王様ランキング2巻無料

話題のネット漫画「王様ランキング」2巻(14話~27話)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪

⇒王様ランキング2巻を無料で読む方法はこちら

前回、ボッス王の遺言は却下され多数決でダイダが新王となりました。
カゲはベビンに捕まり、ボッジの前から姿を消してしまいます。

旅に出る決意をしたボッジですが、その裏にはダイダの思惑があって・・・?

第14話

数日前、ベビンがダイダに王になることを報告しに行くと、ダイダはすでに知っていました。

ダイダは不安要素を取り除く為、自分に票を入れなかったアピスとサンデオを始末するようベビンに命じます。

その頃、ボッジはカゲとベビンを必死に捜していました。

ベビンの使いである大蛇のミツマタの巣穴へと行き、2人の居場所を尋ねるのですが、教えてくれませんでした。

ボッジに恩があるミツマタですが、同じようにベビンにも恩があるからです。

しかし大泣きして頼むボッジを見て、ミツマタは無事だということだけを伝えます。

ベビンはカゲと取引をし重大な任務を与えたと。

そのため当分の間、カゲは姿を見せることはないらしいのです。

そして確かなことは「あなたを慕う者はたくさんいる」ということでした。

ボッジはミツマタにお礼を言ってその場から立ち去ります。

その昔、ミツマタは人間に殺されかけたことがありました。

その時に救ったのがボッジでした。

第15話

ミツマタはボッジとわかれた後、城の敷地内でまたもや兵士にやられてしまいます。

殺されかけたその時、助けてくれたのは若き日のベビンでした。

ベビンはミツマタの傷ついた体を処置した後、巣穴を作りそこに逃がしてあげたのです。

それからもベビンはミツマタの安否を確認し餌を与えたりして保護していました。

それを見ていたボッス王は、ベビンを王直属の精鋭部隊に配属します。

「期待してるぞ、ヘビ野郎!」

何の因果か分かりませんが、大した出世をしたベビン。

ベビンはミツマタを幸運の神様だとその後も守り続けるのです。

第16話

若い頃のアピスは、才能に溢れていました。

しかし臆病な彼は全く才能が開花せず。

ボッス王はそんなアピスを抜擢し自身のそばに仕えさせます。

それからの彼はいつも傷だらけで、王自らが訓練していると思われましたが、その傷は明らかに人がつけたものとは別物でした。

そしてアピスは表情を表に出さなくなりました。

その頃から異様な迫力が出はじめ、彼の後ろに2人の死神を見た人までいるほどです。

ダイダの命を受けたベビンはアピスに襲い掛かります。

しかしベビンはアピスに返り討ちにされてしまいました。

「私はボッジ様を王にするぞ。ダイダ様お覚悟。」

アピスに殺されたベビンは、地の中に埋もれ姿が消えていきました。

第17話

ダイダがアピスとサンデオを辞めさせるよう命じたと聞いたヒリングは、ダイダに「何考えてるんですかっ!」と怒ります。

意見が合わなかったとはいえ、2人は長年仕えてくれた王の側近だからです。

ダイダは「それより」と兄・ボッジの処遇をヒリングに訊ねます。

「正直やりにくいんですよね、兄上だって居心地悪いんじゃないですか?どこかに隠居してもらえないかと・・・。」

隠居だなんて、そんなことヒリングが許しません。

「あの子はまだ精神的に幼いし、私が教育しないと・・・。」

ダイダはそれが納得いきませんでした。

一方ボッジは旅に出ることを決意。

ヒリングに許しを貰うため、ヒリングの部屋を訪ねます。

るわんるん気分でボッジにお茶菓子を用意するヒリングでしたが、ボッジの話を聞き血相を変え怒鳴ります。

「旅に出るなんてダメに決まってるでしょ!城でずっと大人しくしてなさい!大体あなたは王の兄なんだから!」

反対されたボッジは、身支度を整え勝手に城から出て行こうとします。

しかしヒリングから命を受けた兵士たちに見張られ部屋から出ることが出来ません。

第18話

ボッジは窓から脱出を試みます。

服を繋げてロープ代わりにし、それを伝って下へと降りようとするのですが、途中で長さが足りず宙ぶらりんに。

それを心配して部屋を見に来たヒリングに見つかってしまいます。

ヒリングはロープを手繰り寄せボッジを引き寄せるのですが、気づいたボッジが大暴れしたせいで下へと落ちてしまいます。

ヒリングはボッジを助ける為、咄嗟に窓から飛び降ります。

ヒリングは隣に居た兵士に足を捕まれ下に落ちずに済みました。

ボッジもなんとか運よく荷物がクッションとなり死なずにすみます。

ヒリングはありったけの力を使い、ボッジを回復させます。

力を使い果たしたせいでヒリングはその場で倒れてしまいました。

目が覚めたヒリングに、ボッジは「もう旅にでない」と約束します。

ホッとするヒリングですが、頭に浮かぶのはダイダの「惨めだと思いますよ、兄上」の言葉で・・・。

第19話

思えば幼い頃からヒリングはボッジのことばかり目につき、それが愛情ながらもきつく怒ってきました。

ヒリングはそんな自分の行動を反省し、ボッジに旅の許可を出すことを決めます。

ただし、ドーマスとホクロの2人を供につけることが条件でした。

ソードマスターのドーマスは護衛の役割を、ホクロは唯一志願してくれた兵士で、手話もできるので身の周りのお世話役を任せます。

目的地はヒリングの実家。

親に挨拶したらすぐに帰ってくるという約束でヒリングはボッジに旅をすることを許しました。

そうしてボッジは張り切って城を出ていきます。

その様子を見ていたダイダはにやりと笑います。

その瞬間、ヒリングはゾクッと背筋が凍り付くような嫌な予感を感じます。

それはボッジとダイダともう会えなくなる予感でした。

第20話

王国に王様ランキング協会の人がやってきます。

ボッス王が亡くなったことで新たにランキングを付けに来たようです。

一方、ボッジがいなくなり、ダイダはこれで良かったものかと少し悩んでいました。

魔法の鏡はそんなダイダの背中を押します。

「ダイダ様は正しいことをしているのです。将来の憂いを無くすために決断することは王の使命です。」

ダイダはボッジ暗殺の命を下していたのです。

魔法の鏡に背中を押され、ダイダはまた意志を強く持ち直します。

あとはボッスの死体から力を手に入れるだけ。

魔法の鏡にはこの力が必要だと言われるダイダですが、ダイダは自分の可能性に賭けたいと強く思っていました。

その頃、アピスはランキング協会の人と再会していました。

2人は過去に会ったことがあり、その時はボッス王の強さを目の前で見せつけられたものです。

「ボッス様は強さだけならランキング一位でしたよ」と話すランキング協会の人ですが、アピスはそのランキングにあまり良い噂を聞きません。

一位になった王は、神の宝物庫に入り好きな物を1つ貰うことができます。

噂では歴代の王は皆同じ物を選んだそう。

そしてその宝に魅せられ憑りつかれたように何かを探すようになるらしいのです。

その証拠に今までの一位は行方不明か、気が触れていました。

「神から何を頂戴するんだ?」

アピスは問いますが、ランキング協会は教えてくれませんでした。

第21話

旅に出たボッジとお供のドーマス、ホクロの3人。

ボッジは初めて見るもの全てに興味津々です。

旅の途中、3人は町に寄ることに。

ドーマスは買い出しへ、その間ホクロがボッジと一緒に行動することになるのですが、あっという間に人混みをすり抜けていくボッジを見失ってしまいます。

2人とはぐれてしまったボッジは、町の子供たちについていき人形劇を見ていました。

終わった後、お金の回収に来たのでボッジは鞄の中にあった金貨を渡します。

それを見ていた者が、ボッジが寝ている隙を狙い鞄ごと盗んでいってしまいました。

第22話

眠っているボッジを見つけ出すことができたホクロ。

ホッとしたのも束の間、ボッジの鞄がないではありませんか。

ドーマスに説教を受けているホクロを庇おうとするボッジですが、ドーマスには「あなたのミスは我々の責任なのです!」と言われてしまいます。

「ボッジ様、これだけは学んで下さい。みんなあなたのようにお金持ちではない。みんな一生懸命お金を稼ぐために生きているんです。そんな人たちに魔が差すような行為だけはしないでいただきたい!」

盗みを働いた者は、捕まってしまいます。

つまりボッジの行為は彼らの人生を台無しにするものなのです。

ボッジは今回の失敗を深く反省します。

鞄の中にはヒリングが両親にあてた手紙とその他もろもろ大事なものが入っていました。

それを聞いたドーマスは一瞬焦るのですが、すぐに笑いだし「仕方がない」と態度を急変します。

滑稽だ。私が何を心配しているんだか。

ドーマスがそんなことを思っていた時、ボッジの足下に鞄が置いてありました。

盗まれたはずなのに、なぜか中身も全て無事でした。

3人が夜ご飯を食べている時、ドーマスはホクロに問います。

「君は上からのどんな命令にも従う覚悟はあるか?」

ドーマスはどんな命令でも忠実に従い気苦労を1つでも減らすことが自分たち家来の使命だと思っています。

ため息をつくドーマスに、食べ物が足りないからだと勘違いをしたボッジは自分の肉をドッとドーマスの皿に盛ります。

無心に食べ物を頬張るボッジを見たドーマスは、「考えても始まらない」と自身も無心で肉を頬張るのでした。

朝になり街を出る3人。

ここからは当分町もなく、モンスターが出るかもしれない少し危険な旅になるでしょう。

第23話

森へと入るとさっそく魔物に遭遇します。

隠れながら奥へと進む中、ボッジは落とし穴にはまってしまいました。

穴の下は無数の槍が仕掛けられていましたが、ボッジは得意の回避術でなんとか無傷ですみます。

しかし下から叫んでも2人には気づかれず、ボッジは穴の奥にあった道を進むことに。

すると奥から灯が見えます。

中に入ると王冠被り毛皮で覆われた男がいました。

「俗世間の者か?久しぶりだ人と対するのは・・・。」

その時、動物の断末魔が聞こえてきます。

獲物が男の仕掛けた罠にかかったのです。

男は獲物にとどめを刺しヒョイっと担いで「一緒に来い」と言います。

怯えながらもついて行き男が指さす方向を見ると、別の世界の”何か”が新たな生物を生み出していました。

「ああして新たな生贄を私ら狩人に与えて下さる。」

男は和解のダンスを踊り出しボッジにも強要します。

これは肉体を去る者達へ許しを請い感謝を伝えるための儀式なのです。

息が切れるほど踊った後は、先程しとめた獲物の肉を一緒に食べます。

「私たちは他のものを殺し食べそして生きているのだ。」

男はボッジをじ~と見つめます。

「お前が次の私への生贄なのか?」

男は刃物を片手に立ち上がります。

恐怖を感じたボッジは急いで男の元から逃げ去ります。

そしてその後は無事ドーマス、ホクロの2人と合流することができました。

第24話

旅を進めると今度は殺風景な場所に出ます。

今夜はここで休むことに。

食事をとっているとボッジの食べようとした肉に投げナイフが刺さります。

周りを見渡すものの姿が見えません。

ドーマスは投げナイフを手に取って見た後、持っていた剣を鞘にしまいます。

「気配が感じられん。すでに去った後だ。」

ボッジとホクロが眠った後、ドーマスは起き上がってその場を離れ叫びます。

「ベビンっ!これはお前の投げナイフだろう!いるんだろっ姿を見せろ!」

ホクロたちには「おそらく盗賊だろう」と言っていたドーマスですが、犯人がベビンだということに気づいていたのです。

「私は味方だ!」

ドーマスはその後もベビンに向かって話し続けるのですが、ベビンは姿を見せませんでした。

翌朝、ボッジの肉を食べた動物の親子が死んでいました。

肉には毒が仕込まれていたのです。

親子の死を前にボッジは泣きじゃくります。

その時、ホクロは母が死んだときのことを思い出します。

大好きだった母が亡くなりお墓の前でホクロが泣いていると、まだ幼いボッジがお花と濡れたハンカチをくれました。

その後、ホクロがボッジの後を尾けると、王妃の墓の前にお花を添えてお墓にピトッとくっついているボッジがいたのです。

ホクロは動物のお墓を作ってあげることに。

「きっとこの親子はあの世で楽しく暮らしてますよ。」

あの世といえば、これから3人が通るところは「冥府への穴」別名「地獄の門」と言われている場所です。

冥府から怪物の侵入を許さず町が平和なのは、史上最強の騎士団「冥府騎士団」がいるからでした。

一国を滅ぼすほどの力を持ち、何より執念深い冥府騎士団。

地獄の門を前にドーマスは思い悩んでいました。

私は・・・私は!ボッジ様を・・・・

第25話

ドーマスは決意を固め、ホクロをその場から離します。

そしてボッジと2人きりになったところで地獄の門の側へ。

地獄の門は大きな穴から数分に一回大量の炎が巻き上がります。

まさに地獄の業火のように・・・。

ドーマスはボッジを穴の近くに誘導し後ろから突き落とします。

ボッジは地獄の門の中に真っ逆さまに落ちていきました。

ドーマスは気が狂ったように大笑いした後、膝をつき涙を流すのでした。

その頃、ダイダは悪夢にうなされていました。

パンドラの箱を開けると辺りが闇に包まれ、中からボッジが出てきます。

それは希望であり、最後に残ったダイダを救う希望だというのです。

ボッジは幾度も倒れますが、その度に立ち上がります。

そして挫けない強い心で災いを振り払うでしょう・・・と。

第26話

ダイダが王になったことでランキングは大幅にダウン。

協会の人からはおそらく90位ぐらいだと告げられてしまいます。

ダイダは父・ボッスの力を手に入れる覚悟を決めます。

その頃、ドーマスに突き落とされたボッジは、奇跡的に無傷で助かっていました。

鞄の中に潜んでいたカゲが助けてくれたのです。

ボッジはカゲとの再会に大泣きし喜びます。

第27話

カゲはずっとボッジのそばにいました。

塔から落ちた時も、カバンを盗まれた時も、毒肉を食べさせられそうになった時も、実は全部カゲが助けてくれていました。

敵だと思っていたベビンが、カゲにボッジの護衛を頼んでいたのです。

ボッジはカゲに連れられ、ボッジを最強の男にしてくれる奴に会いに冥府へ通じる道へと進みます。

一方、ダイダは、魔法の鏡の案内のもと城の地下へ。

大きな扉の近くにはボッスの忠実な家来が2匹おり、力を手に入れる手伝いをしてくれるというのです。

扉の中の部屋には色々な物が氷漬けにされており、ボッス王もまたこの時の為に死の直後より氷漬けにされていました。

2匹の家来は氷漬けのボッス王を機械で粉々に砕き、生き血を採取します。

ダイダはその光景を目の当たりにし青ざめるのですが、魔法の鏡は「ここからなのです」と言って・・・?

感想

読めば読むほどヒリング王妃が好きになっていきます。

ボッジを助ける為に迷わず窓から飛び降りる所とか、うきうきでクッキー缶開けるシーンとか、もうすごく愛情感じる。

王の兄っていうポジションだと安心だもんね。

それにダイダは嫉妬しているんだろうなぁ・・・それが分かるからダイダも一概に憎めない。

どう見ても悪人面のベビンのエピソードは優しいし、善人だと思っていたドーマスの腹の内が読めない。

人は見た目通りではないってところが面白い!

続きも読んでいこうと思います♪

漫画を読みたい方は、下の記事を参考にしてくださいね!

⇒王様ランキングを無料で読む方法はこちら