クズの本懐5巻

『クズの本懐』5巻ネタバレ感想を書いています。
正式に付き合うことになった花火と麦ですが、えっちゃんの歪んだ愛が花火を惑わせてしまいます。
一方ずっと一途に麦を想い続けているモカはついに・・・!?

クズの本懐は無料で読める漫画なので是非読んでみてください。
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5巻|ネタバレ

本当の気持ちは鍵をかけて
一番深いところに隠して誰にも知られなくていい。

えっちゃんのその言葉はどこか寂しそうに聞こえた。

その時なぜか茜もそう言いそうだと思った。

つまり誰も彼もが寂しいってことじゃないのか?

そんなことを考える花火。

『それがなんだって言うの』

大学生の男はおそらく年上の女が好きだと推測する花火。
ホントの年上に敵わないならと自分の武器を使って勝負をかける。

”JK 妹キャラ”にまんまとひっかる大学生

LINEを交換し遊びにも誘われたが、全然心踊らない。
とりあえず遊んでみることに。

しかし皆川先生のことを聞くと、他にも男いるから俺のものにはならない。
「”だから”花火ちゃん付き合って」と言われてしまう。

茜にとってのこいつは数あるうちの一人で、こいつはそれでもいいから繋がっていたいのに。

私にとってのこいつは数あるうちの一人じゃないと思われているから、数ある内の一人にしようとする。

惨めなままだ!と感じた花火は自分の武器”処女”ということを武器にし勝負に出る。

持ってる武器は全部使って本気にさせたい!!

「むしろ俺じゃダメ?」
本気の眼を向けてくる

欲しがってよ。茜に向ける隙なんてないくらい・・・。

キスをする二人。
ホテルに誘われ流されそうになるがなんとか演技で誤魔化す。

男と別れドッと疲れが出る。
そしてわかった。自分みたいなタイプは流されたら終わると。

その夜花火は昔お兄ちゃんに言われた言葉を夢で見ます。

どんなに好きだった相手でも少しずつ壊れていって一緒に居られなくなることもある。
だけど花ちゃんとお兄ちゃんは絶対大丈夫!!

「”恋愛”になることはないから」
そしたらずっと一緒に居られる・・・。

この言葉は呪い。
私を縛って動けなくする。

「やっぱり妹じゃいられなかったよ。お兄ちゃん」と涙と流します。

ある日学校でえっちゃんに忠告をされる麦。
「花火モテるからさあ。油断しちゃダメだよ」

消えかけのキスマーク・・・
他の男に二股かけられていると勘違いをする麦。

同時に麦の”クズ女レーダー”が疼きます。

「あんな女のどこがいいのよ」とモカ
麦にとってモカはいつでも真っ直ぐでそそられなかった。

しつこいモカに「・・・別にいいよお前でも。明日デートする?」と適当に話す麦。

モカは泣きながらデートの約束をします。
「私の”好き”はそれでもいいくらい好き」

大学生と2回目のデートをする花火
頭の中はエッチをすることばかりでしまいには他の女に呼び出され途中で帰ってしまいました。

惨めに追いすがってでもダメで・・・
花火は更に孤独に感じ、誰でもいいから価値があると思わせて欲しくなります。

『神様どうして片思いってちっとも心を満たしてくれないの?』

一方麦とのデートを夢見心地で楽しむモカ
途中でこの楽しい時間は夢であると気付き急に悲しくなってしまいます。

どうせ叶わないのなら楽しい思い出にしてしまえばいい。
自分一人で覚めない夢の中にいられればそれでいい。

そう思っていたはずでした。
だがやっぱり欲が出てしまいます。

「むぎ・・・好き」

そしてキス

”誰かの代わり”なんかにしてはいけない筈
ずっとそう思っていたモカ

だけどかわいこぶるのはもうやめる。
ずっと認めたくなかった本当の私。

頭の中で葛藤がありながらもモカは”今”を選びます。

ベットの倒れこむ二人

こんなに甘美な味知ってしまったらもう戻れない・・・。

「麦好き。大好き」
モカは返事を求めることはしませんでした。

花火はその夜初めて流れ星を見ます。

アイスの棒が一発でゴミ箱に入ったら勇気を出すと決め投げる。

見事にゴミ箱に入りました。

しまいには夢にまで見たので、夏休み終わるまでに”告白”しようと決意するのでした。

⇒6巻へ続く

感想

この漫画を読んでいると両思いになることがどんなに難しいことなのか・・・と思わされます。
好きでもない人の好意を無理に欲しがったって虚しいだけ。
だからと言ってずっと片思いを続けるのも疲れる。
恋愛って難しいですね。
ついにモカも気持ち爆発!!
クズの本懐の登場人物の声がすごくリアルで、読んでいて切なくなります〜。

※クズの本懐を無料で読む方法は下のリンクで紹介しているので貼っておきますね。

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