判を押すロビン。
その後も、さまざまな話を聞き。有意義な時間を過ごすことが出来たのでした。
完成した脚本をさっそくバベさんの所へ持っていき、上演は1か月後と決まります。
2部が出来るかどうかは1部の反応次第です。
緊張の公開初日、前回より客は入っているとはいえ、満員とまでは行きません。
しかも、予想よりも観客は台詞に惹かれておらず、沸きません。
遂に、痺れを切らした客の一人が主役に果物を投げつけます。
浴びせられる罵声、前作の”リチャード三世”と同じ反応、自信を持って作り上げたモノが連続でウケないことに、シェイクの顔にも陰りが見えます。
ですが、罵声を浴びせる客の空気を換える一人の女性が現れます。
「あんたにはこの天に昇っていくようなセリフの良さがわかんないのかい!?」
その女性と同じ意見の客は一定数おり、たちまち対立する二つの意見事に乱闘騒ぎに発展するのでした。
世間では酷評されるシェイクでしたが、その中でも大物の一人が彼の作品をほめたたえます。
”マーロウ”
イングランド1の詩人です。
マーロウがシェイクの事を語ったのは酒場での一幕に過ぎなかったのですが、その話はすぐにバベさんの元にも伝わりました。
そして、打ち切りが決まっていた”ヨークランカスター両名家の戦い”の2部講演が決定するのでした。
正真正銘これがシェイクに与えられた最期のチャンスです。
物語はリチャードが演じるリチャード三世がメインの話となります。
対立する二つのお家騒動の結末へと繋がる、争いも多く盛り上がる内容となっています。
早速、脚本作りに取り掛かろうとするシェイクですが、ロビンが劇場を追い出されたと言う話を耳にします。
理由はロビンの主人である、オーガスティンの妻の金の指輪を盗んだ疑いをかけられたからです。
勿論、人柄の良いロビンがやったとは思っていないのですが、恐妻家として知られるオーガスティンの嫁を止めることは出来ず、追い出すことで手を打ったようです。
ロビンの友人に見つけ次第、家を訪ねてくるように言伝をし、シェイクは脚本作りに取り掛かります。
その夜、言伝を聞いたロビンが早速、シェイクの家へとやってきました。
浮浪者に混じって野宿をしていたようで、シェイクはロビンをそのまま住まわせることを決めます。
家の秘密を打ち明けることにしたシェイク。
その後はドンドンと脚本が完成していきます。
ロビンもこの家の能力の高さに圧倒されながらも、役者ならではのアドバイスで作品に貢献します。
いよいよ迎えた初公演の日。
確かな手応えを感じていたシェイクでしたが客の入りは7割ほど。
更に客は定番的な物語なのでそれほど期待はしていないように見えます。
ですがその空気は一変します。
ロビンの意見で採用した冒頭に掲げるリーの詩。
舞台上にそれが掲げられると観客たちから喝采が起きるのでした。
役者のオーガスティンやリチャードも観客の目に期待感が宿ったことを感じたようです。
遂に舞台の幕があげ、劇が始まります。
そこに居たリチャード三世は、先日の果物を投げつけられ罵声を浴びせられた人物と同一とは思えないほど、観客を魅了します。
美しい台詞がリチャードの魅力をさらに引き上げ、終わってみれば拍手喝采!!
劇場は大盛り上がりでした。
更に、シェイクにはもう一つ布石が有りました。
それは今回の劇でリチャード三世が脚光を浴びたことで、シェイクのデビュー作を誰もが見たくなるというモノでした。
ついに、民衆に認められたシェイク、そしてこの劇を特別席で見ていたマーロウ。
2人の天才詩人はどんな物語を展開していくのでしょうか!?
感想とレビュー
7人のシェイクスピア4巻もめちゃくちゃ面白かったです。
遂にシェイクが認められたのですが、彼の実力を疑い始める輩も出始めます。
次巻ではストレンジ卿がシェイク達の秘密に迫るようで、ハラハラの展開となりそうです。
この漫画は最新刊でも無料で読むことが出来るので、5巻にも是非、この方法を使ってくださいね。
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