マンガ、くにはちぶの3巻ネタバレを紹介しています。
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くにはちぶ8話|不和と覚悟
たんぽぽが参加していることで、妙な緊張感がある合奏部。
しかし、都は断固として、たんぽぽを除け者にはしないと言います。
10年後にも胸を張れる自分で居たい。
そんな思いで、彼女はたんぽぽを補助し続けるのでした。
初めこそ、反対している後輩も居ましたが、徐々にその想いは消えていき、全員で演奏することに意味があると思うようになっていきます。
たんぽぽも、今は自分と友達でいてくれた人たちの為にも、ちゃんと学校で一年を過ごして卒業したいと考えていました。
本人の頑張りもあり、合奏部は徐々に息を合わし、後は卒業式で披露するのみとなります。
くにはちぶ9話|卒業式
いよいよ、卒業式当日
しかし、いつまでたっても卒業生たちが入場してきません。
実は一部の卒業生と保護者がくにはちぶが居る場所に入ることを拒絶したのです。
それに気がついたあざみは、保護者に頭を下げて、卒業式を続けさせて欲しいとお願いします。
都も同級生たちを説得し、たんぽぽが卒業する自分たちの為に、どれほど練習してどんな思いでこの場所に居るのかを伝えます。
説得の甲斐もあり、卒業式は無事に行われました。
皆が先輩たちとの別れを惜しむ仲、たんぽぽは一人眺めることしか出来ず、寂しい思いをしています。
都はたんぽぽが誰よりも頑張っていたことを知っていて、彼女を褒めれるのは自分しか居ないと決心します。
「父さん、母さん。ゴメン!私行くよ」
そう告げると都はたんぽぽの所へと駆け寄り、彼女を目いっぱい褒めてあげるのでした。
「せんぱい・・・ありがとうございました!!」
すぐさま逮捕されてしまう彼女に向け、精いっぱいの感謝の気持ちを伝えるのでした。
くにはちぶ10話|覚悟の代償
色んな人に助けられ、自分自信も強くなっているたんぽぽは、先輩の逮捕を悔やんでる暇は無い。と改めて気合を入れます。
絶対にみんなと卒業する!!その思いでヤル気が溢れてきます。
あざみもそんな彼女に何か出来ないかと、無視法についていろいろと調べてみます。
すると、過去に無視法を利用した首相殺害未遂事件が起きたことを知ります。
しかもその時の容疑者である抱を殺したのは、たんぽぽの監督官である踏でした。
監督官には無視法が適応されず、正当な理由があれば対象者を殺害することも出来るのです。
踏本人もその事を認めますが、不当な殺害はしないと断言するので、今はそれを信じるしかありません。
くにはちぶ11話|怒りの矛先
そんな頃、都の母親はたんぽぽのせいで娘が逮捕されてしまったと、殺意にまで達しそうなほど恨んでいました。
たんぽぽがのうのうと学校に通っていることが許せないようで、逮捕も辞さない覚悟で報復するつもりです。
そんな都母が突如、たんぽぽの自宅を訪ねてくるのでした。
自分の行いを世間に広く知らせるために、ネット配信者も同席させていて、たんぽぽの父に詰め寄ります。
都母の要求は、くにはちが他者を一切関わることの無いように、くにはちを持つ親は対象者を監禁する義務を負うというものです。
たんぽぽの両親は都母に土下座をして娘さんが逮捕されてしまったことを謝ります。
そんな様子を見ていたたんぽぽは逮捕された都先輩には謝るつもりは無い。と断言します。
無視しなければいけない自分に、普通に接してくれた先輩に謝るのは、彼女の気持ちをけなすのと同じで、逆に先輩のおかげで今後も学校に通うことが出来ると感謝の言葉を言います。
「私はよめなさんのおかげでこれからも学校へ行けます!!」
しかし、異常なまでにたんぽぽを恨んでいる都母は更に顔を引きつらせ、憎しみを倍増させるのでした。
4巻に続く