マンガ、島さんの分冊版4巻のネタバレや数巻まとめて無料で読む方法を紹介します。
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島さん4巻｜ヤネさんの忠告
島さんが良くヘルプに入る、さわ店長の店舗では、強盗に入られても被害を最小限に抑える為、釣銭以外のお金は出来るだけこまめに金庫に入れておくという決まりがありました。
今でこそ、レジ金の管理が完璧に出来るようになった島さんですが、それは少し前まで働いていた、ヤネさんというおじさんバイトのおかげでした。
しっかり者のヤネさんは、島さんがいつも忘れがちな、レジ金を事あるごとに忠告してくれたり、目に着くところにメモを貼ってくれていたりもしていました。
そのおかげもあり、レジ金管理が身についてきたころ、ヤネさんは友人から飲食店経営を手伝って欲しいと言われ、バイトを卒業します。
そんなヤネさんと島さんが再会したのは、丁度、彼が辞めてから1年ぐらいがたったある日でした。
フルフェイス姿でレジにやってきて”かね”と書かれたメモ用紙を見せられ、島さんは強盗だと身構えます。
普段から店長が言っている、強盗対策のマニュアルを思い出し、相手の容姿を覚えておくためによく観察します。
すると、それが誰なのか気付いた島さんは仕事に使ってるメモ帳を取り出しました。
「レジにお金は無いんですよ。いつも抜くようにしてるんで」そう言って、昔ヤネさんに書いてもらった注意書きを見せます。
「ドッキリかい？ヤネさん」
その言葉に意気消沈したのか、ヤネさんは事業で騙され、クビが回らなくなり強盗をしてしまったことを話ます。
「僕も間違ってばっかでいつもやり直してるよ。やり直そう」
島さんの仁義あふれる言葉にヤネさんは涙を流して謝罪します。
丁度そのタイミングで店長が休憩から戻ってきたので、ヤネさんは逃げるように店を飛び出していきます。
店長に事情を説明すると、情状酌量の余地はあっても他の店でケガ人が出るかもしれないからと警察へと通報します。
島さんはもし自殺とかを考えてたらと思い、店長の許可を貰い辺りを探しに行きました。
しかし、結局見つからず、店に戻ると店長が警察からの連絡で、ヤネさんが自首したことを知ります。
「やり直したい」
そう言って自首してきたそうです。
いつからだってやり直せる。島さんは今でも彼が再びコンビニに来てくれるのを待っているのでした。
5巻に続く
島さん4巻の感想
1巻に1話入ってるのですが、短編で全て完結してるのがいいですね。
島さんの過去が今だに語られることはありませんが、仁義にあふれるいい男というのは分かります。
彼の落ち着いた行動や言葉つかいはどこか温かみがあって、ドンドンと読みたくなっちゃいますね。
1巻辺りの値段が安いので、数冊まとめて無料で読める方法を最後に紹介します。
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