天空侵犯21巻(最終巻)の結末ネタバレ感想や漫画版を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にして下さい。
神を誕生させるための生贄として、領域内に存在する全ての生命体が管理者側に命を狙われた状態”ターミナル・フェイズ”に突入!
みんなの命を守り、この世界を終わらせるため、ユリは管理者と最後の戦いに挑むのですが・・・!?
21巻|ネタバレ
ヤマちゃんの危機に二瀬ちゃんが現れます。
スナイパーのおかげで強くなった二瀬ですが、相手の無表情仮面も油断はできない強さ。
スナイパー仮面の情報によると、無表情仮面はそもそも人間ではありません。
この機関の管理運営のために作成された疑似生命体であり、建造物や武器などと同じくエネルギーによって構成された”設備”のひとつなのです。
それゆえ戦いに迷いなどがなくアイドル仮面を超える強さ。
勝つことはできても倒すまでに時間がかかりそうです。
二瀬ちゃんが手こずっているとさらに1匹の無表情仮面が現れます。
ピンチの時、二瀬ちゃん側にも仲間が現れます。
素顔を見たことがなかったので最初は気づきませんでしたが、その正体は”大天使”でした。
大天使と二瀬ちゃんは2匹の無表情仮面を瞬殺することができます。
その頃、相川守の配下天使・日下部弥生は管理者により助けられ無事でした。
助けた理由は、日下部が元の世界で弁護士だったからです。
管理者は自身が神になろうとしていました。
しかしそもそも管理者は神を目指してはいけないというルールがあるため、管理者は日下部に自分の正当性を統括者に訴えて欲しいのです。
さらにユリを打ち倒して正当性を主張するつもりでした。
そうすれば自分こそが神にふさわしい存在だと証明され、統括者も管理者に神を目指す権利があると正式に認められるはずだと。
そのために管理者はもっとポテンシャルの高い「新しい体」を手に入れる必要がありました。
一方、十王と沖原はヘリを奪いコードの上空にいました。
最後の神のコードは塔の内部ではなく、塔の真上から見た地上絵だったのです。
しかし2人よりも先に、吉田がコードを取得してしまいます。
管理者は吉田の肉体に秘めている高い能力と、すぐにコードを取得する運の良さを評価し、吉田を新しい体に選びます。
弱みにつけこまれた吉田は、あっさりと管理者に体を委ねてしまいました。
吉田の体を借りた管理者は十王と殺し、沖原も動けなくさせてしまいます。
そして管理者はユリの元へ。
管理者の中に少しでも話せる部分があるなら話し合いもアリだと思っていたユリ。
しかし管理者と会話を交えそんなのは必要なかったと改めます。
「アンタ殺すわ。私から言うことはそれだけ。」
いよいよ管理者とユリの死闘が繰り広げられます。
ユリは神の力の一部を使い、自分の意思で都合のいいように空間を捻じ曲げます。
その理不尽な強さでユリは管理者との勝負に勝つことが出来ました。
ユリがとどめを刺そうとした時、統括者が現れます。
統括者は現在の管理システム及び運営システムの不備を認め、管理者の変更とトラブルシューティングのため「強制停止状態」に移行させます。
これは現在の「ターミナル・フェイズ」を停止し、機関の基本ルールも実行されないという処置であり、簡単に言うとこの機関での殺し合いが強制ではなくなるということ。
そうして管理者はユリとなり、ユリがこの機関の境界維持を任されることに。
しかしユリは理を超越した能力を発動してしまったため、その場で倒れてしまいます。
ユリを目覚めさせることができるのは、同じ能力を持つ者でもない限り対処は不可能でした。
このまま永遠に目を覚まさない可能性もあると告げられた理火は涙を流します。
その時、ユリの脳内世界に吉田が現れます。
吉田は自分が消えてしまう前に、ユリにお礼をしにきたのでした。
吉田は最後の力でユリを目覚めさせます。
「ただいま」と目を覚ますユリですが、まだまだやらなきゃいけないことは山積みです。
「今はまず休んだ方がいいだろ」とユリの体を気遣う理火に、ユリは「まことお兄ちゃん♪」と言います。
ユリは理火とは血が繋がっていないことを知っていたのです。
「まことお兄ちゃん」と言われた理火は驚き赤面するのでした。
完結
感想
あと何巻か続くのかと思っていたので突然の完結に驚きましたが、第2章も始まるみたいですね。
この結末は消化不良だったので、続編があると知り安心しました。
謎は多く残されたままなので続きに期待です!
ユリは覚醒してから割と早い段階で理火とは実の兄妹ではないと分かっていたのですねぇ。
それでも普段とあまり変わらなかったのは、最後の戦いに集中していたから?
それとも実は元から薄々と気づいていたから?
あとがきでは補足として色々書かれていたので、面白かったです。
ネタバレでは省略している部分が多いので、ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪