クズの本懐8巻

クズの本懐8巻(最終回)のネタバレ感想と無料で読む方法を書いています。

ついに今巻で完結のクズの本懐ですが、一体どんな結末に終わるのでしょうか?

不器用すぎた彼らが歪な恋の先に見つけた本懐とは・・・。

漫画を無料で読む方法は下の記事で紹介しているので、ネタバレより先に参考にしてくださいね♪

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ではここから最終回のネタバレです!

8巻|ネタバレ

鐘井に「やめなくていい」と言われ動揺する茜。

今まで散々自分から手放してきた茜ですが、鐘井のことは振り解けませんでした。

「デート・・・もうこれきりですか?」

咄嗟に「いえ」という言葉が出てしまいます。

ただし”一泊なら”という条件で。

そうして茜と鐘井は熱海に一泊旅行に出かけます。

手っ取り早くはっきりさせたい茜はわざとベットに横になったりと鐘井を誘うのですがそういう雰囲気になりません。

そこで以前のようにお酒を飲ませそういう雰囲気に持ち込む作戦を考えます。

部屋を暗くし、お酒を飲ませ、メガネを壊してしまったので視界もぼんやり。

シチュエーションばっちりの中、茜は始まってしまう前に気になっていたことを聞きます。

「やめなくていいってどーゆー意味ですか?」

鐘井は好きでやってるんならやめなくていいとサラッと返答します。

「私はっ嫌です!嫌がってくれないと!」

完全にペースを崩され、ついらしくないことを言ってしまう茜。

自分を嫌う相手を好きで居続けられる筈がない。

相手のことが好きって言ったって、その好きの中には”自分を好いてくれてる”ってのも多分に含まれてるのが普通だから。

茜は無条件で自分を好きになってくれる鐘井のことがわかりませんでした。

「どうしてそんなに私なんかのこと好きなの?」

鐘井は涙をボロボロと流す茜を抱きしめ「好きな人にはただ元気で生きてて欲しい」と伝えます。

二人は体を重ね、茜はこの時初めて第三者としてではなく当事者として自分を感じることができます。

翌朝、鐘井は茜にプロポーズ!

「いいけど、めちゃくちゃ浮気しますよ。」

麦は茜と健全なデートをします。

いつか茜を自分の手で変えたい。

言葉を発しようとした時、茜から結婚することを話されます。

言うべきことは山程あるのに言いたいことは何一つなくて涙も出ない。

麦は結局、弱くて狡くて「女」でなきゃ居られなかった頃の茜が好きだったと言うことに気がつきます。

最後に自分の気持ちを全力で伝え二人の関係は幕を閉じます。

世間はすっかり秋模様。

鐘井と茜が結婚することを本人から直接報告を受ける花火。

文化祭当日、慌ただしさから逃れるように花火は一人で用具室へ。

ひとりは落ち着く。

だってもともとひとりだったんだから。

用具室にはサボっている麦もいました。

謝ってくる麦に花火はよく頑張ったねと言葉に出します。

2人は、初めて触れ合うことを避けて言葉を選んで相手を思い遣ることをしている気がしました。

それは今までしてこなかったこと。

今までの分も色んなことを沢山話した二人。

花火は静かに息を吸い込んで決意をします。

「あのね・・・私・・・」

卒業式の日、鐘井と茜の結婚祝いの準備を手伝う花火。

花火に言い寄ってくる男子から花火の気持ちを察して助けてくれるえっちゃん。

もう話しかけてくれることはないと思っていたえっちゃんから話しかけられ嬉し泣きをする花火。

えっちゃんは長かった髪をバッサリと切っており「ごめんね、時間かかって」と花火の頭を撫でます。

鐘井と茜がみんなから祝福される中、茜はブーケトスだと言い花火に一輪の花を差し出します。

「次は盗られちゃダメよ」と冗談を言いながら。

あの時、花火が麦に言った言葉。

「麦に出会えてよかったなぁ・・・」

さよならを言い抱き合う麦と花火。

このまま離れたくない、いつまでも離さないでほしい。

ずっと引き止めたい、引き止めてほしい。

終わりたくない、終わらせたくない。

でも私たちは本物を探している。

そのために生きていく。

⇒9巻decorへ続く

クズの本懐 8巻 感想

7巻では一体どういう終わり方をするのか気になっていたのですが、無事キレイに収まります。

どうしようもなかった茜も本物を見つけ鐘井と結婚。

麦と花火も前を向いて進むことができ、私はこの終わり方で良かったと思います。

8巻でクズの本懐完結ということなのですが、実は番外編も連載が決定しているようです!

この漫画のファンだったので番外編が読めるのは嬉しい( ^ω^ )

ネタバレでは登場人物の心情を省略しているので、漫画も読むことをお勧めしますよ♪

まだ8巻を読んでいない人は「無料で読む方法」を参考にしてくださいね。

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