ノイズの最終巻である3巻のネタバレを紹介します。
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17話から最終話|ネタバレ
「俺はお前に大きな借りがあると思ってる」
圭太は全て自分が片づけると言い、準備の為、しばらくどこかへ消えます。
その数十分後、激しい炎に包まれる冷凍室。
すぐさま住人や駐在の岡崎がかけ蹴ますがすでに手遅れ、純は中に圭太と助役が残っていると説明します。
話の筋書きは、助役は以前からふるさと納税を着服していて、その証拠をつかんだ圭太がサシで話をしていたとのこと。
焼け跡からは圭太らしき人物が見つかり、住人たちは皆、圭太の死を悲しみます。
不審な点は多々あったものの、元々この村の駐在だった岡崎はすぐさま自分の立ち位置を理解したようで、本部には横領の事がバレないように村人たちに口を閉ざすようまとめ上げます。
しかし、そんな嘘は本部から駆けつけた刑事に通用する筈もなく。
”これが泉圭太だと?この死体は十中八九あの殺人鬼のモノだろう”
疑ってはいても、住人は口をそろえて死体は圭太だと言い張ります。
純は何度も取り調べを受け続けますが、これと言った証拠は見つかりません。
そこで警察は大規模な山狩りを行うこととします。
最新のドローンも導入するとのことで、徹底的に捜索するつもりのようです。
何とか、他の線でも証拠を上げようと、指紋採取の協力を要請しますが、イチジク農園の関係者は皆が指紋が消え去っていました。
フェシンと呼ばれる茎に内容されてる成分のせいらしいのですが、いよいよ八方塞がりとなります。
山の中で何者かが生活していた痕跡を見つけるも、連続殺人犯である鈴木のスマホが富士樹海の近くで見つかったことからいよいよ捜索も打ち切られるのでした。
ずっとこの事件に不信感を抱いていた畠山警部は納得がいかなかったようで、岡崎に詰め寄ります。
ですがそんな姿を住民に見られでもすればすぐさま集まってきて岡崎を援護するので、いよいよ事件は終末を迎えるのでした。
-3年後-
再び、猪狩町を訪れた畠山、純は現在、圭太の嫁と再婚しイチジク農園を継いでます。
泉圭太のことを諦めきれないのか、探りを入れる畠山。
家にはすでに圭太の遺影もあり、死亡扱いになってるのですが、娘の恵里奈が畠山の話に興味を持ってしまいます。
「3年も山で暮らすのは不可能だ。だが、支援してくれる第三者が居たら?」
畠山は生活基盤に必要な物資を未だに純が差し入れして援助しているのだと推測したのです。
刑事の読みは大当たりで、純は月に一度、メモで指定された物資を指定場所へ届けていました。
その事に気が付いた恵里奈は引き取り場所を探るべく、純のスマホを盗み見ます。
スマホ内にあったスケジュール帳から指定場所を特定し、毎月、早朝に純が出かけることを知っていたので先に待ち伏せします。
やはり恵里奈の予想通り、純は物資を置いてその場を立ち去ったので、取りに来るであろう圭太を待ちます。
ですが早起きしたうえ疲れてたのでそのまま眠ってしまい、物音で目を覚ました時には物資も父の姿もありません。
慌てて追いかける恵里奈でしたが、誤って崖下へ転落。足に木の枝が刺さり大怪我を追ってしまいます。
その頃、自宅では恵里奈が居ないことに気が付いた純と母。登山靴やリュックも無くなってることから圭太の事を知ったのだと推測します。
娘に何かあったのだと、全て打ち明け警察に救助隊を編成してくれるように頼みます。
ですが、警察が捜索を開始する寄り前に圭太が娘を探し出し、送り届けたのでした。
「輸血が必要なら俺の血を。手錠はその後でいいですか?」
娘の命より優先するものは何も無く、罪の全てを告白したのでした。
「お帰り、圭太」
「ただいま」
-完-
感想
全3巻と短い漫画ですが、内容はしっかりしていてすごく面白かったです。
打ち切りで終わる漫画は何だか後味がスッキリしませんがこのノイズは綺麗にまとまっていて、読んでよかったな。と思える作品でした。
無料で読む方法も紹介してるので気になる人は是非、使ってみて下さい。