進撃の巨人28巻のネタバあらすじを紹介しています。
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111話
エレンの脱出は同時に100名あまりの兵士も一緒に脱獄と離反を開始しました。
自体を重く見た中央はさっそくハンジたちを招集。
イェーガー派の目的を推察します。
エレンの殺害を隠していた中央憲兵と調査兵団が言い合いになっているとピクシス司令が現れます。
現状で内輪もめしている暇は無い、と今後の展望を話しました。
「エレンに降参しよう」
兵団内部から敵を炙り出すにはどれだけの血が流れるか分からない。
オマケにそんな時間は無駄だとエレンにジークの居場所を教えることで交渉を図ると言ったのです。
その為にはザックレーの殺害も不問とする。
方針はきまったもののハンジはエレンとジークに任せっぱなしにするつもりはないらしく、以前から怪しいと思っていたマーレ人捕虜が働くレストランを訪ねます。
丁度、その頃、レストランで働くマーレ人ニコロの所へサシャの家族がやってきます。
先日、牢屋を脱獄したカビたちも一緒です。
2人がたまたま行きついた先はなんとサシャの両親の牧場だったのです。
隙を見て二人はマーレ人であるニコロに接触します。
そして自分たちの置かれている状況を話します。
するとニコロは何やら顔を歪ませます。
「女の兵士を殺したか?」
ガビが声たかだかに「仕留めた」と答えると、ニコロは手に持っているワインの瓶でカビに殴り掛かります。
「お前がサシャを殺したんだな!!」
咄嗟にファルコが飛び込み身代わりとなったことでカビは助かります。
しかしそれだけではニコロの怒りは収まらず、2人をサシャの両親の前に連れて行きました。
「あなたが殺さないなら私が殺す」
騒ぎを聞きつけて調査兵団たちもやってきます。
途中もみ合う場面も有りましたが何とかその場を招集。
落ち着いたニコロはせめてもの罪滅ぼしと思ったのか、ジークの思惑を伝えるのでした。
112話
「ワインにジークの脊髄液が入っている」
そのワインは主に兵団の上官たちに振る舞われていた物です。
確証は無いものの、これまでのジークたちのやり方やワインの搬入経路から推察できると言うのです。
争っていた時にそのワインが割れてしまい現場にいた者たちも予防のために処理をしているとそこへフロックたちを引き連れたエレンが現れます。
「兵団からの申し出は断りました。ジークの居場所に道案内をしてもらいます。」
ハンジたちがフロックに拘束されている場所の隣では、ミカサとエルミンがエレンと再会します。
脅しなのかすでに手の平には切り傷があり”いつでも巨人になれる”と無言の圧力をかけています。
「今のエレンは操られている」
彼を思うがあまりにそう伝えるミカサですがエレンはすでに達観しているようで冷たくあしらいます。
「ユミルの民を弄くり回した結果偶然出来たのがアッカーマン一族だ。」
アッカーマンが強り理由は人の姿のまま一部の巨人の力を引き出せるからでその能力はエルディアの王を守るために作られたのだと言います。
その名残で誰かを宿主と認識した途端、血に組み込まれた習性が発動する。
つまり、ミカサがエレンに執着する理由はあの殺されそうになった日、エレンを宿主だと判断したことに有るのだと吐き捨てます。
「俺がこの世で一番嫌いなものがわかるか?不自由なヤツ、もしくは家畜」
「なぜそいつを見ただけでムカムカするのかやっと理由がわかったよ。ただ命令に従うだけの奴隷。」
「俺はガキの頃からずっとミカサ、お前がずっと嫌いだった」
エレンの暴言にアルミンが殴り掛かります。
しかし本能的にミカサがアルミンを取り押さえます。
違うと信じながらも無意識に取ってしまった自分の行動はエレンの言うまさにソレでした。
エレンは二人とカビを連れて支度を始めます。
「行くぞ。始まりの地、シガンシナ区へ」
一方、ジークも動き出します。
リヴァイを初めとした兵団が彼の警護にあたってもう暫くたちます。
そこへ舞い込んできたのはピクシスからの指令です。
「エレンを他の奴に食わせるつもりなんだろ?」
”ふざけるな!!あいつの為に今まで何人死んだと!?”
巨人に食わせるならジークの方だと判断したリヴァイはピクシスに直談判するつもりのようです。
その不穏な空気を察したのかジークは急に走り出します。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
急に雄たけびを上げるジーク。
するとリヴァイ以外の兵士が全員、巨人と化してしまうのでした・・・
114話
幼き頃のジークは両親に日々エルディア人が置かれている状況を教えられました。
外に出れば差別を受け、居場所は壁の中だけ。
過去にエルディアが引き起こした惨劇はマーレが都合のいいように作った作り話に過ぎないと教わります。
しかしある日、両親がジークに熱心なのは戦士候補生となったジークに巨人を継承させ始祖奪還計画に利用するためだと知ります。
両親の期待に応えるために必死に頑張るジークでしたが元々出来損ないの彼が輝ける筈も無く、次第に両親も見放していきます。
そんな頃、ジークが唯一の心のよりどころとしていたのが当時、獣の巨人を継承していたクサヴァーでした。
ひょんなことからキャッチボールをする中になっていた二人。
ジークはある日、復権派である両親に危機が迫っていることをクサヴァーに話します。
すると彼は「告発しなさい」と言うのでした。
ジークと祖父母が生き残るにはそれしかない。
クサヴァーの思惑通り、生き残ることが出来たジーク。
それからも二人は色々な話をします。
元々巨人の研究者だったクサヴァーは始祖の巨人の持ち主が力を行使すればユミルの民の身体の構造すら書き換えることが出来ると言っていました。
「ユミルの民から子供が出来ないようにすれば、誰も怖がらず、苦しまずに済む。」
「俺が獣を継承する。世界を救ってみせるよ」
繁殖機能を無くすことで徐々に絶滅させていく。それこそがエルディアの安楽死だという考えが今のジークに繋がったのです。
そしてリヴァイに捕らえられてもなお、その思想は折れることなく突き進みます。
「クサヴァーさん見ててくれよー!!」
ジークは自分に刺さった雷槍をリヴァイ諸共起爆させるのでした・・・
感想とあとがき
寿命が付きかけているジークの最期の悪あがき!!
無事にエレンと合流することが出来るのでしょうか?
そしてエレンの本当の目的とは!?
29巻の内容も1話ずつですが随時、更新していくので是非、お気に入り登録しておいてくださいね。
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