絶望の楽園の漫画を無料で読む方法と、2巻のネタバレ感想を紹介します。
17歳の初夏、母を亡くした透が連れ去られた場所は、地下労働、腐った食事、狂言的な信者たちのいる宗教施設だった。
人が喰われているところを目撃した透は、そこで出会ったフリーライター小鳥遊秋人と共に地下から抜け出そうとするのですが・・・!?
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次にネタバレです!
2巻|ネタバレ
地上へのエレベーターに乗ることができた透たちですが、なんだか嫌な予感がしていました。
エレベーターの外側には非常停止ボタンがついていたのに、あの時駆け寄ってきた神官がボタンを押さなかったのは不自然だからです。
(嫌な予感がする・・・!)
(もしかして扉が開いた先は・・・)
人喰いが待ち構えているかも知れないと警戒する2人。
しかし地上で出迎えてくれたのは、たくさんの美女たちでした。
実は今までの地下での暮らしは師父の息子である透の才能を試す試練だったのです。
ただし他の地下にいる信者に関しては元々罪を犯した人間たちなので、決して地上に出ることはできません。
小鳥遊も人には言えない大罪を犯している1人でした。
透の友人ということで小鳥遊は特別に”地上の楽園”に入ることが出来たのです。
本殿は地下生活とは打って変わって好待遇でした。
2人は不自然なほどの好待遇に警戒をしていました。
お風呂に入っているとさっそく美女たちの色仕掛け攻撃が始まります。
1人の女が足を滑らせたので心配して手を差し伸べる透。
すると女たちの態度は急変し、さっきまでちやほやしてくれていたのにあっさりと引き下がってしまいます。
夜、用意されていた部屋へと戻りさっきの出来事の意味を考える透。
もちろん部屋には監視カメラが仕掛けてありました。
その時、先程手を触れた女・雪野が部屋へと入ってきます。
本殿には若い女性信者がたくさんいて、全員透の種づけを希望していました。
全員を一度にというわけにもいかないので、透が最初に自ら触れた相手が今夜の相手と決まっていたのです。
「悪いけどそういう気分になれないし帰ってくれる?」
透は断るのですが、雪野は強引に透を押し倒し迫ってきます。
「私、あなたに抱かれずに帰ったら・・・殺されてしまう!」
雪野の両親は日照雨の会の熱心な信者です。
嫌がる雪野を無理矢理連れて行くのですが、雪野が拒否したせいで代わりに両親が罰を与えられました。
次に雪野が幹部に逆らうようなことをすれば、両親は殺されてしまうのです。
そもそも両親が宗教にはまったのも雪野がいじめで不登校になったからでした。
自分を責める雪野に、透は「そんなわけないだろ!」と否定します。
「あんたの親が殺されそうなのはこの教団のせいだ。異常な環境にのまれて常識を見失うな!」
その時、部屋の外から悲鳴が聞こえます。
様子を見に部屋を出ると”師父の息子”だと名乗る男が京子にどこかへ連れていかれていたのです。
京子に「透君もついてきて」と言われついて行く透。
京子は男をある部屋に閉じ込めます。
「ごめんね山口さん、あなた地上の試練で不合格だったでしょ?おまけに精液も枯れ果てて種馬としても役立たず・・・。」
師父の息子は透だけではありませんでした。
血筋だけならここにいる全員が師父の子供なのです。
男はあっけなく食い殺されてしまいました。
「さぁあなたたちの誰が一番重要な後継者か選別を始めましょう。」
透を含めその場にいた5人の師父の子供にそう話す京子。
しかし透はこんな犯罪集団の黒幕になんてなりたくありません。
それを話すと京子は笑いながら本殿で配られている教典を渡し「これを読めば理解できるよ」と言いました。
教典を読んで分かったことは、日照雨の会は終末思想だということ。
かつて大規模な事件を起こしたカルト宗教の多くがこの思想で、人はこの世が終わると妄信すれば殺人さえも罪悪感がなくなってしまうのです。
翌朝、透との夜伽を断った罰として雪野は首をはねられることに。
透は庇うのですが、雪野は自分の意思を貫きます。
「昨日の夜伽の時、透様が私の目を覚ましてくれたんです。ずっと今までに起きた不幸は自分のせいだと思ってた。でも違う、両親が宗教に溺れたのは私のせいじゃない。子供の罪は親の罪だって命を懸けているこの状況がおかしいんです。その言葉にどれだけ救われたか・・・だからこそ私は恩人を犠牲にしたくない。夜伽を断ったのは私です。どうか私の首をはねて下さい。」
透は雪野の首をはねようとする師父から刀を奪い阻止しようとするのですが、京子の企みにより誤って自らの手で雪野を刺してしまいます。
必死で止血しようとするものの雪野は死んでしまいました。
泣きわめく透に優しく微笑む京子。
「ここは地上の楽園・・・私たちには師父様の奇跡がある。一緒に雪野さんを生き返らせよう?」
生き返らせると言いますが、地下で生き返った人間がどうなったか透は知っています。
そんな透を見て師父は「お前はまだ奇跡を誤解している」と言い、信者たちの前で地下で生き返ったものの末路が映っている映像を流し始めます。
師父が言うには、穢れた魂を生き返らせようとしても人を喰らう餓鬼に落ち、やがて自我を失い再び死に絶えるという。
しかし地上の信者は、生前と同じ状態で正しく蘇るというのです。
「泣かなくていい、透。今まで1人にして悪かった。母さんを守ってやれなかったのも俺の責任だ。私は師父として信者を見捨てられなかったが一日たりともお前たち妻子を忘れたことはない。今度こそお前を救いたい。」
透の望み通り師父は雪野を生き返らせます。
周りの信者は雪野が生き返った奇跡に盛り上がりますが、小鳥遊だけは信じていませんでした。
今のは宗教的パフォーマンスに過ぎず、最初から仕組まれていた復活劇だと見抜いているからです。
すっかり信じてしまっている透を切り捨て、小鳥遊は自分1人で脱出することを決めます。
そんな小鳥遊に師父の息子である神宮寺が声を掛けてきます。
後継者の1人で大企業の社長です。
神宮寺は小鳥遊の弱みを握っていて、それを利用し「同盟を組んで欲しい」と話を持ち掛けてきたのです。
小鳥遊は11年前に起きた連続殺人事件の犯人だったのです。
本名は須藤春樹。
日照雨の会の信者に理不尽に殺された姉の復讐が犯行動機です。
神宮寺と同盟を組むことになった小鳥遊ですが、もちろん信用してはいません。
その時、透からこっそり人気のない倉庫室に呼び出されます。
すっかり教団の言いなりになっていると思っていた透ですが、実は演技で雪野と共に密かに情報を集めていたのです。
「絶対にここから脱出しよう、小鳥遊さん。逃げ続ける覚悟はできているんだろ?」
小鳥遊は最後まで透につき合うことを決意。
2人は再び協力して脱出する作戦を考え始めます。
ここ最近、信者の中で不穏な動きがあることに雪野は気づいていました。
誰が後継者としてふさわしいか数名の信者が陰で裏投票をしているのです。
おそらく最下位になれば見せしめとして処刑されるのでしょう。
(脱出の糸口が見つかるまで何とか生き残らないと・・・)
そんな中、透が脱出したいと思っていることに気づき後継者の1人・隼人が「協力してくれない?」と声をかけてきます。
次の師父を目指している隼人にとって、透のような考えの奴がまとめていなくなってくれた方がラッキーなのです。
正門以外の脱出ルートを教えてもらう代わりに、透は他3人の師父が何を考えているのか探ることに。
その矢先、逃亡未遂した信者の裁きが行われます。
周りの信者たちの「殺せ」と意見が飛び交う中、どうするかについて判断を委ねられた透は・・・!?
3巻へ続く
感想
不穏かつ淫靡な第2ステージが始まりました。
夜伽の相手としてあてがわれた雪野という少女も仲間に加わり、3人は脱出の術を探るのですが当然そんな簡単な話ではありません。
小鳥遊が日照雨の会を探る理由も明かされ、他の後継者たちとの駆け引きも加わってきて物語は面白くなってきました。
死者の蘇生がどういうカラクリなのか気になるところ。
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