サイコパスト3巻表紙

サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査の3巻ネタバレの紹介です。

1巻を無料で読むことが出来て、そこからハマってしまい、一気に3巻まで読みました。

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サイコ×パスト|8話 救済

患者の点滴に毒物を混入しようとしていたハルを翔太の姿になった五代が止めます。

しかし、ハルは相手が子供だからと適当な理由で誤魔化し、その場を収めようとします。

ですが五代相手にそんな言い訳が通用する筈も無く、追いつめられたハルは反撃に出ます。

末期がんのハルは毎日大量の筋肉増強剤を飲んでいて、子供では太刀打ちできない程の力を発揮します。

五代を取り押さえたハルは気分が良くなったのか、犯行の動機や舞城に犯行を擦り付けようとしていることを話します。

抵抗出来ないながらもその会話を録音していた五代は、ハルの隙をついて、逃げ出します。

しかし、ナースステーションには人影は無く、追いついてきたハルに捕まってしまうのでした。

サイコ×パスト|9話 継承

ハルが劇薬の注射器を五代に打ち込もうとしたその瞬間、丁度見回りをしていた舞城と鉢合わせます。

五代を人質に取っているハルは、五代を助けたければ”自分で劇薬を注射しろ”と舞城に命令します。

「私が打てば彼は助かるのね」

迷いなく、注射器を自分に向ける舞城。

彼女は過去に起こした医療ミスの事を今でも悔いていました。

償わなければならない罪から逃げた罪悪感がぬぐえず、償いの場を探し続けていました。

自分の命で子供を救えるなら・・・

舞城が覚悟を決めた瞬間、ハルに向かってサッカーボールが投げつけられます。

投げたのは、五代と同室の女の子でした。

「翔太(五代)くんを離せ!!」

女の子に気を取られたハルは、五代に背負い投げされます。

駆けつけた警備員も協力して、何とかハルを取り押さえることに成功するのでした。

「最後に聞かせておくれ、あんた本当は何者だい?」

「俺は未来から来た刑事、五代一哲だ!!」

「そうかい・・・あんたにもそんな力が・・・」

そう言うと、ハルは隠し持っていた毒薬で自ら命を絶ったのでした。

サイコ×パスト|10話 何者

気になる言葉を残して、死んでしまったハル。

現実に戻ってきた五代は、飛高も何か隠していると確信します。

すぐに問い詰めようと彼を探していると、隠し部屋から出てきたところを見つけます。

本気で詰め寄りますが、適当にはぐらかされ、本心で喋るつもりは無いようです。

仕方が無いので、自分で出来ることから調べていく五代はハルの自殺によって変わった現在を見に行きます。

舞城は自らの罪を償い、今もナースとして働いていました。

その傍らには、翔太に入った時に助けてもらった女の子、木下南の姿もありました。

自分が救った人たちが今も生きている姿を目の当たりにして、少し心が安らぎます。

これ以上、2人の日常に首を突っ込むのは野暮だと思い、声もかけず病院をあとにした五代は急に後ろから銃口を突きつけられる感覚を感じます。

「これ以上、改変後の現代を詮索するな!!五代一哲」

謎の男はそれだけ言うと、姿を消したのでした。

五代が過去を変えていることを知っているのは飛高だけです。

ますます彼が何かしていると考える五代ですが、問い詰めても適当にはぐらかされるだけだろうと今は真相を暴くのをあきらめます。

五代が次に選んだのは”幸坂潤之助”練馬区監禁連続殺人事件の犯人でした。

五代が知っている事件の中でも心底むしずが走る犯行で、家族を監禁、洗脳した上にお互いに殺し合わせたという極悪非道な殺人鬼です。

「何があってもこんな異常者には屈しない!」と確かな覚悟を胸に、過去へと意識を飛ばすのでした。

サイコ×パスト|11話 未知

気が付くと、そこは学校の教室でした。

今回は高杉という教師に憑依しているようです。

五代の記憶には無い被害者で、何が何やら戸惑っていると学生姿の幸坂に声を掛けられます。

何故、奴が逮捕された2011年より前にタイムリープしたのか分からない五代ですが、辺りを見回すと教室には花瓶が置かれた机がありました。

生徒から浅見という子が事故死した話を聞き、一先ず整理をします。

まさか・・・これは幸坂が過去に起こした殺人事件なのか・・・?

それならばこの教師もいずれ殺されるということ・・・

更に今回は警察も把握していない事件なので、何の情報もありません。

一先ず、調べれることから手をつける五代に、一人の生徒から話がある と呼び出されます。

その生徒は浅見は事故で死んでしまったのでは無いと言うのです。

浅見が死ぬ少し前から幸坂と仲が良くなり始めたようで、その頃から彼女の様子が変わったと言います。

詳しく話を聞こうとした五代でしたが、他の友達がやってきてしまい、放課後改めて話し合うことになります。

しかし、いくら待ってもその女子生徒、谷口は待ち合わせ場所に来ることは無く、仕方なく明日改めて話を聞くことにします。

翌朝、登校時に幸坂に声を掛けられた五代が足を止めます。

すると背後で”ぐしゃ”と鈍い音が鳴りました。

振り返るとそこには、屋上から飛び降りたと思われる谷口が横たわっていたのでした。

3巻の感想

ハル婆の事件が解決したのも束の間、現代でも様々な謎に新たな難解事件と盛りだくさんな内容でした。

かなり伏線も色々と敷かれてきて、それらが回収される時が楽しみです。

谷口は明かに自殺では無く、殺されたと思いますが、幸坂には完璧なアリバイがあります。

どんな展開となるか続きが気になり過ぎて早く4巻が発売してくれることを願います。

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