マンガ、創世のタイガ3巻のネタバレを紹介しています。
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19話｜生き抜くスキル
出会った現地人の女性に身振り手振りで何とか、岩山まで行きたい事を伝えると、彼女が案内してくれることになります。
途中、険しい道が続きますが、彼女は助けてはくれないものの、見捨てることもせず、ひたすら歩き続けると、辺りが暗くなってきます。
すると彼女は、タイガが危険だと思っている森の中へと入っていきます。
手早く、辺りのツタを集め、若木が密集しているところでその頂点を結び、あっという間にシェルターを作り出します。
この世界に成れている彼女のスキルに脱帽し、自分も生き抜くために新たなスキルを手に入れたいと思うのでした。
20話｜賢者の教え
現地人の彼女ティアリはタイガがまるで何も知らない子供の用だと考えていました。
戦う力は人並み以上にあるのに、それ以外はからっきしダメですが、彼女は見捨てるつもりは無いようです。
というのも、彼女の集落で絶対的な権力を持つ賢者から与えられた恩は必ず返す様にと言われていたからです。
恩は繋がりとなり、恩が大きければ大きい程、繋がりも強くなる。
命を救われた恩を彼女はどういう形で返すのでしょうか？
21話｜追跡
ネアンデルタール人を避けて迂回しながら目的地を目指していた2人ですが、追跡の手は確実に迫っていました。
何とか見つかる前に移動を続けますがそれも限界、かなりの追跡力があり、これ以上は逃げきれそうにないので、タイガは闇夜に乗じて攻撃に出ることにします。
相手は4人、まともに戦えば勝つことは難しいので、狩りをした鼠を使い、血の匂いでオオカミをおびき寄せます。
無事に呼び寄せることには成功したものの、オオカミは想像以上の大きさでそれを上手く、ネアンデルタール人に差し向けることが出来るのでしょうか！？
22話｜決死の夜
ティアリを先に木の上に非難させ、タイガは餌を持ったままネアンデルタール人のキャンプへ走ります。
餌を彼らに投げつけたことで、オオカミの標的は完全に移り、次々に彼らが餌食になっていきました。
しかし、タイガに気が付いた一人が襲い掛かってきたので、咄嗟に持っていた槍を付き出すと、敵の急所に命中します。
何とかその場から逃げ出すことが出来ましたが、ここにきて、罪悪感が押し寄せてきます。
「殺した・・・俺・・・殺しちまった・・・」
23話｜狼
ティアリには何故、タイガがふさぎ込んでいるのかと理由が全く分からず、元気付けようとしてくれます。
しかし、自分が殺した人間の死に際がどうしても頭から離れず、気持ちの整理は今だにつきません。
そんな二人の前に、昨日ネアンデルタール人らにけしかけたオオカミが死んでるのを見つけます。
近くには巣穴があり、二匹の子狼が居ました。
その内の一匹は人懐っこく、タイガが差しだした肉を食べます。
放っておいても生き残れる可能性は少なく、タイガはその一匹を育てることを決めます。
24話｜絶望
犬の先祖はオオカミで、オオカミも性格によっては良く懐きます。
タイガが拾った子狼はかなり頭もよく、タイガに良く懐いているようで、将来的には強力なパートナーとなりそうです。
丘の上から辺りを見回すと、久しぶりにマンモスの姿が見え、近くには見覚えのある景色が見えます。
すぐさま自分たちがキャンプしていた場所へ向かいますが、そこには誰の姿も無く、あるのはボロボロになった武器と無数の血痕でした。
仲間たちの安否が分からず、タイガはため込んでいたものが崩壊し、泣き崩れるのでした。
25話｜美しいもの
タイガが絶望している間もティアリは彼を少しでも元気付けよと、食糧を探し寝床を作ってくれていました。
自分の不甲斐なさに情けなくなるタイガですが、幸い皆の死体は無く、希望は消え去っては居ません。
ですが、これ以上、一人で何かをする気力は無く、トボトボと歩いていると綺麗な沢を見つけました。
するとティアリが衣類を脱ぎ、嬉しそうに沢に入っていきます。
その光景はタダタダ美しく、タイガの心を埋め尽くす苦しみがほんの少しだけ消えていくのでした。
26話｜邂逅
この世界で一人で生きていくのは不可能に近く、2人と一匹はティアリの集落へと向かいことにします。
簡単にはいかないかもしれないものの、それ以外に選択肢はありません。
途中、特にトラブルも無く彼女の集落へと到着しますが、そのうちの一人が友人が付けていたアクセサリーを身についているのに気が付き、怒りがこみ上げてきます。
きずけば集落の中に飛び込みその男に掴みかかっていたのですが、そこで目にしたのは牢に入れられた友人たちの姿でした。
27話｜かける命
突然殴りこんできたタイガにホモサピたちは今にも殴り掛かってきそうな雰囲気です。
ティアリが居ることで何とか抑止できていますが、話だけで解決する状況では無く。
集落の賢者から決闘するように言われます。
相手はティアリの兄で、集落一の強さを誇り、体格もタイガより一回り以上大きいです。
武器アリでは勝ち目がないので、素手での勝負を提案します。
命を懸けた負けられない戦いが今始まろうとしているのでした。
