クイーンズ・クオリティ3巻ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を書いています。
「黒」でも「真」でもない新たな女王に出会い、契約を交わした文。
力を使うたびにその代償として封印された過去の記憶が蘇っていく。
それを乗り越えた先に”真の女王”になる道があると知って・・・!?
※クイーンズ・クオリティ3巻の漫画を読みたい方は下の記事を参考にしてくださいね。
ここからは3巻のネタバレです!
3巻|ネタバレ
ある日タカヤに呼び出され、文のクイーンは希少なQ候補の中でも更に希少なケースだと聞かされます。
文自身の人格の他にQが二人いて、一人は世の中に禍をもたらす悪の力を持つと言われる”黒いQ”。
そしてもう一人、文が契約を交わしたというQは”白のQ”と呼ばれるものでこの世に二人といないあまりに希少な幻のQかもしれないと。
白のQについてタカヤたちが持つ情報はただ一つ。
10年前、白虎の掃除屋を中心に数千人の被害者を出した大厄災「白虎門の大病」の渦中なんらかの形で白のQが関わっていたということ。
大病が起こる直前、玄武の宗主・玖太郎の両親が白虎門に出向いており「彼らが隠しているのは”白”かも知れない。」と言い残し死んだと聞かされます。
その話を聞いた文は「まさか私が・・・」と考えるのですが、それは絶対にないとタカヤは断言します。
「お前はこれまで通り玖太郎と共に心を鍛えて真の女王を目指せ」
玖太郎への気持ちに気づいてしまった文。
一度意識してしまったらいつもの気安い仕草にまでドキドキ。
好きだけど玖太郎には小さい頃から心に決めた人がいると考え気持ちを抑えようとしています。
そんな中、玖太郎の姉・喜田川睦が家に帰ってきます。
睦は白虎門の管轄地区に長期出張しており、損傷した”間の扉”の修繕を任されています。
白虎門の大病により白虎の組織は事実上壊滅状態。
そのため青龍・朱雀・玄武の三門から人手を貸している状況。
睦は、先日感じた気配から文の特殊Qが「幻の白」ではないかということに各門も感づいているということを伝えるために帰ってきたのです。
「各門の者がそれぞれの思惑のために白のQを狙い仕掛けてくる可能性がある。」
同じ掃除屋でも各門の性質は違い、掃除屋としての在り方も、手法もQへの思いも扱いも違うと知る文。
権利権力に拘り好戦的で、女王の存在を害悪と捉えて忌み嫌う「青龍門」。
かつての大きな威信を失い迷走し、白の女王に関して重大な何かを隠し続ける「白虎門」。
のらりくらりと日和見で常にどこかの門にすり寄り、女王の存在を各門の勢力争いの道具のように捉えている「朱雀門」。
自分が利用される価値があることを知った文は、玄武と堀北家のみんなの役に立ちたいと改めて思います。
先代と文が買い物に出掛けている時、早速「青龍」に狙われ捕られてしまいます。
青龍は女王の扉を引き出そうと文に想像を絶するような苦痛を与え続けます。
私はただ生きてるだけでどうしてこんな・・・。
玖太郎が駆けつけるのですがやられてしまいます。
文は自分の中の黒い女王を見つけ出し受け入れます。
そうか、私の悪意がこれを産んだなら醜いのは私自身だ。認めよう。
文はこの黒い力で理不尽を捻り潰せるならそれでも構わないと黒のQと交代をします。
黒の女王を粛清しようとする青龍ですが力では勝てずねじ伏せられてしまいます。
「そこまでにしておけ、女王」
玖太郎は黒のQの暴走を止め無事全員助け出すことができます。
「なぜ貴女方はそんな危険な黒の女王を・・・」
不思議がる青龍に女王を育て制御する力があるから掃除屋の世界全体の宝として大切に守ると話します。
文は今回自分の中で黒の女王に会い、それを自分の悪意だと認めることができた。
悪意に支配される側から支配する側になる資格を得た文は次が肝心だと先代から試練を与えられます。
「あなたの中の黒い女王を殺しなさい。」
方法は自身で気づきなさいと言われた文ですが、方法もわからず不安に。
玖太郎に抱きしめながら添い寝をしてもらい、今だけだと涙を流します。
翌日は箒をその手に女王の階段を登っていくのでした。
感想
3巻では新たな掃除団体「青龍」が登場し、物語は核心へと動いていきます。
シリアスなシーンが多いのですが、そんな中でも文と玖太郎のやり取りに癒されます。
覚悟を決めている文もかっこいいし、それを支え守る玖太郎も素敵すぎます。
ネタバレだけでは説明しきれていない部分もあるので、無料で漫画の方も読んでみてくださいね♪