めぐる未来3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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過去に戻る病を抱える未来は、妻・めぐるを救う為タイムリープを繰り返します。
三度目でようやくめぐるを守ることができた未来ですが、犯人は捕まえられず・・・?
めぐる未来|3巻感想
めぐるを殺した犯人の顔に見覚えが無い未来。
少なくとも会社の人間ではありませんでした。
めぐるが命を狙われる原因に思い当たる点もなく、ふと原因は自分かもしれないと考える未来。
しかし仮にそうだとしても理由がわからず他人にここまでされるほど恨みをかうことをした覚えもないのです。
未来は警察に、根拠はないがめぐるが働く会社の中にも容疑者と繋がっている人間がいると思うことを話します。
暦刑事は未来になにかを感じて念のため未来を調べることに。
事件発生から4日が経過し、療養していためぐるが職場に復帰します。
両親からもしばらく休むよう言われていためぐるですが、家でじっとしていると逆に落ち着かないのです。
事件はニュースでも報じられ警察も動いていて、間違いなく今犯人は追い詰められている状況。
しかし今の未来はこの先に何が起こるのか知りません。
だからこそこの病気をもっと理解する為、この病気の存在を知っている母に聞いてみることに。
未来は母にこれまでのことを説明します。
未来の覚悟を感じた母は止めることなく父から聞いた病気についてを話してくれました。
まず本来なら寝込んでもおかしくない頻度で発症している未来の身体を母は心配します。
今後も短期間で発症し続ければ、もう一度起き上がれる保証はありません。
この病気は自分の意思で戻る時間を選ぶことはできませんが「法則性」があると父は言っていたと母は話します。
過去に戻る前と後が繋がっている感覚です。
思い返せばそうかもしれないと思った未来は、戻る時間をある程度制御できる可能性があることに気が付きます。
最後に母は「守りたいからこそ別れるという選択肢もある」と未来に伝えます。
母は今でも毎日考えていました。
自分を助けようとしなければ夫が死ぬことはなかったと。
「めぐるさんに病気についてちゃんと話なさいよ、ずっと一緒にいたいなら」
そう言って母は電話を切ります。
そんな中、めぐるが行方不明になってしまいます。
めぐるには事件以降一人でどこかに行くときは連絡するように言ってあり、何の連絡もないままいなくなるのは明らかにおかしいのです。
何も解決していない状況なのに、どこかでめぐるを救えた気になっていたことを後悔する未来。
まさかもう犯人が動き出すなんて思っておらず油断をしていました。
警察、そして社員に連絡し、未来はGPSが示す河川敷へ。
その場所には黒いゴミ袋が3つ置いてありました。
おそるおそる袋を開けると中にはめぐるの私物が全て捨てられていました。
万が一居場所を特定できるものを身に着けてる可能性を考えて、元々捨ててあったゴミ袋に紛らせ捨てたのでしょう。
この用心深さは犯人の仕業に違いありません。
めぐるが失踪して3日が経過しました。
警察からは自宅で待機して連絡を待つよう言われていためぐるの父ですが、家にいると余計な想像ばかりしてしまい未来の家へと押し掛けます。
「未来くんなんでこんなことになったんだろうなぁ」と言う父に「きっと無事です」と未来は言います。
警察は未だにめぐるの行方を掴めず、自宅待機を命じられた未来。
社員との接触も難しくなり会社の状況も分かりません。
めぐるの生死も未だ不明のまま。
しかしだからこそ未来はまだ希望を捨てていませんでした。
これまで犯人は事前に犯行予告をして会社の外階段から転落死させるか、路上で堂々と刺殺した後挑発ともいえる電話をしてきました。
今回はめぐるの行方がわからないだけ。
今までのパターンとは明らかに違うのです。
被害を避けるために自宅待機を指示する警察の意図はわかりますが、このまま待ってるだけで良いわけがありません。
未来はめぐるの父、そして社員たちにも協力を呼びかけ捜索することを決めます。
ゆりかと四季村を除き、犯人をあぶり出すために休日に社員を招集した未来。
応じない人間を片っ端から調べて手掛かりを掴もうと思っていました。
全員が集まるなんて思ってもおらず未来は驚きます。
それになぜかみんなとても協力的なのです。
今までの犯人の傾向を考えるとめぐるを誘拐したのにも必ず意味があるはずだと考えた未来は、必死で近辺を探し回ります。
犯人はきっと見つけて欲しいはず。
手の届くどこかにきっといるはずなのです。
その時、捜索前に作ったグループラインに日南からメッセージが届きます。
「めぐるんの居場所を教えたいと思います」という言葉と共に地図が添付されていました。
疑問点は沢山ありますが、今はめぐるを助けることが先決です。
皆は急いで地図に記された場所へ。
めぐるが監禁されているアパートの一室からは煙が出ていて、部屋の中が燃えていることが予想できました。
消防を待っている時間もないと判断し、扉を突き破って中に入ることに。
中はすごい煙の量でまともに息も吸えません。
想像以上に燃えている部屋の中で焼死しているめぐみの姿が発見されます。
次の瞬間、爆風に巻き込まれ父、四季村、ゆりかは死んでしまいます。
病気が発症し気付くと病院のベッドの上にいた未来。
どこまでも容赦のない犯人に手段を選ぶ余裕はないと感じる未来。
すぐにでも日南を問い詰めて全て吐かせようとしますが、体を思うように動かすことができません。
原因は短期間の間に何度も病気が発症したことでした。
母の忠告は本当だったのです。
お見舞いに来た四季村とゆりかは犯人探しに協力すると言ってくれますが、このまま協力を頼めばまた同じことの繰り返しになるかもしれません。
他人を巻き込むのは危険だし、何よりもうこの病気に頼れるのかもわかりません。
めぐるを救う為ならどんなことでもすると決めていた未来ですが、誰にも死んで欲しくないと思ってしまったのです。
昔の未来ならめぐるさえ生きていれば良くて他人がどうなっても関係ないと思っていたでしょう。
未来はどうすれば未来を変えることができるのか考えます。
翌日も体はまだ動かすことができず、治るまで待つには時間がありません。
めぐるに遠くに逃げて欲しいと頼みますが、逃げた先でも同じ結果だったとしたら・・・?
未来は覚悟を決め抱えている病気についてめぐるに打ち明けることを決めます。
打ち明けることで幸せが壊れるんじゃないか、めぐるが離れていってしまうんじゃないかと怖かった未来。
しかし今はめぐるに現状を正しく認識してもらうことが最優先です。
未来はこれまでに見てきたもの知り得た情報を全て伝えて、理解してもらったうえで今後は行動してもらうことに。
それが今めぐるを犯人から守る最善の手段。
説明しながらめぐるの顔を直視することができない未来。
気味悪がられても嫌われても理解してくれるまで話し続けるしかないと思っていました。
しかしめぐるは未来の言葉を全て信じてくれます。
いつも抜けているところばかり目立つめぐるですが、昔からしっかりした人で誰よりも他人の感情を汲み取っていつも寄り添ってくれていました。
なんでもっと信じてあげられなかったんだと思う未来。
めぐるは「こういう時はお互いに協力し合う!それが夫婦ってもんでしょ?」と頼もしい返事をしてくれます。
その頃、未来の母の元に未来について聞きたいことがあると刑事が訪ねてきます。
暦刑事は数十年前のある記事を見せ「記事に書かれている中学生は未来さんで間違いないですよね?」と聞きます。
記事は男子中学生がマンション屋上から転落寸前の男性を救うと書かれていました。
母は記事については本人に話を聞くべきだと刑事に言います。
母は今でも未来のしたことが正しいとは思っていませんでした。
翌日、身体に異常はないとして退院が認められた未来ですが、まだ上手く歩くことができずめぐるに補助してもらいながら車椅子で移動しています。
未来はずっと曖昧にしていためぐるの「子供が欲しい」と言ったことに対し、今は同じ気持ちだと返事をします。
落ち着いたらゆっくり話そうと約束をする二人。
休日の会社の前に着き、めぐるだけ待ち合わせ場所の外階段へと向かいます。
待ち合わせしていた相手は日南紗夜。
日南は現段階で何の罪も犯していないので、先に接触し日南から犯行の動機を聞き出す作戦です。
今回の目的は犯人がめぐるの命を狙う理由を知る為。
話を聞きだすのは難しいことですが、それでも未来はめぐるなら出来ると思ったのです。
めぐるは直球で「どうして日南ちゃんは私のことを殺したいと思うの?」と聞きます。
日南は取り乱しながら「私はめぐるんを助けたいだけなの!」と叫びます。
その頃、下で待っていた未来の元に黒パーカーの男が現れます。
男は「15年ぶりだな」と未来に近寄ってきて・・・!?
めぐる未来|3巻感想
せっかく守れたと思ったのに、結局未来は変えられないという絶望感を感じた今巻。
それでも絶対に諦めない未来と、めぐるの明るさに救われますね。
確実に犯人との距離は縮まっていて、ラストではついに犯人と対峙するというところまできました。
執拗に狙い続けてくる犯人の理由、日南の言葉の意味が気になります。
漫画を読みたい方はぜひ無料で読んでみてくださいね。