何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが2巻ネタバレ

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8話から15話

光秀が日本最大の軍を率いているという信じられない状況にタイムループした信長ですが、今だ本能寺は燃えていません。

光秀からは切腹を促す書状が届きますが、何とかそれを回避しようとします。

しかし、蘭丸を始めとした家臣たちは誰一人として、信長に味方するモノはおらず、挙句の果てに強制的に首を落とされそうになります。

武者鎧を着てお大太刀を持ったいかにも強者という感じで、信長も万事休すかと思ったのですが、その者はどうやら信長の味方のようで、忠義を誓ってくれます。

「この命に代えてもお守りします」

言葉通り、その者は単身で信長を守り抜くつもりのようで、攻め込んできた島津から信長を守ります。

しかも、寺から出ても強制的な死は訪れず、これまでとは大きく違います。

何とか島津の手勢を蹴散らし、寺を後にすることが出来たのですが、唯一の味方である鎧武者が重傷を負ってしまうのでした。

信長の手で鎧武者を空き家に運び込み、改めて顔を拝むとなんとその者は女でした。

しかし、顔を見ても全く身に覚えが無く、何故そこまで忠誠を尽くしてくれるのか聞いてみます。

「金平糖です!殿!!」

彼女の名はお遙と言うらしく、当時、信長の元で侍女として働いていました。

一介の侍女を度々目にかけて金平糖をくれる信長の事を信長に忠誠を誓うのに時間はかかりませんでした。

その裏では信長が夜這いの現場を見られそうになり、度々厄介払いをしていた。

という事なのですが、当の本人はそんなことつゆ知らず、強さを身に着けて、再び使えようと戻ってきたのです。

素性も分かり、現状を把握するために、お遙から情勢を聞きますが、どうやら彼女は少しポンコツのようで、詳しい内容は分かりませんでした。

今までの歴史とはかなり違うので少しでも情報が欲しい信長ですが、光秀は京の都に片っ端から火を放ちます。

かなりの大軍も来ているようで、全ぼうを確かめようと高台に上ると、見た事の無い立派な城が建っていました。

光秀が力を誇示するべく築いた牙城らしく”須弥城”と呼ばれています。

中には光秀を始めとして、多くの家臣が集まっています。

何とか情報を得るために、城へ避難しようと逃げていた、民の一人を拉致します。

早速、世界情勢を聞くのですが、その内容は信長を絶望させるものでした。

織田軍としてのこったのは徳川のみで東からは上杉、柴田、羽柴、武田。西からは長曾我部、足利、毛利、明智、雑貨集など正にオールスターに攻め込まれている状況だったのです。

武田を屠った筈の戦も無かったことになっており、なぜそこまで変わってしまったのか?それを知ることこそ、この刻の攻略に必要なことなのだと気づきます。

しかし手持ちの戦力で須弥城に侵入するのは至難で、民に化けて潜入することにします。

途中、織田軍を炙り出すための踏み絵があり、雑貨衆が容赦なく、虐殺をしていたのですが、それもギリギリ乗り越え何とか、入城することに成功します。

しかし、そこで待ち受けていたのかかつての家臣、羽柴秀吉でした。

「あ、信長じゃん!!」

あっさりとバレてしまい、我先にと信長を討ち取ろうと、重鎮たちが集まってしまうのでした。

3巻に続く

2巻の感想

誰でも知ってる戦国の歴史での無限タイムリープってやっぱり面白いですね。

登場キャラはコミカルなタッチでギャク要素もあって、2巻も楽しく読めました。

正史では無かった展開のここからが、このマンガの醍醐味だと思うので、続きを期待しています。

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