五等分の花嫁8巻

五等分の花嫁8巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、ついに風太郎と五つ子たちの努力が実り2年生最後の期末試験で全教科赤点を回避することができました。
無事に進級することが出来き安心する中、二乃が風太郎に愛の告白をして・・・!?

8巻|ネタバレ

思わず告白をしてしまいドキドキの二乃。

なのになぜか風太郎は無反応。

それもそのはず、風太郎は風の音で二乃の言葉が聞こえていなかったのです。

聞かれてなくてむしろ良かった。

そう思っていた二乃ですが、改めて正面から気持ちを打ち明けます。

「返事何て求めてないわ。対象外なら無理にでも意識させてやるわ。あんたみたいな男でも好きになる女子が地球上に1人くらいいるって言ったわよね。それが私よ、残念だったわね!」

二乃の告白を一花は偶然にも聞いてしまいます。

二乃に告白されてからどんな顔をして会えばいいのか分からず家にも行っていませんでした。

春休み明けに家庭教師を再開するまで一旦距離を置けると思っていた風太郎。

しかし家族旅行で訪れた温泉宿で偶然にも五つ子たちに遭遇してしまいます。しかも父親付きです。

夜、五月に「話がある」と呼び出される風太郎。

「私たちはもうパートナーではありません。この関係に終止符を打ちましょう。」

意味が解らず問い詰めていると、五つ子たちの祖父に投げ飛ばされてしまいます。

「わしの孫に手を出すな。殺すぞ。」

五つ子たちの祖父と父親に邪魔をされ、なかなか五月の言葉の真意を確かめることができず。

へこたれているとらいはの携帯に五月から電話があります。

2人は父親の監視の目をかいくぐるために、温泉で仕切り越しに話をすることに。

五月の話を聞くところによると、昨夜風太郎と会ったのは、五月のふりをした姉妹のうちの誰かだったのです。

本物の五月が話したかったことは、ここ最近他の姉妹たちの様子がおかしいというものでした。

二乃も一花も三玖も四葉も春休みに入ってからどこか変なのです。

風太郎は姉妹たちが変な原因を探りつつ、偽五月を探し出すことになります。

しかし五つ子は、なぜか全員五月の変装をしており、誰が誰だかさっぱり分かりません。

「覚えているかしら?五つ子ゲーム。私たちが誰が誰だか当てて見なさいよ!」

五月の変装をしているのには理由がありました。

昔から5人はそっくり五つ子で、自他ともに認める仲良しさんだったのでした。

祖父もそれを見て喜んでくれていました。

しかしある日、四葉がみんなと違う格好をしてみたのです。

5人同じじゃない五つ子を見て祖父は仲が悪くなったのではないかとものすごく心配し、しまいに倒れてしまったのです。

それ以来、祖父の前ではそっくりな姿でいると決め、話し合いの結果、五月ということになったのです。

「だから春休みに入りこの旅行が決まってからちゃんと変装できるか不安で不安で・・・」と話す四葉。

四葉の様子がおかしかった原因はコレだったのです。

これで偽五月が四葉という線はかなり薄くなりました。

そんな中、風太郎は昨夜、偽五月を問い詰めている時についた傷の痕に気が付きます。

ふとももにかすり傷がついている人物が犯人だと気付く風太郎ですが、全員五月の変装をしているため、誰が誰だか分かりません。

そこで風太郎は、五つ子を完ぺきに見分けられる祖父に教えを乞うことに。

その頃、二乃は2人きりで一花に恋愛相談をしていました。

風太郎のことが好きな一花はなんとなく諦めさせようとするのですが、二乃の暴走は止まりません。

告白だけでは足りないからとキスをするつもりなのです。

二乃に手助けをして欲しいと頼まれ一花は断り切れませんでした。

泣いている一花に気づいた四葉は慰めます。

母が亡くなってからずっと姉妹のリーダーとして姉らしく振舞っていた一花を見ていた四葉は言います。

「一花だけ我慢しないでしたいことしてほしい・・・かな!」

四葉の言葉に道が開けた一花。

風太郎への気持ちを改めて自覚し、二乃との約束を破ります。

一方、三玖の足の傷に気が付く五月。

「三玖として言えなかった。フータローを大好きなのにあんなこと。」

仮にも教師と生徒の立場、今までは自分が一番の生徒になればいいと思っていました。

その一縷の望みも潰えた今、こうする他ありませんでした。

生徒と教師じゃ三玖とフータローの関係はずっと変わらないと思ったのです。

三玖の気持ちを知った上で、五月は「最後に上杉くんに会って欲しい」と頼みます。

五月に頼まれ五月の格好のまま偽五月を名乗り出る三玖。

正体を話そうとする三玖の口を止め、風太郎は自ら「せめてお前だけは俺から正体を暴く」と宣言します。

それが今風太郎が示せる五つ子たちと向き合う覚悟だと思ったからです。

今までの推理でいくと残る選択肢は、一花か三玖かの2択。

(もうやめてフータロー、こんなこと意味ないよ)
(フータローに私は見つけられない)

一花だと言い当てる風太郎に、三玖はあえて一花のふりをしてあげます。

涙目で立ち去ろうとした時、風太郎が「三玖か?」と言ってくれました。

後ろ姿がなんとなく三玖に見えたのです。

三玖は嬉しくて五月のウィッグを外し風太郎に抱きつきます。

(私を見つけてくれてありがとう)

生徒と教師という立場ですが、勉強だけが全てじゃないと分かった三玖。

勉強を諦めたつもりはありませんが、三玖は三玖を好きになって貰う何かを探すと決めます。

帰り際、鐘を2人で鳴らすとその男女は永遠に結ばれるという伝説がある「誓いの鐘」の下で、5人の内の誰かにキスをされる風太郎。

顔の見分けがつかず誰だか分かりませんでしたが、風太郎が彼女を特別に感じたのはきっとこの瞬間からでした。

9巻へ続く

感想

前巻ラストの二乃の告白は風音で聞こえてませんでしたっていうガッカリなオチでしたが、そんな生ぬるいオチを許さない二乃の行動に驚きました。

二乃がここに来てアクセル全開でぶっ飛ばしてきて面白くなってきましたよ。

デレてる二乃可愛すぎかよ。

三玖は安定の可愛さだし、悩みを乗り越えて参戦を決めた一花も愛おしすぎる。

四葉と五月は今から捲るのは厳しそうかなぁ。

ラストで風太郎にキスをした人物が誰なのか。今後の関係にも注目です!

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