マンガ、九条の大罪2巻のネタバレあらすじを紹介します。
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9話から18話
九条には恩師と呼べる人たちが数人いました。
父が有名な弁護士だったからか、恩師たちは命日になると決まって連絡を入れてくれます。
その中でも、依頼人ファーストを心がける善の弁護士と、金持ちからふんだくり、報酬額の良い仕事をスピーディーにこなすことに精を出す悪の弁護士が居ました。
ある日、九条の元へ舞い込んできた依頼は、そんな悪の弁護士、山城祐蔵絡みの内容でした。
施設暮しだった父が社団法人に全財産を寄付するという遺言が見つかったのですが、遺族は父がそんなことする筈なく、騙されたのだと言います。
その社団法人は半グレが経営する介護施設でそこの弁護士は山城でした。
弁護士どうしは争わない、ましてやかつては師弟関係だった相手を訴えるなど、弁護士論理に反する。
一度は断った九条でしたが、もう一人の恩師に相談します。
山城は度々、悪事が噂されていたので、全てを語らずとも察した恩師は彼を止めれるのは九条しか居ないと、背中を押します。
各祖語を決めた九条は早速、山城と対峙するのでした。
依頼人の家族が居た介護施設はかなり酷いもので、入居者たちは監禁紛いの拘束をされ、与えられる食事はカップラーメンかインスタントカレーです。
しかも、人件費削減の為、作り置きのもので冷え切った状態で配られます。
嫌がる入居者には”胃ろうにするぞ”と脅します。
胃に穴を空けて、直接流動食を流し込むと言うことで、ただただ金の為だけに延命治療されている酷い内容です。
遺産相続の事に関しても完全にブラックのようで、度重なる躾けで最後は言いなりになっていたのだとか・・・
しかし、その事を暴くのは至難の業で、九条はまずは遺言書の開示請求から行うことにします。
無くなった家守さんは認知症が進んでいて意思疎通が出来なかったという路線で行くつもりのようで、出方次第では刑事告訴もするつもりです。
遺留分相当額で手を打とうと山城が提案しますが、九条の依頼人は全額返済が希望なので、それをあっさり断ります。
当然、向こうはブチ切れて、全面戦争となるのでした。
その間も施設の悪事は続いていて、従業員の一人は家守に拷問紛いの事をしながら、遺言を書く練習をさせていたと話します。
とは言えその証拠隠滅は徹底的に行っており、おまけに遺言を書いている動画まであります。
主治医から判断能力無しのお墨付きを貰うぐらいでしか、反論できない九条ですが、その医者も恐らく介護施設側の身内なんで、その線も難しいです。
費用対効果を考えると示談で手打ちにする方が賢明ですが、依頼人はあくまでも全額返還をして欲しいとのことで、別の方法を取ることにします。
頼ったのは半グレの壬生でした。彼は介護施設に部下を潜入させていて、内部情報を引き出します。
”有料老人ホームで虐待!?”
デカデカとネットニュースに取り上げられ、いよいよ九条の反撃が始まる!?
九条の大罪2巻の感想
今回はかなり胸糞悪いテーマでしたね。
日本を象徴するかのような問題で、介護施設での虐待はたまに本当にニュースになってるので、同じようなこといっぱいあるんでしょうね。
弁護士も悪の方をピックアップされて、裁判って本当に権力の強い方が勝つってことが多いんで、怖い世界です。
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