恋と嘘7巻

恋と嘘7巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介します!

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前回、由佳吏と莉々奈は政府通知を破棄することを決意。
しかし美咲には美咲の事情があるようでそれを受け入れてくれませんでした。

それでも由佳吏は覚悟を決め厚生労働省へ。
するとそこに関係ないはずの仁坂の姿が見えて・・・!?

7巻|ネタバレ

仁坂・・・なんで厚労省に?
仁坂の誕生日はまだのはず・・・。

由佳吏は気になって仁坂の入った部屋に入り声を掛けます。

そこには仁坂の父もいました。

仁坂は父に勝手に部屋に入られたことを怒っているようでした。

仁坂の父は兄・遥一の生徒手帳を取るために部屋に入ったのですが、間違えて仁坂のものを持ってきていました。

「返せよ!勝手に見んな!!」

仁坂は慌てた様子で父から生徒手帳を奪い返します。

書類のことなど忘れ、帰る仁坂を追いかける由佳吏。

仁坂も由佳吏も核心的なことは何も話しませんでした。

しかし仁坂には春頃に由佳吏が美咲とキスをしているところを見られてしまっていました。

「付き合ってんの?高崎と。真田さんは?」

「莉々奈の事は好きだけど、女の子としては見てないよ。」

「嘘だな。そうは見えなかったけど。」

由佳吏が言葉に詰まっていると仁坂は気を遣って話題を変えてくれました。

たわいもない会話をしながら帰る二人。

その時、由佳吏は仁坂とずっとこうして友達でいられたらいいな、と思っていました。

由佳吏のその気持ちは仁坂にはバレバレで、仁坂もきっと似たような気持ちでいるものだと由佳吏は勝手に思っていました。

呑気に仁坂に憧れて、憧れの仁坂とこうして過ごせるのがただ嬉しくて。

ただそれだけだったのです。

そんな中、由佳吏は美咲をデートに誘います。

デート当日。

美咲がデート場所に選んだのは由佳吏の好きな古墳の博物館でした。

2人はデートを楽しむのですが、美咲はときおり切なそうな顔で由佳吏のことを見つめていました。

デート中、2人は厚労省・課長の姉川を目撃します。

美咲の様子がおかしいと気づいた由佳吏は、姉川から隠れるように違うブースへ。

さっきの人高崎さんと何か関係があるの?
どうしてそんなに怯えているの?

分からないことだらけの由佳吏ですが、とても聞ける状況ではありませんでした。

「言えないことがあっても、その分僕が高崎さんのこと考えるから。だからそんな顔しないで。」

美咲は由佳吏に抱きつきます。

「根島くんは優しすぎるよ。」

どのくらいそうしていたのか分かりませんが、ブースから出て辺りを見渡すと人はだいぶ減っていて、姉川の姿はどこにも見当たりませんでした。

2人は博物館を出て公園へ。

「ねぇキスしていい?」

美咲はとても積極的で2人は何度も何度もキスをします。

美咲は由佳吏の好きなところを話したあと、「今から嘘をつく」と宣言します。

「その嘘は今後本当にしなきゃいけない嘘です。だから私の本心だと思って下さい。私ね政府通知を受けようと思うの。」

由佳吏はどこまで嘘なのか分からず動揺します。

美咲は涙を浮かべながら「由佳吏と莉々奈の気持ちに応えられなくてごめん」と謝り去っていきます。

追いかけて気持ちを伝えなきゃと思う由佳吏ですが、由佳吏はその場から動くことができませんでした。

それからの由佳吏は何をどうしたらいいのか全然分かりませんでした。

自分の無力さにただ呆れるしかないのです。

半分の消しゴムをみて想いを巡らせる由佳吏。

やっぱり高崎さんの言ったことには納得できない。
この関係を僕は信じたい!

そんな中、厚労省の一条に会います。

一条に誘われてランチへ。

「ネジくんはどう?政府通知。真田さんとはうまくやってる?」

警戒をした由佳吏は本当のことは話さず「莉々奈とは喧嘩した」と嘘を話します。

それから一条の政府通知が来る前に付き合っていた人(矢嶋)の話を聞いたり、由佳吏の初恋の相手が美咲であることを打ち明けたり色々話をしていました。

一条は、美咲は「自分を選んで欲しかったんじゃないの?」と背中を押してアドバイスをしてくれます。

親身になって話を聞いてくれる一条に矢嶋のことを思い出す由佳吏。

「そういえば前に矢嶋さんも結構親身になってくれて、自分みたいにはなって欲しくないみたいなこと言ってました。」

矢嶋の気持ちを知った一条は、さっきまでの態度が急変。

トイレの個室に由佳吏を閉じ込めます。

「真田莉々奈に協力させて政府通知を破棄して、高崎美咲を選ぶつもりなの?」

実は莉々奈は再演算要望をすでに出していました。

さっきの一条の態度は全部嘘。

初恋の相手とかどうでもいいし、由佳吏の共感をかって色々聞き出そうとしたのです。

「ネジくんはさ、自分の恋心の責任を自分で取ることが出来ると思う?私は無理だと思う。」

一条は完全に私情を挟んでいました。

矢嶋と自分とのことを重ねているのです。

「未来ある君にはアイツみたいな惨めな道を歩んで欲しくないから特別講習してあげる。」

一条は服を脱ぎ自分の身体を由佳吏に触らせます。

そして由佳吏の下半身を見て「ほらね、誰でもいいんじゃん。」と言って笑い由佳吏の気持ちを否定します。

「誰でもいいならさ政府通知の相手にしときなよ。君の恋心なんてうそっぱち。恋なんて全部嘘。」

自分の気持ちを否定された由佳吏は、落ち込みながら家に帰ります。

すると雪の降る中、家の前で莉々奈が待っていました。

悔しさなのか、無力さなのか、あるいはその両方か。

それとも莉々奈の顔をみて安堵したのか。

由佳吏の目からは大粒の涙が流れ落ちています。

そんな由佳吏を莉々奈は抱きしめ慰めます。

「大事な友達が泣いてたから友情だって伝えるわ!」

莉々奈の小さな体を由佳吏も抱きしめ返すのでした。

由佳吏が元気のないことに気づいた仁坂は心配をしていました。

だけどもう仁坂も限界でした。

別に何かを期待していたわけではありません。

そのくらい分かっているのに、少しでいいから知ってて欲しいと思っていました。

この恋はそう願うことすら叶わないのです。

今日は仁坂の誕生日。

もう限界だろ。
嘘をつくのも恋をするのも。

由佳吏と仁坂との関係に生じた決定的な変化。

そして仁坂の知られざる過去が次回ついに明らかに!?

9巻へ続く

感想

ネジのふらつき具合が躊躇な巻でした。

揺れる気持ちも分かるけど、相手が定まらなくてそわそわします。

しかも今回は一条さんのハニートラップにも簡単にひっかかってるし。

一条さんの言っていることは分からないことはないですが、恋心と男性の下半身の反応は別物なのでは?

嘘の真意は一体なんなのか気になるところが多い巻でした。

次回はついに仁坂が動き出すようで楽しみです!

漫画を読みたい方は無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^^*)

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