ウマ娘 シンデレラグレ3巻ネタバレ

ウマ娘 シンデレラグレの3巻が発売されたので、さっそく読んでみました。

中央へ移籍したオグリですが、ここでも快進撃を見せてくれるんでしょうか!?

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17話から26話

中央へとやってきたオグリを出迎えたのは六平トレーナーでした。

キタハラが中央に来るまでは彼が面倒を見てくれるようで、軽く学園を案内してくれます。

ウマ娘の為の学園と豪語するだけあり、なんでも揃った最高の環境。

スクールモットーは”唯一抜きんでて並ぶ者なし”とまさに強者だけの学園です。

クラスメイトも一癖も二癖もある強者ぞろいですが、オグリの出走数と勝利数は圧倒的で、クラスメイトも闘志を燃やします。

この学園で全員が目指しているのはG1、中でも日本ダービーは全てのウマ娘の憧れの舞台です。

今年からクラシック級になったオグリもレースの出場資格があるのですが、ここで問題が発生します。

「クラシック登録?なんだそれは」

最も厳格なレースということで、さまざまなルールがあり、その一つがクラシック登録をしなければ出走できないというモノ。

移籍の件でドタバタしていたキタハラはスッカリ忘れていたようで、オグリにもそんな知識がある訳なく、今年のダービーの夢は断たれてしまうのでした。

しかし、オグリ自身は全く諦めるつもりは無いようで、シンボリルドルフに出場させて欲しいとお願いしに行きます。

そんな突拍子の無いお願いに思わず、吹き出してしまうシンボリルドルフですが、彼女であってもレースのルールを覆すことなど出来ません。

「ならば実力で覆す!!ルールも常識も!」

キツイ言葉を言われても全くひく気は無いオグリ。

彼女の初戦はG3のペガサスステークと決まります。

そのレースにはクラスメイトで一番オグリに突っかかってくるブラッキーエールも出場します。

さっそく、中央の芝になれる為、並走トレーニングを行いますが、六平は今のままではオグリの優勝は無いと確信します。

そんな中で迎えたレース当日。一番人気は中央でも実績のあるぶらっきエールです。

2番人気はオグリキャップですが、地方出の初レース重賞はほぼ不可能との前評判です。

六平は直前にオグリにフワっと走るようにアドバイスします。

素直にそれを聞き受けるオグリは、スタートするも後方へ位置取ります。

すると、六平の言ってることが分かりました。

練習では前を走るウマ娘にブロックされ、出るに出れなかったオグリですが、余裕をもって走ることで大外の広く空いたスペースを見つけます。

一気にラストスパートをかけるオグリは一瞬にしてブラッキーエールを抜き去り、一着でゴールするのでした。

このレースに最も衝撃を受けたのは、とある記者でした。

彼女の強さは”ホンマモン”と確信し、ダービーへ出場させるために観客を煽ります。

”求むオグリキャップ!!ダービー特例出走!!”

そんな見出しでデカデカと記事にします。

しかしそれだけでは不十分で、少し騒がれた程度だったのですが、オグリ自身がそれに油を注ぎます。

中央2戦目、実力人気共に十分なヤエノムテキ相手に、完全に自力で勝利したのです。

これをきっかけに、民衆の声はドンドンと大きくなり、いよいよ運営委員会も無視できなくなります。

記者は本気でオグリをダービーに出走させるつもりのようで、1万人以上の署名を持って、シンボリルドルフを訪ねます。

熱い思いでシンボリルドルフを説得する記者、自分が引退してから、スター不在を憂いていた彼女も同じ気持ちです。

そして、ついに彼女もオグリのダービー出走へと動くのでした。

いよいよ始まった日本ダービー当日。

日本最高峰のレースと言われるだけあり、出走者は人気のウマ娘ばかりです。

観客動員数15万人。

全てのウマ娘ファンが注目する中、一番人気のウマ娘が紹介されます。

「7枠20番!!ギリギリ滑り込んだカサマツのシンデレラ!!オグリキャップ!!!!」

ルドルフが最も苦しんだと言う日本ダービー。ここで新たなスターが誕生するのか!?

4巻に続く

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