クイーンズ・クオリティ9巻無料

クイーンズ・クオリティ9巻ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪

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前回、”白虎門の大病”の真実を知った玖太郎たち。
押し寄せる感情の中から最初にずっと伝えることができなかった文への想いを玖太郎は打ち明けました。

そして玄武の大鎌を受け継ぎ、父・弥太郎に刃を向けます。
そんな中、”代償”の話をするため、文の前に「ふゆちゃん」が現れて・・・!?

文かふゆちゃんかどちらがこの世界に残るべきか?
白虎の里編、ついに完結です!

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41話

玖太郎は父・弥太郎から蛇を切り離し、無事に助け出すことができました。

目を覚ました弥太郎は玖太郎を見て優しく頭を撫でます。

「おおきくなったな。立派になったほんとに。」

その頃、文は白の女王と入れ替わり、自身の心間の深い場所でふゆちゃんから”代償”について話を聞いていました。

文とふゆちゃん、どちらが残るべきか?消えるべきか?
これから玖太郎を守るためにどちらが残る方がよい女王になるか。

残酷な選択を迫られる文。

期限は明日の夜明けまで。

誰かに判断を委ねないで文自身が1人で決めなければなりません。

白の女王に蛇どもを任せ、タカヤと玖太郎は無事聖域に帰還することができます。

そして聖地から還り眼を覚ました時、文はもうそこにはいませんでした。

42話

聖域に帰った文は悩むそぶりは見せられないと、そっと1人で里を離れます。

誰かに相談すれば良くないことが起こり得ると考えたのです。

実際リスクがなかったとしても、自分が消えるか消えないかなんて話、他の誰かに責任を負わせるわけにはいきません。

サララの母・から文の意向で里を出て行ったと知った玖太郎。

白の求める代償、何かを己1人で選べという話、他の者が関わればとても良くないことが起きる事。

全てを知ったうえで久太郎は文を探しに行く事に。

「口は出しません。文だって口だしは望んでないと思うし。でも文は俺のだから。白の女王のものじゃない俺の逑だから文が悩んで苦しんで出した答えは一番最初に俺が聞く。白の女王より前に。」

その頃、文はもう自分の中で答えを決めていました。

本当は心の奥でとっくに決めていたのです、最初から。

もうすぐ夜明け、文が1人泣いていると玖太郎が現れます。

文は10年前までの自分だった”ふゆちゃん”と今の自分である”文”どちらかを残して、どちらかをこの世から消せという選択迫られたと話します。

動揺する玖太郎に文は言います。

「これが私の意志で決めた答えです。さようなら、ふゆちゃん。あなたを殺して私が残ります。私は私の幸せを一番大事にします。」

たとえ恨まれても玖太郎にこれから大きな試練がある時に側で助けることができないなんて嫌だし、10年生きて来て受け取った色んな人たちの思いや苦ししいことを乗り越えて手に入れた信念や知恵を自分と一緒に消したくないのです。

だけど一番は、玖太郎のことが誰よりも好きだから。

「私だって玖太郎さまのこと好きだもん!大好きだもん!私の方が好きだもん!」

久太郎は文を抱きしめ何度もキスをします。

43話

一緒に白虎の里へと帰った文と玖太郎。

文の決断に周りのものは喜んでくれるのですが、文は不安に感じていました。

覚悟して決断をしたことに後悔はないと言いたい所ですが、正直間違えたのではないかと不安なのです。

(私が残って良かった?)
(玖太郎さまを守れるの?)
(ダメだったら玖太郎さまは、封印は、中にいる蛇は)

文はまだ知りませんが、歴代の白の依代ほとんどの者は最後の代償で選択を間違えました。

そして正しく選べなかった依代はその場ですぐに死んでしまったのです。

2人は宴席を抜け蛍の見える外へ。

久太郎はそこでも何度も文にキスをします。

「もし俺に”ふゆちゃん”か”ふみ”選べって言われてたら一秒も迷わない。即答で”ふみ”を選んだよ。お前の選択は正しいよ。ていうか俺はそれが良かった、そうじゃなきゃ嫌だった。俺は文がいい。」

その時、玖太郎と文は意識をひっぱられ落ちてしまいます。

連れていかれた先には、ふゆちゃんがいました。

「あなたが一番わかっているのではないの?間違えてしまったのだと。その後ろめたさ罪悪感、あなたはずっと私の前で跪いていた。きゅうたろーくんが好きなのは私。決してあなたは私に・・・」

玖太郎に背中を押され、文は化け物と化したふゆちゃんを斬って終わらせます。

実はふゆちゃんは文自身が作ったものでした。

玖太郎への思い出話と忘れた過去への罪悪感から「大好きな人の永遠に大好きな初恋の人」「私よりずっと素敵な女の子私は決して敵わない」そういうふゆちゃんを作り上げていたのです。

”ふゆちゃん”というのは玖太郎に嘘をついた名前でした。

つまりふゆちゃんは別人格なんかじゃなく、文の過去の自分だったのです。

44話

数日間、お世話になった白虎の里へ感謝の気持ちを込めてお掃除する文たち。

文は白虎の当主・サララの従姉妹だとわかり仲良しに。

修業もし、聖地という特別な”ウチガワ”で出会いと別れがあり、大切なことをたくさん知って成長しました。

そしてついに白の代償の試練を乗り越えることができた文。

玖太郎にも皆の前でプロポーズのような言葉を言われ、幸せいっぱいで家へと帰るのでした。

次巻からついに新章突入です!

10巻へ続く

感想

文の究極の選択には感動しました。

過去の自分が将来の自分の幸せを願わないわけがありませんね。

今巻は2人のラブも盛りだくさんでニヤニヤしてしまいました。

気持ちを抑えられない玖太郎さま可愛い!!

いちいち付き合ってることを確認しちゃう文、それに対しての玖太郎の反応たまりません!

次回予告では玖太郎に試練が与えられる様子。

これからも試練は続くようですが、文にとって辛いことが1つでも乗り越えられて良かったです。

新章も楽しみです♪

漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^▽^*)

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