血海のノア最終巻ネタバレ

血海のノアの最終巻となる5巻のネタバジあらすじを紹介します。

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血海のノア|21話

カケルを血ナマコで探すカイザーですが、ノアの抜け殻となった少女が、娘のエヴァに戻ったと知り、それどころでは無くなります。

船は沈没するという噂が乗客たちにまで伝わり、パニック状態。

下位の吸血鬼たちは、ノアが居なくなったことで、統率が取れなくなり、まさに阿鼻叫喚といった状態です。

そんな中、カケルは姉弟を助け、船から脱出するため、甲板を目指していました。

ノアを取り込んだことで身体能力は飛躍的に上昇し、吸血鬼相手でも紙を破り捨てる程度の労力しかかけずに屠っていきます。

途中、困ってる人達を放っておくことも出来ず、助けれる範囲で手助けしていきます。

しかし同時に助けることに疑問を抱きます。

”なぜ助ける?俺は人間だ。その証拠にアイツらがムカつくんだ”

吸血鬼たちに対しての憎悪が確かにあることを確認し、外を目指します。

どれだけ深手を負っても、血を吸えばすぐに体は復活し動けるようになります。

カケルが先導していた避難者たちは一足先に甲板へとたどり着きました。

しかし、そこにはすでに多くの吸血鬼たちが居て、すでに長い時間、日にさらされています。

その内の一人の身体が発火すると、瞬く間に他へと燃え移り、アッと言う間に火の海になってしまいます。

そんな中、カイザーは唯一安全地帯となった非難ボートの上で、棺桶に入った娘との別れを惜しんでいました。

「ご愁傷さまです」

何食わぬ顔でそこへやってきたカケルは、カイザーこそがこの船の首謀者だと大声で叫びます。

既に、抵抗する気力を失っているカイザーは憎悪を目に灯した人間たちに嬲り殺しにされるのでした。

無事に救難ボートを確保し、船から脱出しようとするカケルでしたが、その時、数発の魚雷が船に直撃します。

瞬く間に船は沈み、数十時間後、奇跡的に救助されたのはたったの2名でした。

生き残った生存者は自分たちの置かれていた状況を知ります。

「よくクラスタ・ノアの船から生きて出られたね」

吸血鬼ノアはカイザーの娘に宿るときに、猫を巻き込んでしまい、自我を奪われてしまいます。

それを良いことにカイザーはノアを傀儡とし、操れる筈がない集団を支配していたのでした。

しかし、その行為はあまりに残虐で見るに堪えずに、排除されることが決まります。

そして実行したのは”人間保護団体リリー”という吸血鬼の組織でした。

ですが、生存者には船は原因不明で沈み、自分たちは人間を愛護する慈善団体だと説明します。

その様子を沈む船の中でカケルは聞いていました。

「自ら沈んだ?人間愛護?嘘つき」

カケルの両手にはあの姉弟が抱えられているのでした。

-完-

最終巻の感想

これで完結なんですかね?

何だかかなりモヤモヤが残る展開で、打ち切り感が満載でした。

とは言え、無料で読むことも出来るマンガなので、良しとしておきます。

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